クチコミの日(9月3日 記念日)はどんな日?
✅ 株式会社サイバーエージェントが、語呂合わせ「く(9)ちこみ(3)」から制定した記念日。
✅ 「口コミ」は「口頭でのコミュニケーション」の略で、マスコミに対する市井の情報手段として発展した。
✅ アメーバブログを運営する株式会社サイバーエージェントが制定・普及を進めている。
「口コミで決めた」
「レビュー見た?」
「SNSで話題だったから買った!」
これらの言葉、あなたも日常でよく使いませんか?
実は、私たちの生活は想像以上に“クチコミ”に左右されています。
買い物、外食、映画、旅行、家探し、人間関係すらも。
そして、そんな「クチコミ」にまつわる記念日が存在することをご存知でしょうか?
その名も――クチコミの日(9月3日)。
この記事では、なぜ9月3日が「クチコミの日」なのか、その由来や意味、誰が制定したのか、そして現代における口コミの役割やその威力について、たっぷりとご紹介していきます。
読み終わるころには、きっとあなたも「今日は誰かに、良い口コミを伝えてみよう」と思えるはずです。
クチコミの日の由来がよくわかる!なぜ9月3日なの?
「クチコミの日」は、インターネット広告やブログサービスで知られる株式会社サイバーエージェントが制定した記念日です。
本社は東京都渋谷区道玄坂。若者文化の発信地とも言えるこの地から、現代の“クチコミ文化”の象徴として記念日が生まれました。
なぜ9月3日なのか?
それは語呂合わせです。
「クチコミ」を「く(9)ちこ(3)み」と読み、9月3日が選ばれました。
記念日登録の目的は、ネット時代における「クチコミの価値と力」を改めて見直し、多くの人が正しい形で情報を共有し、信頼の輪を広げることにあります。
クチコミは、もともと「口頭によるコミュニケーション(口+コミュニケーション)」から派生した言葉。
つまり、人から人へ、信頼のある情報が「小さな輪」から「大きな波」へと広がっていくのが本来の姿です。
クチコミって本当はすごい?日常生活との深い関わり
では、「クチコミ」はどれほど私たちの生活に影響を与えているのでしょうか?
たとえば、以下のような場面を思い浮かべてみてください。
- レストランを選ぶときにレビューサイトを見る
- 新しいスマホを買う前にYouTubeで使用レビューを探す
- 子育てグッズや病院をママ友に聞いて決める
- SNSで「バズっている商品」をチェックする
これらすべてがクチコミの恩恵です。
特にネット上では、匿名ながらも「実際に使った人」の声として、評価が共有され、それが新たな購買を生む。
こうした「信頼の連鎖」がクチコミの最大の力です。
さらに、信頼だけでなく「共感」も生まれやすいのがクチコミの特徴です。
「私もそれ好き!」「同じ経験した!」といった声が集まることで、単なるレビューが“コミュニティ”を形成していくのです。
クチコミと企業戦略の関係とは?サイバーエージェントの狙い
記念日を制定したサイバーエージェントは、ただのお遊びで「クチコミの日」を作ったわけではありません。
この背景には、インターネット広告やマーケティング戦略における“口コミの価値”を企業として再評価する狙いがあります。
同社が運営する「アメーバブログ(通称アメブロ)」は、個人が情報を発信する場として2004年のサービス開始以来、圧倒的な人気を誇っています。
芸能人やインフルエンサーも数多く利用しており、彼らの投稿は一種の“クチコミの拡張版”として大きな影響力を持ちます。
サイバーエージェントは、このようなブログやSNSを介した情報の「自発的拡散」に注目しています。
広告のように一方的な情報ではなく、生活者同士がつながり、共感しながら情報を広めていく――これこそが、今の時代に合った“新しい信頼の形”なのです。
「クチコミの日」をきっかけに、企業も個人も「信頼される発信とは何か」を見つめ直す機会となることを期待されているのです。
口コミとSNS時代の関係性|炎上・UGC・拡散との違い
現代において、「口コミ」と聞いて思い浮かぶのはSNSかもしれません。
X、Instagram、YouTube、TikTok…。
個人が発信できる時代になり、クチコミの在り方も大きく変化しました。
ここで、混同されがちな用語を整理してみましょう。
- 口コミ:本来は信頼を基盤とした口頭または個人発信による情報。
- UGC(ユーザー生成コンテンツ):個人が自由に作成・公開した情報全般。口コミもこの一種。
- バズ(拡散):一時的に爆発的な注目を集める状態。信頼性とは限らない。
- 炎上:ネガティブな形で拡散され、社会的批判の対象になること。
口コミは、本来「信頼と共感」の延長線上にある情報です。
それに対し、炎上やバズは「話題性」が先行しがち。
信頼性が薄い情報ほど、拡散のスピードだけが先走ることもあります。
そのため、私たちは「どの情報が本当で、どれが危険か」を見極める力――情報リテラシーを持つ必要があるのです。
クチコミの日に関するよくある質問
Q1. クチコミって本当に信頼できるの?
A1. 結論から言うと「人による」が正解です。
本音が聞けるのが魅力の口コミですが、中にはサクラや偽レビューも存在します。
複数の情報を照らし合わせ、具体性のある口コミかどうかを見極めましょう。
Q2. サイバーエージェントはなぜ記念日を作ったの?
A2. 情報発信の重要性を社会に広めるためです。
インターネットの拡散力に頼る時代だからこそ、「誰が、どういう想いで」発信しているかを大切にしたい――そんな想いが込められています。
Q3. クチコミって悪いことも広がるよね?
A3. その通りです。
ネガティブな体験もクチコミとして広まる時代。
だからこそ、企業は誠実な対応が求められますし、私たち個人も「正直で思いやりのある」発信を心がけたいものです。
クチコミの日のまとめとあなたへの問いかけ
「クチコミの日(9月3日)」は、単なる語呂合わせから生まれた記念日ではありません。
それは、“信頼される情報とは何か?”という問いを私たちに投げかけている記念日です。
口コミがなかったら、私たちはどうやって物事を判断するのでしょう?
宣伝だけを頼りに買い物をしていたら、失敗も増えるかもしれません。
でも、誰かが「これ良かったよ」と教えてくれたら、その言葉は私たちの背中をそっと押してくれます。
クチコミとは、信頼の証。
そして、未来へつながる情報のバトンです。
だからこそ、「クチコミの日」に改めて考えてみませんか?
あなたが発する言葉が、誰かの人生を少しだけ明るくできることを――。
今日は何の日(9月3日は何の日)
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