もったいないフルーツの日はどんな日?
✅ 1本も残さず救う願いから毎月1日
✅ バナナから広がり多彩な商品に活用
✅ 株式会社ドールと日本記念日協会
見た目や熟し具合の問題で、まだおいしく食べられるのに活用されない果物があると知ると、少し切ない気持ちになります。もったいないフルーツの日は、そんな果物にもう一度光を当てるために生まれた記念日です。
この記念日を知ると、ただの販促イベントではなく、食べものを無駄にしない工夫や、フルーツに新しい価値を与える発想がぎゅっと詰まった日だとわかります。
毎月1日という覚えやすい日付にも、1つでも多く救いたいという強い願いが込められています。
制定したのは、東京都中央区日本橋箱崎町に本社を置く株式会社ドールです。
ドールは2021年9月に「もったいないバナナプロジェクト」を始め、その後はバナナ以外にも対象を広げて「もったいないフルーツ」へと展開してきました。記念日は2024年に一般社団法人日本記念日協会に登録され、毎月1日に関連商品の発信や活動の周知を進めています。
食べものを大切にしたい気持ちはあっても、日々の暮らしの中では食品ロスを自分ごととして考える機会は意外と多くありません。
だからこそ、毎月めぐってくるこの記念日は、買う人にも食べる人にも、果物の新しい見方をそっと手渡してくれる存在です。名前のやさしさの奥に、社会を少しずつ変えていこうとする芯の強さが感じられる日でもあります。
もったいないフルーツの日の由来が心に残る理由
もったいないフルーツの日が毎月1日になった理由は、とてもまっすぐです。
ドールが掲げたのは、「もったいないフルーツ」を1つでも多く救い出したい、1本も残さない、1個も無駄にしないという思いでした。その思いを数字の「1」に重ね、毎月1日が選ばれています。
単なる語呂合わせではなく、活動の姿勢そのものが日付になっているのが、この記念日の大きな特徴です。
ここでいう「もったいないフルーツ」とは、味や品質に問題がある果物ではありません。
厳しい規格から外れたもの、熟しすぎたもの、輸送や流通の途中で傷がついたものなど、食べられるのに活用しきれない果物を指します。
見た目や流通条件で選別される現実の中で、その果物たちにもう一度出番をつくろうという発想から生まれたのが、この記念日です。
しかも、この取り組みは「かわいそうだから助ける」という話だけでは終わりません。
救出した果物をおいしく食べてもらい、商品としても魅力を感じてもらい、さらに食品ロスへの意識も広げていく。そんな前向きな循環をめざしているところに、この記念日の価値があります。もったいないという感覚を、がまんや節約ではなく、うれしい選択へ変えているのです。
2024年に日本記念日協会へ登録されたことで、この活動は企業の一企画から、毎月思い出せる社会的なメッセージへと一段深まりました。
月に一度あるからこそ、季節ごとの商品や話題とも結びつきやすく、無理なく意識し続けられるのも魅力です。記念日としてのわかりやすさと、食品ロス削減という大切なテーマがきれいに結びついた、現代らしい記念日だといえます。
もったいないフルーツの日に知っておきたい広がり
もったいないフルーツの日をより興味深くしているのは、活動の始まりが「もったいないバナナ」だったことです。
ドールは2021年9月から、まだおいしく食べられるのに規格の問題などで活用されにくいバナナを救い出す取り組みを始めました。その後、考え方をバナナ以外の青果にも広げ、現在の「もったいないフルーツプロジェクト」へと発展しています。
この流れがおもしろいのは、活動が単発で終わらず、実際にさまざまな商品へ姿を変えている点です。
ドールの特設ページでは、もったいないフルーツを使った食品やスイーツが紹介されており、完熟バナナのカントリーケーキのように、規格外だった果物が新しい魅力をまとって店頭へ並ぶ例も確認できます。
ユーザーから見ると、社会にいいことをしている感覚だけでなく、純粋においしそうと思えることが大きいのです。
また、ドールは2024年10月の発表で、毎月1日を記念日にしたことに加え、開発者コミュニティとの連携やオフィス向け配達サービスなど、食べる場面を広げる動きも打ち出しました。
果物ロスを減らすには、ただ救出するだけでなく、受け皿を増やすことが欠かせません。その点で、もったいないフルーツの日は情報発信の節目であると同時に、新しい活用の入口にもなっています。
さらに近年は、このプロジェクト自体が外部からも評価されています。
2025年度の食品ロス削減推進表彰で環境事務次官賞を受賞したことが、2025年10月のドール発表で公表されました。
記念日をきっかけに知った取り組みが、社会的にも価値あるものとして認められているのは心強いところです。小さな共感から始まった行動が、きちんと実績につながっていることが伝わってきます。
もったいないフルーツの日と深くつながる人物や組織
この記念日と最も深くつながっているのは、もちろん株式会社ドールです。
日本法人としての株式会社ドールは1982年12月28日に設立され、創業は1965年までさかのぼります。現在の本社は東京都中央区日本橋箱崎町36-2 Daiwaリバーゲート11階にあります。
長年にわたり日本でフルーツを届けてきた企業だからこそ、売るだけでなく、食べられる果物をどう生かしきるかという課題に向き合ってきたことが、この記念日に表れています。
会社の歩みをたどると、ドールの背景も見えてきます。
ドールの歴史ページでは、2013年に加工食品とアジアの生鮮果実の事業を伊藤忠商事へ売却したことが示されています。伊藤忠商事も、2013年4月1日を取引実行日として公表しています。
こうした変化を経ながら、日本の食卓で親しまれるフルーツブランドとして事業を続け、その中から「もったいないフルーツ」の発想が育ってきたのは印象的です。
そして、もう一つ欠かせない組織が一般社団法人日本記念日協会です。
同協会は、名称や日付、由来などを審査し、認定されたものを正式な記念日として登録しています。もったいないフルーツの日も、この登録制度を通じて公的に位置づけられました。
記念日が広く親しまれるには、思いの強さだけでなく、社会に伝わる形に整える仕組みが必要です。その役割を担っているのが日本記念日協会です。
もったいないフルーツの日は、企業だけの話でも、制度だけの話でもありません。
果物を育てる人、届ける人、加工する人、買う人、食べる人がつながって初めて意味を持つ日です。だからこそ、この記念日は読むほどにあたたかい。誰かを責める日ではなく、みんなで少しずつよくしていこうと呼びかける日だからです。
もったいないフルーツの日に関するよくある質問
もったいないフルーツの日はいつ制定されたのですか
もったいないフルーツの日は、2024年に一般社団法人日本記念日協会によって認定、登録されました。
ドールが2024年10月に公開した発表でも、毎月1日を「もったいないフルーツの日」として日本記念日協会に登録したと案内しています。つまり、比較的新しく生まれた記念日ですが、背景にある活動自体はそれ以前から積み重ねられてきたものです。
もったいないフルーツとは傷んだ果物のことですか
いいえ、そうではありません。もったいないフルーツは、おいしく食べられるのに、規格に合わない、熟しすぎた、傷がついたなどの理由で活用されにくい果物を指します。
味が悪いからではなく、流通や見た目の条件で行き先を失ってしまう果物です。だからこそ、捨てる前に別の使い道を考える価値があります。
どんな商品や取り組みにつながっているのですか
ドールの特設ページでは、もったいないフルーツを使ったさまざまな商品が紹介されています。
焼き菓子やコンフィチュールのような食品のほか、企業やクリエイターとの共創による新商品開発の動きも進んでいます。
さらに、オフィス向け配達サービスなど、食べる場面を増やす仕組みづくりも行われています。記念日は知るきっかけであり、その先には実際の購入や利用という行動が続いているのです。
もったいないフルーツの日が教えてくれる大切なこと
もったいないフルーツの日は、毎月1日になるたびに、まだ食べられる果物の価値を思い出させてくれる記念日です。
1つでも多く救いたいというシンプルな願いが日付になり、商品や発信や取り組みへと広がっているところに、この日の魅力があります。
制定したのは株式会社ドールで、2024年に日本記念日協会へ登録されました。
背景には、2021年から続くもったいないバナナの活動があり、そこから対象がバナナ以外へ広がっていった流れがあります。食べものを無駄にしないという考えを、前向きでおいしい選択に変えている点が、多くの人の心を動かす理由でしょう。
毎月1日、果物売り場や関連商品を見かけたときに、この記念日をふと思い出せたら、それだけでも十分に意味があります。
おいしいを楽しむことが、未来のやさしさにつながる。もったいないフルーツの日は、そんな希望を日常の中でそっと育ててくれる記念日です。
毎月1日は何の日
資格チャレンジの日 | 釜飯の日 | あずきの日 | 省エネルギーの日 | Myハミガキの日 | もったいないフルーツの日

