家庭用消火器点検の日(1月19日)はどんな日?
✅ 「1」と「19」で「119(消防)」を想起させる防火意識向上の記念日
✅ 初期消火の重要性と消火器の点検意識を広めることが目的
✅ 一般社団法人・全国消防機器販売業協会(全消販)が制定
火災は「まさか」の顔をしてやってくる
「火事って、どこか遠くの出来事だと思ってた」
火災に遭った人の多くが、そう口にします。
テレビのニュースで見ては「大変そうだな」と思いながら、どこか他人事。
でも実際には、日本では1日におよそ100件もの火災が発生しています。
それは、毎日どこかで100人の誰かが、「まさか」の瞬間に直面しているということです。
火の手が上がったとき、何よりも大切なのは「初期対応」。
火が小さいうちに、適切に消すことができれば、家も命も守ることができます。
そして、そのとき活躍するのが――「家庭用消火器」。
1月19日は、そんな頼もしい赤いヒーローに、いま一度目を向けてほしいという願いから制定された記念日です。
「家庭用消火器点検の日」の由来と意味を詳しく解説!
「家庭用消火器点検の日」は、1991年(平成3年)に一般社団法人・全国消防機器販売業協会(略称:全消販)によって制定されました。
防火・防災に関する知識の普及や機器の適正利用を推進している団体で、その中心的な活動の一つがこの記念日の制定です。
記念日が1月19日なのは、「1」と「19」の語呂合わせで、緊急通報番号「119」にちなんでいます。
火災を防ぐ日、火災を意識する日としてふさわしいこの数字を取り入れたのです。
実は、11月9日にも「119番の日」があります。
こちらは総務省消防庁が定めた記念日で、119番への正しい通報を広めることが目的です。
対して、1月19日の「家庭用消火器点検の日」は、もっと身近な“家庭の防災”にフォーカスを当てた記念日。
特に、「消火器の存在を思い出してもらう日」としての役割があります。
消火器は、火を消す道具であると同時に、火を恐れないための“安心の象徴”。
でも、置いてあるだけでは意味がありません。
いざという時に“ちゃんと使える状態”であることこそが、大切なのです。
「家庭用消火器点検の日」に見直したい、消火器の3つのポイント
1. 消火器に「使用期限」があること、知っていますか?
消火器にも「賞味期限」があるのをご存知でしょうか?
一般的な家庭用消火器の寿命は、製造からおよそ5年〜10年が目安です。
使用していなくても、時間とともに中の薬剤が劣化したり、容器が錆びたりしてしまいます。
火災時に消火器が動かない…それは、想像するだけでも恐ろしい事態です。
2. 月に1回は“軽点検”をしよう!
点検といっても、難しいことは必要ありません。
以下のチェックを月に1度、5分程度で済ませましょう。
- 本体にサビやへこみはないか?
- 圧力計(ゲージ)の針は「緑」の範囲にあるか?
- ホースにひび割れや詰まりはないか?
- 設置場所がすぐ手の届く範囲にあるか?
どれか一つでも不安な点があれば、専門業者に相談するか、買い替えを検討しましょう。
3. 自分の家庭に合った消火器を選ぶことも大切!
一口に「消火器」といっても、実はさまざまなタイプがあります。
代表的なのは以下の3種です。
- 【粉末式】:コストが安く広く普及。家庭向き。
- 【強化液式】:冬でも凍りにくく、再発火しにくい。寒冷地向き。
- 【二酸化炭素式】:ガスで冷却。電気製品に最適。
どの消火器が適しているかは、家庭の事情によって異なります。
台所には強化液式、パソコンが多い部屋には二酸化炭素式、というように使い分けると効果的です。
「家庭用消火器点検の日」と深く関わる団体とその役割
この記念日の制定と普及の中心にいるのが、一般社団法人・全国消防機器販売業協会(全消販)です。
この団体は、日本全国の消防機器販売業者が加盟しており、適正な製品の流通・管理、ユーザーへの正しい情報提供を行っています。
全消販は、次のような社会的使命を担っています。
- 消火器や防災機器の普及と正しい使い方の教育
- 地域の防災訓練への協力や機材提供
- 安全・安心な暮らしを支える制度や基準作り
さらに、この記念日は一般社団法人・日本記念日協会により正式に認定されており、その意義と認知度が広がっています。
消防署や自治体の防災担当者もこの日に合わせ、住民に向けた講習会や展示会、パンフレット配布などを行うことがあります。
家庭用消火器点検の日に関するよくある質問
Q. 消火器を使ったことがありません。不安です…。
A. 使い方はとても簡単です。「ピンを抜いて、ホースを向けて、レバーを握る」だけ。動画や自治体の講習で予習も可能です。
Q. 古い消火器はどうやって捨てればいいの?
A. 通常のゴミには出せません。販売店や自治体指定の回収窓口に依頼してください。処分費用がかかる場合もあります。
Q. どこで買えば安心?ネットでも大丈夫?
A. 消火器は「消防法適合品」の表示があるものを選びましょう。できれば、地元の防災用品店や認定販売店での購入がおすすめです。
家庭用消火器点検の日のまとめ:赤い安心を、見落とさないで
1月19日は、「家庭用消火器点検の日」。
この日は、家族を守る“赤いヒーロー”の存在を見直すチャンスです。
火災は待ってくれません。
でも、備えることは今日からでもできます。
たった数分の点検が、命を救うかもしれません。
ぜひ、あなたの家の消火器に一度目を向けてみてください。
点検する習慣は、「安心」を守る第一歩です。
今日は何の日(1月19日は何の日)
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