今日は何の日(9月28日は何の日)
世界狂犬病デー | 情報へのユニバーサル・アクセスのための国際デー | パソコン記念日・パソコンの日 | プライバシーデー | ゴミ戦争宣言の日 | くつやの日 | 自動車中古部品の日 | 和光堂牛乳屋さんの日 | まけんグミの日 | いじめ防止対策を考える日 | パチンコ実践バラエティ番組『くずパチ』の日 | にわとりの日 | 秋の全国交通安全運動 | 結核予防週間 | 歯ヂカラ探究月間
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9月28日は何の日?9月28日の主な記念日をご紹介!
9月28日は、健康、情報、コンピューター、プライバシー、環境問題まで、現代社会につながる記念日が並ぶ日です。
代表的なのは「世界狂犬病デー」です。狂犬病ワクチンの開発に道を開いたルイ・パスツールの命日にちなみ、感染予防への理解を広げる機会となっています。
また、国連の「情報へのユニバーサル・アクセスのための国際デー」も9月28日です。誰もが必要な情報を得られる社会について考える日として位置づけられています。
日本では「パソコン記念日・パソコンの日」「プライバシーデー」「ゴミ戦争宣言の日」も知られています。1970年代のコンピューター普及や都市ごみ問題、1960年代の裁判まで、由来をたどると日本社会の変化が見えてきます。
世界狂犬病デー
世界狂犬病デーは、狂犬病の予防と根絶への理解を広げる国際的な啓発日です。毎年9月28日に行われ、Global Alliance for Rabies Control(GARC)が中心となって世界各地の活動を支えています。
日付は、フランスの化学者・微生物学者ルイ・パスツールの命日にちなみます。パスツールは1895年9月28日に亡くなりました。狂犬病ワクチンの開発に大きく貢献した人物として知られています。
世界的な啓発キャンペーンは2007年に始まりました。現在の9月28日という日付は、パスツールの功績を記念する意味を持ちます。日本の厚生労働省も毎年9月28日を世界狂犬病デーとして案内しています。
狂犬病は、狂犬病ウイルスによる人獣共通感染症です。WHOによると、人の狂犬病の最大99%は犬からの感染に関連し、症状が現れた後はほぼ100%致死的とされています。一方、咬まれた後に速やかな傷の洗浄やワクチン接種などを受ければ、発症を防げます。
WHOは世界の年間死亡者を約5万9000人と推計しています。負担はアジアやアフリカに大きく、人の感染例の最大99%が犬に由来するとされています。数字を見ると、予防できる感染症でありながら対策が届いていない地域が残る現実も見えてきます。
9月28日は、犬への予防接種だけを考える日ではありません。海外旅行中に犬や猫、野生動物に咬まれた場合の対応を知る機会でもあります。人の医療と動物の衛生を連携させる「One Health」は、2030年までに犬由来の人の狂犬病死をなくす国際目標にもつながっています。
狂犬病は、発症前の対応が生死を分けます。WHOは、疑わしい動物に咬まれたり引っかかれたりした場合、傷口を十分に洗い、速やかに医療機関で暴露後予防を受けるよう勧めています。記念日の意味を知ることが、そのまま具体的な予防行動につながる病気です。
情報へのユニバーサル・アクセスのための国際デー
情報へのユニバーサル・アクセスのための国際デーは、誰もが情報を求め、受け取り、活用できる環境を考える9月28日の国際デーです。英語では「International Day for Universal Access to Information」と表記され、IDUAIとも呼ばれます。
UNESCOは2015年の第38回総会で、毎年9月28日をこの国際デーとすることを決めました。さらに2019年10月15日、国連総会が決議A/RES/74/5を採択し、国連全体の国際デーとして位置づけました。
ここでいう「情報へのアクセス」は、インターネットが使えることだけを指しません。行政情報や公共データにたどり着けること、障害や言語の違いがあっても必要な情報を得られることなど、幅広い環境が含まれます。
情報が届かなければ、選挙、災害、教育、医療などで必要な判断が難しくなります。国連は、情報への普遍的なアクセスを表現の自由や報道の自由とも深く結びつく考え方として説明しています。
デジタル化が進むほど、情報量は増えます。その一方で、通信環境、読み書きの能力、障害への配慮、言語の壁などによって情報格差が生まれる可能性もあります。
9月28日は、情報を「公開する側」だけの記念日ではありません。学校、自治体、企業、メディアなどが、必要な人へ届く形で情報を提供できているかを見直す機会になります。
災害情報を例にすると、文章だけでなく音声、字幕、やさしい日本語、多言語表示などが必要になる場面があります。情報を公開して終わりではなく、受け手が理解し行動できる状態まで整えることが、ユニバーサル・アクセスの考え方につながります。
パソコン記念日・パソコンの日
パソコン記念日・パソコンの日は、日本のパソコン普及の転機となったNECの「PC-8001」と結び付けて語られる9月28日の記念日です。PC-8001は1979年に登場し、日本の個人向けコンピューター市場を大きく広げました。
一般には「1979年9月28日にPC-8001が発売されたことが由来」と紹介されています。ただし、NECの社史資料では発売時期を「1979年9月」と記したものがあり、9月28日を公式発売日として確認できる資料は限定的です。
そのため、9月28日を厳密な公式発売日と断定するより、「PC-8001の登場を記念する日として広く知られている」と捉えるのが適切です。日付の説明には資料による差がある点も覚えておきたいところです。
PC-8001の価格は16万8000円でした。Microsoftが開発したBASICを搭載し、ディスプレイやデータレコーダー、フロッピーディスク装置などの周辺機器にも対応しました。
その前段には、NECが1976年8月に発売したマイコントレーニングキット「TK-80」があります。秋葉原のサポート拠点「Bit-INN」には技術者だけでなく、大学生や高校生も集まりました。この熱気が、完成品の個人向けコンピューターを求める市場の形成につながります。
NECの社史によると、PC-8001は発売後3年間で約25万台を販売する大ヒットとなりました。個人が自宅でコンピューターを使う時代を広げ、1980年代の国産パソコン市場へつながっていきます。
スマートフォンやクラウドサービスが身近な現在も、その出発点にはこうした8ビットパソコンの普及がありました。9月28日は、日本の情報機器が一部の技術者向けから家庭や職場へ広がった過程を振り返る日として面白い記念日です。
プライバシーデー
プライバシーデーは、1964年9月28日に東京地方裁判所が言い渡した「宴のあと」事件の判決にちなむ日です。日本でプライバシーという考え方が法的な権利として認識される大きな契機になりました。
事件の発端は、三島由紀夫の小説『宴のあと』です。元外務大臣の有田八郎は、小説によって私生活を公開され、プライバシーを侵害されたとして、三島由紀夫や新潮社などを相手に損害賠償を求めました。
東京地裁は1964年9月28日、私生活をみだりに公開されない利益を法的に保護される権利として認めました。判決では、被告側に対して80万円の支払いが命じられています。
当時の日本では、「プライバシー」という言葉自体が今ほど日常的ではありませんでした。その中で裁判所が権利性を認めたことは、その後の個人情報や報道、表現の自由を考えるうえで大きな意味を持ちました。
この判決が扱ったのは、個人の秘密を守ることと、文学や報道などの表現をどこまで認めるかという衝突です。片方だけを無条件に優先する問題ではなく、現在のSNS投稿やニュース報道にもつながる論点を含んでいます。
インターネットやSNSが普及した現在は、写真、位置情報、検索履歴、個人データなど、1964年には想定されなかった情報が日常的に扱われています。公開の手軽さが増えた分、他人の情報をどこまで扱ってよいかという課題も身近になりました。
9月28日のプライバシーデーは、法律の歴史を知るだけの日ではありません。投稿前に本人の同意を確認する、住所や顔写真を不用意に公開しないなど、日常の情報発信を見直すきっかけにもなります。
ゴミ戦争宣言の日
ゴミ戦争宣言の日は、1971年9月28日に東京都知事の美濃部亮吉が「東京ごみ戦争」を宣言した出来事に由来します。高度経済成長期の東京で、ごみの急増と処理施設をめぐる地域負担が深刻になっていた時代です。
当時、東京23区から出る大量のごみは、江東区側の埋立処分場へ集中していました。収集車による交通量の増加、悪臭、ハエなどの環境被害が重なり、江東区では長年にわたって強い負担が続いていました。
一方、東京都は各区でごみを処理するため、清掃工場の建設を進めようとしていました。杉並区の高井戸では建設計画に反対運動が起こり、施設整備は難航します。
1971年9月28日、美濃部知事は都議会で「ごみ戦争」を宣言しました。杉並区の公式年表にもこの日付が記録されており、東京のごみ問題を全都的な課題として扱う転機になりました。
その後、1972年と1973年には、江東区が杉並区のごみ搬入を実力で阻止する事態に発展しました。つまり、搬入阻止が先に起きて宣言につながったのではなく、宣言の後も対立が続いたという時系列です。
杉並区の年表では、1974年11月25日に清掃工場建設をめぐる和解が成立したと記録されています。杉並清掃工場が本格操業を始めたのは1983年1月1日です。宣言から解決までには10年以上を要し、都市施設と住民合意の難しさを残す歴史になりました。
この出来事が問いかけたのは、「ごみを出す場所」と「処理する場所」を切り離してよいのかという問題でした。9月28日は、分別やリサイクルだけでなく、処理施設を地域でどう支えるかまで考えるきっかけになる日です。
9月28日その他の記念日
くつやの日 | 自動車中古部品の日 | 和光堂牛乳屋さんの日 | まけんグミの日 | いじめ防止対策を考える日 | パチンコ実践バラエティ番組『くずパチ』の日 | にわとりの日 | 秋の全国交通安全運動 | 結核予防週間 | 歯ヂカラ探究月間
9月28日は何の日 まとめ
9月28日は、感染症対策から情報社会、コンピューター、プライバシー、都市環境まで、社会の仕組みを考える記念日が重なる日です。
世界狂犬病デーは、1895年9月28日に亡くなったルイ・パスツールの功績と、現代の狂犬病予防を結びます。情報へのユニバーサル・アクセスのための国際デーは、2015年のUNESCO決定と2019年の国連総会決議を背景に持ちます。
日本では、PC-8001に結び付くパソコン記念日、1964年の「宴のあと」事件にちなむプライバシーデー、1971年の東京ごみ戦争宣言を記憶する日もあります。どれも、技術や権利、都市生活の変化を映す題材です。
さらに、くつやの日やまけんグミの日など親しみやすい記念日も並びます。9月28日の記念日をたどると、身近な生活と社会の歴史が意外なところでつながっていることが分かります。


