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MBSラジオの日(9月6日 記念日)とは?ワイドFM90.6MHzで広がる音の未来を徹底解説

MBSラジオの日|9月6日の記念日とワイドFM90.6MHzに込められた毎日放送の想い
目次

MBSラジオの日(9月6日 記念日)はどんな日?

✅ MBSラジオがクリアなFM補完放送(90.6MHz)を開始したことを記念し、周波数にちなんで制定された日。
✅ 2016年、日本記念日協会により正式に「MBSラジオの日」として認定・登録された。
✅ 制定したのは、日本初の民間放送局であり大阪を拠点とする株式会社毎日放送(MBS)。

「ラジオって、まだあるんだね?」と思っているあなたにこそ知ってほしい

スマホ、SNS、ストリーミング。

「音」を楽しむ選択肢が無限に広がった今、「ラジオってもう昔のメディアなんじゃない?」と感じる人も少なくないかもしれません。

でも、ラジオにはラジオにしかない“人の温度”があります。

そして、そのラジオの未来を大きく変えた日が、毎年9月6日に訪れる《MBSラジオの日》です。

大阪・毎日放送(MBS)が、「ラジオを、もっとクリアに」「もっと身近に」と願って始めたFM補完放送(ワイドFM)90.6MHz

この“90.6”という数字にちなんで、9月6日が「MBSラジオの日」として制定されました。

音質の劇的向上だけでなく、地域防災や高齢者福祉への貢献も含めて、ラジオが果たす役割をもう一度見つめなおす。

それがこの記念日の本当の意味なんです。

MBSラジオの日の由来とは?〜「90.6」に込められた願い

「MBSラジオの日」は、株式会社毎日放送(MBS)が制定した記念日です。

その背景には、“ワイドFM”と呼ばれるFM補完放送のスタートがあります。

MBSは、AMラジオ1179kHzで長年放送を続けてきました。

しかし、AM放送は地形や建物の影響を受けやすく、「ビルの中では聞こえにくい」「雑音が多くて疲れる」といった声が少なからず寄せられていました。

そこで、2016年3月に新たに導入されたのが、ワイドFM(FM補完放送)=90.6MHzです。

ワイドFMは、従来のFM放送よりも広い周波数帯域を使い、AMの番組をそのままFMで放送できる仕組み。

音質は格段にクリアになり、家庭のラジオはもちろん、車載ラジオやスマホアプリでもより聞きやすくなりました。

この「90.6MHz」という数字が、「9月6日」という日付とリンクしているのです。

記念日としての認定は、同年、一般社団法人日本記念日協会により正式登録。

ただの語呂合わせではなく、技術革新と聴取者への想いが込められた日なのです。

MBSラジオの日にまつわる、ちょっと深掘りした豆知識

1. 実は「民間放送」第一号がMBSだった!

毎日放送(MBS)は、1951年に日本で最初に開局した民間ラジオ局。

つまり、日本の“民放”ラジオの祖とも言える存在です。

そこからテレビ・ラジオの二本柱を築き、70年以上もの間、大阪・関西の情報・文化を支え続けています。

そんなMBSが今もなお、ラジオ文化を進化させようとしていること自体がすごいですよね。

2. ワイドFM導入は全国的な流れだった

MBSだけでなく、NHKを含む多くのAM局が、災害対策や音質向上のためにワイドFMを導入しています。

都市部では高層ビルが電波の障害になることもあり、FM波の安定性が重要視されるようになったのです。

3. 「90.6MHz」って、どうやって決まるの?

この周波数は総務省の電波法によって割り当てられたもので、MBSがこの帯域を使用することが正式に認可されたものです。

似たように、「TBSラジオ」は90.5MHz、「文化放送」は91.6MHzと、局によって異なるFM周波数が設定されています。

つまり、「90.6」はMBSならではの“ID番号”のようなものなんです。

MBSラジオの日に関わる人物・団体とは?

株式会社毎日放送(MBS)

大阪市北区に本社を構える、関西を代表する放送局。

「ちちんぷいぷい」や「せやねん!」など、テレビでもおなじみの番組が多くありますが、実はラジオも超充実。

名物番組「ありがとう浜村淳です」や「それゆけ!メッセンジャー」など、関西人の生活に根付いた放送が今も続いています。

MBSは、聴く人の“心の居場所”になれるラジオを目指し、日々進化しています。

日本記念日協会

数多くの記念日を認定・登録する団体。

「MBSラジオの日」も、2016年に正式に登録され、公式な記念日として社会に認知されました。

記念日協会の登録があることで、ラジオ局内外で広報イベントやキャンペーンを打ちやすくなります。

放送技術者・アナウンサーたち

90.6MHzの開局にあたっては、技術スタッフの努力が不可欠でした。

また、アナウンサーやパーソナリティたちは、音質が向上したことでより細やかな声の表現が可能になり、リスナーとの距離も縮まりました。

MBSラジオの日に関するよくある質問

Q.「MBSラジオの日」って、何をする日?
特別なイベントは年によって異なりますが、MBSではこの日を記念して特番を組んだり、プレゼント企画が行われることもあります。ワイドFMの周知も兼ねています。

Q. ワイドFMってどうすれば聴けるの?
FMラジオ(90.6MHz)に対応した受信機器、またはスマホアプリ「radiko(ラジコ)」で聴取可能です。

Q. AMとFMの違いは何?
AMは振幅変調で遠くまで届く特性があり、FMは周波数変調で音質がクリアなのが特徴です。FMは都市部での受信に優れています。

MBSラジオの日を通して、ラジオの未来を考える

9月6日――この日が、ラジオにとっての大きな転換点だったこと。

“AMの時代”から、“FMの未来”へ。

それは、ただの周波数の違いではなく、「もっと多くの人に届けたい」という思いがつないだ技術と感情の架け橋です。

MBSラジオの日は、音質の進化を祝う日であり、そして何より、リスナーとラジオが、より深くつながる日でもあるのです。

テレビやSNSでは味わえない“声のあたたかさ”。

それが、90.6MHzを通じて、今も私たちの耳に届いている――。

どうか今年の9月6日、「MBSラジオの日」を、ほんの少しだけ意識してみてください。

あなたの暮らしの中に、ラジオが戻ってくるかもしれません。

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