「苦汁(にがり)の日」(9月10日)はどんな日?
✅ 苦汁(にがり)の苦味から「9月10日」が記念日として定められた日。
✅ にがりは豆腐作りに欠かせない食材で、料理の調味料としても利用される。
✅ 赤穂化成株式会社が制定し、にがりの魅力を広める活動を行っている。
9月10日は「苦汁(にがり)の日」!知られざるにがりの魅力を徹底解説
毎年9月10日は、「苦汁(にがり)の日」として記念日が制定されています。
では、苦汁(にがり)とは一体何なのでしょうか?
にがりと言えば、和食の定番食材である豆腐を作るために使うものという印象が強いかもしれませんが、実はそれだけにとどまらない、様々な魅力を持つ調味料なのです。
今回は、そんな「苦汁(にがり)の日」の由来やにがりの魅力を、より深く掘り下げてご紹介します。
実際にどう使うか、どんな効果があるのかも紹介しますので、ぜひ最後までお付き合いください。
苦汁(にがり)の日の由来
9月10日が「苦汁(にがり)の日」として定められた背景には、数字の「9(く)」と「10(じゅう)」の音を合わせたことに由来します。
苦汁は、海水から塩を取り出した後に残る液体で、その名の通り舐めると「苦い」と感じます。その特徴的な味わいから、日付が「くじゅう」となったわけです。
この記念日は、兵庫県赤穂市に本社を構える赤穂化成株式会社によって制定されました。
赤穂化成株式会社は、食塩や苦汁(にがり)を中心に無機ミネラルを製造・販売しているメーカーで、特に「にがり」の製品に力を入れています。
2018年には、一般社団法人・日本記念日協会により正式に認定・登録され、毎年9月10日はにがりをもっと多くの人々に知ってもらうための活動が行われています。
苦汁(にがり)とは何か?
では、そもそも「苦汁(にがり)」とは何なのでしょうか?
簡単に言うと、海水から塩を取り出した後に残る液体が「にがり」です。その名の通り、舐めると苦味を感じます。
にがりには、主にマグネシウムやカルシウムなどのミネラルが豊富に含まれており、これらが私たちの体に良い影響を与えると言われています。
特に、にがりは和食の食材、特に豆腐作りには欠かせない存在です。
豆腐を作る過程で、にがりを加えることで豆乳を凝固させ、あのなめらかな食感と独特の風味を作り出します。
そのため、「にがり=豆腐作り」として認識されている方も多いと思いますが、実はそれ以外にもさまざまな使い方があるのです。
赤穂化成の「にがり」製品
赤穂化成株式会社は、にがり製品において非常に有名なブランドです。その製品の中でも特に注目されているのが、「天海のにがり」と「海の深層水にがり」です。
天海のにがりは、素材の旨味や甘味を引き出す働きがあるため、料理に数滴加えるだけで、コクとまろやかさが一気に増します。
例えば、味噌汁や煮物に少量加えることで、味に深みが出て、普段の料理がワンランクアップするのです。
海の深層水にがりは、特に豆腐作りに適したにがりです。
このにがりを使うことで、家庭でも簡単に、甘みのある美味しい豆腐を作ることができます。豆腐好きの方には、ぜひ試していただきたい製品です。
にがりの活用法:家庭料理に革命を起こす!
にがりの活用法は、実は豆腐作りだけにとどまりません。
日々の料理に少し加えるだけで、料理の味がガラリと変わることができるのです。
ここでは、いくつかの具体的な使用方法をご紹介します。
- 味噌汁に数滴加える
いつもの味噌汁に数滴の「天海のにがり」を加えてみてください。
にがりのミネラルが溶け込むことで、味に深みが増し、まろやかな味わいに仕上がります。 - 煮物や漬物の味を引き立てる
煮物や漬物に少し加えると、素材の旨味を引き出し、よりコクのある味わいになります。 - ドレッシングにプラス
サラダのドレッシングに「天海のにがり」をひと滴加えると、よりまろやかで深みのある味に。
にがりの風味が、野菜の味を一層引き立ててくれます。
にがりを使うことの健康効果
にがりは、ただの調味料ではありません。
その豊富なミネラル成分は、私たちの体にも良い影響を与えます。
特に、マグネシウムは体内でさまざまな生理的な作用を持ち、健康維持に役立つと言われています。また、にがりに含まれるカルシウムは骨を丈夫に保ち、日々の健康に貢献してくれるのです。
苦汁(にがり)の日まとめ
「苦汁(にがり)の日」は、にがりという食材の素晴らしさを改めて認識する日です。
豆腐作りだけでなく、家庭料理にひとさじ加えるだけで、味の深みとコクが増し、より美味しくなるにがり。その健康効果も見逃せません。
これを機に、ぜひ「にがり」のある生活を取り入れてみてください。
きっと、あなたの食卓がさらに豊かで美味しいものに変わることでしょう。
