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クーパー靱帯の日(9月8日)は何の日?ワコールの想いと由来を徹底解説

クーパー靱帯の日を祝い、女性のバストケアと正しいブラジャー選びの重要性を伝える記念日
目次

クーパー靱帯の日(9月8日 記念日)はどんな日?

✅ クーパー靱帯の日は、語呂合わせ「ク(9)ーパー(8)」からワコールが制定した記念日。
✅ 女性のバストを支える「クーパー靱帯」の存在と、正しいブラ選びの大切さを広める日。
✅ 記念日を制定したのは、京都の下着メーカー・株式会社ワコールと、日本記念日協会。

クーパー靱帯って、知ってる?

「なんとなく最近、バストのハリが気になる…」

「ブラが合わないのか、肩がこるようになってきた…」

そんなふうに感じたことはありませんか?

それ、実は「クーパー靱帯」が関係しているかもしれません。

あまり知られていないけれど、女性のバストを“中から”支える、とても大切な存在が「クーパー靱帯(じんたい)」です。

皮膚でも筋肉でもなく、乳房の中に張り巡らされた繊細な組織。

このクーパー靱帯は、日々の生活習慣やブラの着け方ひとつで、知らず知らずのうちに傷んでしまうことも…。

だからこそ、年に一度、「私のバストと向き合う日」として設けられたのが――

**9月8日「クーパー靱帯の日」**なんです。

クーパー靱帯の日の由来|なぜ9月8日なのか?

この記念日は、京都市南区に本社を構える、下着メーカーの老舗・株式会社ワコールが制定しました。

その由来はとてもシンプル。

「ク(9)ーパー(8)」という語呂合わせから、9月8日が選ばれました。

でも、そこに込められた想いは、とても深いものです。

「クーパー靱帯って、なに?」という人にこそ、知ってほしい。

この靱帯は、一度傷んでしまうと二度と元には戻らない、とても繊細な組織です。

だからこそ、毎日のブラの選び方や着け方で守ることができるんです。

ワコールは、長年にわたって女性の身体に寄り添う商品を開発し続けてきました。

その中で見えてきた事実。

それは、「ブラを正しく着けていない人が、想像以上に多い」ということ。

サイズが合っていない
ホールド力が弱い
つける位置がずれている

これらが積み重なると、クーパー靱帯が徐々に伸びたり、損傷してしまう原因になります。

その結果、バストが下垂し、元の位置に戻らなくなってしまうのです。

だから、ワコールは言いました。

「正しい知識と、正しいブラジャー選びで、もっとバストを大切にしてほしい」

その想いを込めて、クーパー靱帯の日は誕生しました。

そしてこの記念日は、日本記念日協会によって正式に認定・登録されています。

クーパー靱帯の日の豆知識|実はあの人が名付け親?

クーパー靱帯(Cooper’s ligaments)という名称は、19世紀のイギリス人医師・アストリー・クーパー(Astley Cooper)に由来しています。

彼は乳房の構造を詳細に解剖し、この靱帯の存在と働きを初めて記録した人物です。

それ以来、この繊維状の結合組織は、彼の名前をとって「クーパー靱帯」と呼ばれるようになりました。

ちなみにクーパー靱帯は、以下のような働きを担っています:

  • バスト全体を内側から支える
  • 垂れを防ぎ、ハリと位置をキープする
  • バストの丸みや形状を保つ

そしてもうひとつ。

クーパー靱帯は、筋肉とは違い、鍛えることができません

いったん伸びてしまったり、切れてしまったら、自然に回復することはないのです。

だからこそ、日々のケアがとても大事。

それは「高価な美容液を塗る」なんて話ではなく、**「正しいブラを選ぶこと」**から始まります。

クーパー靱帯の日に深く関わる企業・人物とは?

この記念日に深く関わるのは、主に3者です。

株式会社ワコール(WACOAL)

1946年、京都で創業した女性用下着を中心とする大手衣料メーカー。

「美しさと快適さを両立させる」ことを理念に、70年以上にわたりブラジャーの研究・開発を続けています。

ワコールは、ただ商品を作るだけでなく、身体に合ったブラ選びの啓発活動にも力を入れてきました。

店舗での無料フィッティングサービス
正しい着け方講座の開催
データに基づいたバスト研究の公開

こうした取り組みが、「クーパー靱帯の日」の制定にもつながっています。

日本記念日協会

日本で記念日を公式に登録・管理している団体。

企業や自治体、個人などから申請された記念日を審査し、社会的意義が認められれば登録が認定されます。

「クーパー靱帯の日」も、その意義が認められたことで正式に登録され、広く社会へと発信されることとなりました。

アストリー・クーパー(Astley Paston Cooper)

1768年〜1841年に活躍した英国の解剖学者・外科医。

乳房の内部構造を研究し、「バストを内部から支える靱帯」の存在を発見。

その功績により、この組織は彼の名を冠して「クーパー靱帯」と呼ばれるようになりました。


クーパー靱帯の日に関するよくある質問

Q1. クーパー靱帯って、どこにあるの?
乳房の中、皮膚と乳腺の間にあります。細かい繊維が放射状に走り、バスト全体を内側から吊り上げるように支えています。

Q2. クーパー靱帯を守るにはどうすればいい?
一番大事なのは「自分に合った正しいブラジャー」を着けること。特に運動時にはスポーツブラを着用し、揺れによるダメージを防ぐことが有効です。

Q3. どうやってブラのサイズを正しく測ればいいの?
専門のスタッフがいる下着専門店(ワコール直営店など)で、実際に試着しながら測定するのがベストです。市販のメジャーでは誤差が出やすいため、プロに任せるのが安心です。

クーパー靱帯の日のまとめ|今日から始める、バストを守る習慣

9月8日の「クーパー靱帯の日」は、単なる語呂合わせの記念日ではありません。

それは、あなたのバストの未来を守る日です。

日々の生活で、無意識に負担をかけてしまっているかもしれないクーパー靱帯。

だけどその意識を、たった一日で変えることができるかもしれません。

今日からできる、小さな習慣を3つだけ。

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