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ショートケーキの日(毎月22日 記念日)|由来はカレンダーの上の苺?誰が決めたのかも解説

毎月22日はショートケーキの日。22日の上に15が並ぶカレンダーの配置を苺のショートケーキに見立てた由来やカウベルとの関係を紹介。
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ショートケーキの日はどんな日?

✅ 22日の上に15があることが由来
✅ 15をいちごに見立てた記念日
✅ 仙台の洋菓子店カウベルが制定

毎月22日は「ショートケーキの日」です。由来を知るには、月間カレンダーの22日を見てみましょう。一般的な7日区切りのカレンダーでは、22日の真上に15日があります。15を「いちご」と読むと、22日の上に苺がのった姿になるわけです。

白いクリームと赤い苺を思い浮かべると、数字だけのカレンダーがショートケーキに見えてきます。そんな遊び心のある発想から、宮城県仙台市の洋菓子店「カウベル」が2007年に記念日を制定したとされています。

興味深いのは、カウベルの店舗が姿を消した後も、毎月22日という習慣が残っていることです。2026年にも苺スイーツ専門店ICHIBIKOなどが22日限定の商品を販売しています。記念日のアイデアが、約20年後も洋菓子店の企画に生き続けているのです。

ショートケーキの日の由来はなぜ毎月22日?

ショートケーキの日が毎月22日なのは、カレンダーの配置が理由です。一般的な月間カレンダーでは、同じ曜日の日付は7日ずつ離れています。22日の7日前は15日なので、15は必ず22日の真上に並びます。

ここで使われるのが「15=いちご」という語呂合わせです。「1」を「いち」、「5」を「ご」と読めば「いちご」になります。つまりカレンダーを縦に見ると、「22」の上に「15=いちご」がのっている形です。

日本で定番のショートケーキには、スポンジとクリーム、苺を組み合わせた姿があります。そのため「22の上に15」という数字の配置が、そのまま苺のショートケーキに重なりました。語呂合わせだけでなく、数字の位置まで利用している点が特徴です。

この記念日を制定したとされるのが、宮城県仙台市の洋菓子店「カウベル」です。複数の記念日資料では、制定年を2007年としています。1948年創業の洋菓子店を前身とするとの情報も伝えられています。

カウベルが実際に宮城県で洋菓子を手がけていたことは、公的資料からも確認できます。農林水産省の資料には「(株)カウベル」の名前が掲載されています。宮城県産小麦を使った洋菓子を開発した事例として紹介されました。

商品名も仙台らしさを感じさせます。「ずんだショート」「仙台味噌カステラ」「仙台味噌ラスク」などです。地域の素材と洋菓子を組み合わせる姿勢を持った店だったことがわかります。

一方、ショートケーキの日を制定した細かな目的や経緯は、現在確認できるカウベル自身の資料が限られています。「販売促進のためだった」などと理由を補って断定するのは適切ではありません。

カウベルは現在、かつての本店も閉店扱いになっています。事業停止の背景については、景気低迷や東日本大震災の影響を挙げる二次資料もあります。ただし、その原因を詳しく裏づける公的資料は乏しく、断定は避ける必要があります。

なお「15=いちご」という発想と、1月15日の「いちごの日」は分けて考えたほうが正確です。1月15日は「いいいちご」などの語呂合わせで広く紹介されています。2026年にもローソンが1月15日を「いちごの日」として商品企画を行いました。

毎月22日のショートケーキの日では、あくまで15という数字を「いちご」と読む発想が中心です。カレンダーの上下関係までお菓子に見立てたところに、この記念日の面白さがあります。

ショートケーキの日から知る日本のケーキ文化

ショートケーキの日を理解すると、日本独自の「ショートケーキ文化」も見えてきます。私たちが思い浮かべる苺とスポンジのケーキは、海外のshortcakeと同じものではありません。

日本のショートケーキは海外のshortcakeと違う

日本では、ふんわりしたスポンジにクリームを重ね、苺を飾ったケーキが代表的です。不二家も現在、苺とシャンテリークリームを組み合わせた商品を「苺のショートケーキ」として販売しています。

一方、英語圏のshortcakeには、ビスケット状の生地を使うタイプがあります。不二家は、日本でおなじみの形を「日本生まれの洋菓子」と説明しています。名前は同じでも、食感や構成にはかなり違いがあります。

日本式ショートケーキの歴史で大きな存在となるのが、不二家の創業者・藤井林右衛門です。不二家には1922年にショートケーキを発売した記録が残っています。当時の価格は1個8銭でした。

藤井林右衛門は1912年にアメリカへ渡り、現地の洋菓子を研究したとされています。その後、日本人の好みに合うよう柔らかなスポンジを使ったショートケーキを開発しました。不二家は2022年に発売100周年を迎えています。

ただし「日本で最初にショートケーキを作った人物」を藤井林右衛門だけに限定するのは慎重さが必要です。国立国会図書館のレファレンス事例では、コロンバン創業者の門倉國輝を挙げる説も紹介されています。日本式ショートケーキの発祥には複数説があるためです。

不二家について確実に確認できるのは、1922年に商品を発売したという自社記録です。「日本初」と「日本での先駆け」は分けて捉えると、歴史をより正確に理解できます。

「ショート」は小さいケーキという意味ではない

ショートケーキの「ショート」は、ケーキを短く切ったことから付いた名前ではありません。不二家は名称について、油脂のshorteningに由来する説など複数の説明があるとしています。

英語のshortには、お菓子の食感について「サクサクした」「もろい」といった意味もあります。アメリカなどのshortcakeに、ビスケットに近い生地が使われることを考えると理解しやすくなります。

そのため「短時間で作れるからショート」「小さく切ったからショート」といった説明だけを正解とするのは避けたいところです。語源については複数説があり、1つに確定していません。

苺と白いクリームが日本の定番になった

日本式ショートケーキの印象を決めているのは、赤い苺と白いクリームの組み合わせです。不二家が1922年に発売してから100年以上を経た現在も、この構成は代表的なスタイルとして残っています。

誕生日やクリスマスなど、祝いの席で見かける機会も多いケーキです。不二家もブランドの歴史の中で、誕生日や七五三、クリスマスとケーキとの結びつきを紹介しています。

毎月22日の由来が一目で伝わるのも、この姿が広く知られているからです。「22」の上に「15」があっても、苺をのせたケーキのイメージがなければ、この発想は成立しません。

ショートケーキの日と関係の深い人物やお店

ショートケーキの日で最も直接的な存在は、仙台の洋菓子店カウベルです。2007年に毎月22日を記念日として制定したとされ、この独特なカレンダーの見立てを広めました。

カウベルは宮城県産の素材を生かした洋菓子作りにも取り組んでいました。農林水産省の資料に残る「ずんだショート」は、その象徴的な商品です。苺だけでなく、仙台名物のずんだを洋菓子に取り入れていました。

日本のショートケーキそのものを語るうえでは、藤井林右衛門も欠かせません。1910年に横浜元町で不二家を創業し、1922年には同社でショートケーキを発売しました。現在の日本式ショートケーキを広めた先駆者の1人です。

さらに面白いのは、記念日の制定元が営業を終えた後も、22日を利用する洋菓子店が残っていることです。2026年8月22日には、ICHIBIKO南町田グランベリーパーク店が限定商品を販売しました。通常品の1.5倍の苺を使った「スペシャルショートケーキ」です。

香川県高松市の「カフェ シカ」でも、毎月22日に限定企画を実施しています。2026年8月22日には対象のショートケーキを税抜価格から100円引きとする企画が案内されました。

つまり、ショートケーキの日は2007年当時だけの企画で終わっていません。約20年後の2026年にも「22日の上に15」という発想が販売企画に使われています。制定した店がなくなった後も、アイデアそのものが残った珍しい例です。

ショートケーキの日に関するよくある質問

ショートケーキの日はなぜ22日なの?

22日の真上に15日があるためです。一般的な月間カレンダーでは、同じ曜日の日付は7日ずつ進みます。22日の7日前は15なので、毎月この上下関係になります。

「15」を「いちご」と読めば、「22の上にいちごがのっている」状態です。それを苺のショートケーキに見立てたことから、毎月22日になったとされています。

ショートケーキの日は誰が決めたの?

宮城県仙台市の洋菓子店「カウベル」が2007年に制定したとされています。複数の記念日資料や百貨店の紹介でも、この内容は共通しています。

カウベルという会社の存在は、農林水産省の資料からも確認できます。ただし、記念日制定時の詳しい目的を記した同社自身の資料は限られています。そのため、制定目的について推測で補うのは避けるべきでしょう。

ショートケーキは日本で生まれたの?

日本で一般的な「スポンジ+クリーム+苺」のスタイルは、日本で発達したものとされています。不二家には1922年にショートケーキを発売した記録があります。

ただし、日本式ショートケーキの発祥者には複数説があります。不二家の藤井林右衛門だけでなく、コロンバンの門倉國輝を挙げる資料も存在します。「誰が日本初か」は断定せず、複数説があると理解するのが正確です。

ショートケーキの日はカレンダーから生まれた甘い発想

毎月22日のショートケーキの日は、「22の上に15がある」というカレンダーの配置から生まれました。15を「いちご」と読めば、数字だけで苺のショートケーキが完成します。

2007年に仙台のカウベルが制定したとされ、2026年にも22日限定のショートケーキ企画が見られます。店を越え、時代を越えて残った発想です。

次に22日を迎えたら、カレンダーの1段上を見てみると印象が変わります。そこにある15を見つければ、白いクリームの上に赤い苺がのった1切れまで想像できそうです。

毎月22日はショートケーキの日。22日の上に15が並ぶカレンダーの配置を苺のショートケーキに見立てた由来やカウベルとの関係を紹介。

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