防犯の日はどんな日?
✅ 18の語呂で防犯を意識する日
✅ 毎月安全を見直す暮らしの合図
✅ セコムが制定した記念日
毎月18日の「防犯の日」は、家の鍵や窓、家族の帰宅ルールを見直すきっかけになる記念日です。
「防犯」と聞くと、玄関に防犯カメラを付けるような大がかりな対策を思い浮かべる人もいます。けれど、毎月18日に5分だけ玄関や窓を確認するだけでも、暮らしの中の小さな不安に気づけます。
この記念日は、1962年に日本で初めての警備保障会社として創業したセコム株式会社が制定しました。日付は「18」の数字を使った語呂合わせに由来します。
1を「棒」に見立てて「防」、8を「犯」と読む発想から、毎月18日が防犯を考える日になりました。数字の遊び心と、月1回の見直しやすさが重なっているところに、この日の覚えやすさがあります。
防犯の日の由来は毎月18日に安全を見直す合図
防犯の日は、企業や家庭、個人が毎月1回、防犯対策を見直すために設けられた記念日です。
制定したのは、東京都渋谷区神宮前に本社を置くセコム株式会社です。セコムは1962年7月7日に、日本警備保障株式会社として創業しました。現在の社名であるセコムは、警備やホームセキュリティを思い浮かべる言葉として広く知られています。
毎月18日になった理由は、「18」という数字の語呂合わせです。1を棒に見立てて「防」、8を「犯」と読むことで、「防犯」という言葉につなげています。カレンダーの18日を見るたびに、安全を思い出せる仕掛けです。
この記念日は、2012年にセコムが申請し、一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。2012年はセコムの創立50周年にあたる年でもあります。節目の年に、社会へ向けて防犯意識を広げる意味が込められました。
防犯対策は、年1回だけ確認して終わるものではありません。玄関の鍵、窓の補助錠、郵便受け、外灯、スマートフォンの位置情報設定など、生活の変化に合わせて確認する場所も変わります。
だからこそ、毎月18日というリズムが役立ちます。4月の新生活、8月の帰省、12月の年末など、月ごとに暮らしの動きは違います。18日を合図にすれば、家族で「今月は何を確認するか」を話しやすくなります。
企業や店舗にとっても、18日は点検の目印になります。事務所なら退勤時の施錠表、店舗ならバックヤードの出入口、駐車場なら照明の点灯時間を確認できます。家庭だけでなく、働く場所にも使いやすい日付です。
安全の見直しは、完璧な設備をそろえた人だけのものではありません。賃貸住宅の1Kでも、戸建ての庭付き住宅でも、確認できる場所はあります。18日という数字を味方にすれば、難しい防犯を「毎月の小さな家事」に変えられます。
防犯の日が伝えているのは、怖がって暮らすことではありません。いつもの生活に小さな確認を1つ足して、安心して眠れる夜を増やすことです。鍵をかけたか不安で玄関へ戻るあの数秒を、少しずつ減らしてくれる日でもあります。
防犯の日で知っておきたい18日の見直し習慣
防犯の日の魅力は、毎月18日という短い周期で暮らしの安全を整えられるところです。
防犯は、特別な道具を買った日だけ始まるものではありません。たとえば、18日の朝に玄関ドアの鍵を2回確認する。夜にはベランダの窓を閉め、郵便受けにチラシがたまっていないかを見る。これだけでも、家の状態を意識する時間になります。
家庭で見直しやすい場所は、玄関、窓、ベランダ、自転車置き場の4つです。玄関では合鍵の置き場所を確認します。窓では補助錠やクレセント錠のかかり具合を見ます。ベランダでは足場になりそうな物を片付けます。自転車置き場ではワイヤーロックの劣化を見ます。
1人暮らしの部屋では、帰宅時の動線も見直したい部分です。オートロックのマンションでも、後ろから人が入ってこないかを確認する。エレベーターではスマートフォンだけを見続けない。こうした小さな行動が、18日の習慣に向いています。
家族で暮らす家なら、子どもや高齢の家族との合言葉を決める方法もあります。たとえば、見知らぬ人から「お母さんに頼まれた」と声をかけられた時、家族だけが知る言葉を確認する。帰宅時間が変わる日は、LINEや電話で1回連絡する。ルールが2つあるだけで、心の負担は軽くなります。
防犯の日は、デジタル面の安全にもつながります。SNSに旅行日程を事前に書かない、住所が分かる写真を載せない、スマートフォンのロック番号を誕生日の4桁にしない。2026年の暮らしでは、家の鍵と同じくらい、情報の扱いも見直し対象になります。
外まわりの確認も、18日に向いています。夜の玄関前が暗い場合は、センサーライトの角度や電池を見ます。庭に脚立や収納ボックスが出たままなら、窓へ近づく足場にならない位置へ動かします。小さな片付けが、防犯の空気を作ります。
地域で考えると、18日は声かけの合図にもなります。町内会なら防犯灯の球切れ、学校なら通学路の見通し、マンションなら掲示板の注意喚起を確認できます。1世帯だけでは気づけない場所も、地域の目が加わると見えやすくなります。
防犯グッズを選ぶ時は、最初から10種類を比べるより、玄関用、窓用、外まわり用の3分類で考えると迷いにくくなります。玄関なら補助錠やドアスコープカバー、窓なら防犯フィルムや補助錠、外まわりならセンサーライトが候補です。
カレンダーアプリに「防犯の日」と登録しておくと、忘れにくくなります。通知は朝ではなく、帰宅後の19時や就寝前の22時にすると、玄関や窓を実際に確認しやすくなります。
毎月18日にすべてを完璧に変える必要はありません。1か月に1つだけ改善すれば、1年で12か所の不安が減ります。気づいたことをスマートフォンのメモに残すだけでも、次の18日に続けやすくなります。
防犯の日とセコムの歩みを知ると見え方が変わる
防犯の日と最も関わりが深い企業は、記念日を制定したセコム株式会社です。
セコムは1962年7月7日、飯田亮氏と戸田寿一氏によって、日本警備保障株式会社として創業しました。日本で初めての警備保障会社として生まれたことが、防犯の日の背景を考えるうえで大きな意味を持ちます。
創業当初は、巡回警備や常駐警備など、人が現場を守る警備から始まりました。1964年の東京オリンピックでは選手村の警備を担当し、社会の中で「警備保障」という仕事が知られるきっかけにもなりました。
1966年には、日本初の企業向けオンライン・セキュリティシステムを開発しました。人が見回る警備に加え、機械や通信を使って異常を知らせる仕組みが広がっていきます。防犯の日が毎月18日に見直しを促す背景には、こうした「先に備える」という考え方があります。
「セコム」という名称は、Security Communicationをもとにした造語です。1973年にブランドとして制定され、1983年12月に社名がセコム株式会社へ変わりました。防犯という言葉が、会社や店舗だけでなく家庭にも近づいていった流れがここにあります。
家庭向けのホームセキュリティや、位置情報サービスのココセコムなど、セコムのサービスは生活の場面へ広がりました。子どもの登下校、離れて暮らす親、車やバイクの所在確認など、安全を考える対象は1つではありません。
一般社団法人・日本記念日協会も、この記念日と関わりのある団体です。防犯の日は、セコムの申請を受けて認定・登録された記念日です。企業の取り組みが、カレンダー上の合図として広がった形です。
日本記念日協会の認定を受けた記念日は、商品やサービスの宣伝だけでなく、社会へ習慣を広げる役割も持ちます。防犯の日の場合は、家庭、企業、地域が「18日」を共通の合図にできます。町内会の回覧板や学校の安全メールにもなじみやすい考え方です。
さらに、7月5日と7月6日には「セコムの日」もあります。7を「セ」、5を「コ」、6を「ム」と読む語呂合わせです。毎月18日の防犯の日と、年1回のセコムの日をあわせて考えると、安全を見直す機会がより身近に感じられます。
防犯の日を知ると、セコムの歴史を企業紹介として見るだけでは終わりません。1962年から続く警備の考え方が、玄関の鍵を確認する1分や、家族に帰宅連絡を入れる1通のメッセージにつながっていると分かります。
防犯の日に関するよくある質問
防犯の日に関する疑問は、毎月18日の由来、制定した企業、家庭での過ごし方に集まります。
防犯の日はいつですか?
防犯の日は、毎月18日です。1年に1回ではなく、1月18日から12月18日まで毎月めぐってきます。
毎月設定されているため、季節に合わせた防犯を考えやすい記念日です。4月は新生活の鍵管理、7月や8月は旅行や帰省中の留守対策、12月は年末の戸締まり確認に向いています。
「防犯」という言葉は少し堅く聞こえます。けれど18日をカレンダーで見るたびに、玄関や窓を1か所だけ確認する習慣にすれば、暮らしに自然となじみます。
なぜ18日が防犯の日になったのですか?
18日になった理由は、「18」という数字を使った語呂合わせです。1を棒に見立てて「防」、8を「犯」と読ませることで、「防犯」を連想させています。
記念日は、覚えやすいほど暮らしに入りやすくなります。毎月18日という日付なら、スマートフォンのカレンダーにも登録しやすく、家族の予定表にも書き込みやすいです。
「18日は鍵の日」と家庭内で呼んでもかまいません。玄関、窓、自転車、SNSの4項目を順番に確認すれば、毎月の負担も重くなりません。
防犯の日には何をすればよいですか?
防犯の日には、5分で終わる見直しから始めるのがおすすめです。玄関の鍵、窓の戸締まり、郵便受け、外灯、スマートフォンの設定から1つ選ぶだけでも意味があります。
家族がいる場合は、18日の夕食後に「今月の安全確認」を1つ話す方法があります。子どもの通学路で暗い場所がないか、高齢の家族が知らない電話番号に出ていないかなど、暮らしに近い話題が向いています。
1人暮らしなら、帰宅直後の行動を見直すと続けやすいです。ドアを開ける前に周囲を見る、部屋に入ったらすぐ施錠する、宅配の受け取り方を決める。こうした3つの動作が、毎月18日の確認項目になります。
店舗や小さな事務所なら、閉店後のチェック表を18日に更新する方法もあります。出入口、レジまわり、倉庫、駐車場の4項目を見れば、見落としがちな場所に気づけます。家庭と同じく、無理なく続く形にすることが長続きの近道です。
防犯の日は18日に安心を積み重ねる記念日
防犯の日は、毎月18日に暮らしの安全を見直すための記念日です。
セコムが制定し、日本記念日協会に認定・登録されたこの日は、「18」の語呂合わせから生まれました。数字の覚えやすさに加え、月1回という続けやすい間隔があるため、家庭や個人の防犯習慣に取り入れやすい日です。
玄関の鍵を確認する。窓の補助錠を見る。SNSに留守予定を書かない。たった1つの行動でも、12か月続ければ暮らしの安心は少しずつ厚くなります。
防犯の良さは、不安を大きくすることではなく、明日の落ち着きを作ることにあります。夜、玄関の鍵を確認してから眠る時の静かな安心感。あの感覚を、毎月18日に少しずつ増やしていく記念日です。
毎月18日には、家や持ち物、家族との連絡ルールを1つだけ見直してみましょう。小さな確認が、夜の静けさを守る力になります。
