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からしの日(7月16日 記念日)|和がらしの魅力と文化を味わう特別な一日

和がらしとマスタードの違いや活用法を紹介するからしの日(7月16日)の記念日解説ブログ
目次

からしの日(7月16日 記念日)はどんな日?

思い出してみてください。おでんを頬張るその瞬間、ツンと鼻に抜けるあの刺激。

納豆にからしを混ぜるひと手間が、味に「ピリッ」と締まりを与えてくれたあの感覚。

実は、そんな「からし」にも記念日があるのです。

7月16日は「からしの日」。

私たちの食卓を彩ってきた、あの名脇役の魅力を再発見する日です。

からしの日は、単なる調味料の記念日ではありません。

私たちの食文化に深く根ざし、四季折々の料理に溶け込んできた「和がらし」の存在価値を見つめ直す、大切な日です。

この記事では、からしの日の由来、和がらしの歴史や豆知識、さらには驚くような活用術まで、幅広くご紹介します。
読めばきっと、あなたも今日から「からしファン」になってしまうはずです!

✅ 日本からし協同組合の設立記念日
✅ 中央アジア原産の伝統スパイス
✅ 和がらしと洋がらしの辛さ比較

からしの日の由来|なぜ7月16日なの?

からしの日が制定されたのは、2017年。

記念日を定めたのは「日本からし協同組合」という、香辛料「からし」の製造業者による団体です。

その日付に選ばれたのが、1957年(昭和32年)7月16日。

これは、日本からし協同組合の前身である「全国芥子粉工業協同組合」が発足した日です。

つまり、からし業界にとっての“創立記念日”なのです。

60周年という節目にあたる2017年、これを機にからしの魅力をより多くの人に知ってもらおうと記念日として登録。

正式に日本記念日協会により認定されました。

制定の裏には、「和がらし」の魅力が見過ごされがちな現状を打破しようという強い想いがありました。

辛さだけでなく、香りや風味、料理への調和性まで、和がらしは日本の食卓にとって欠かせない存在なのです。

こうして7月16日は「からしの日」となり、和がらし文化の再認識を促す特別な日として親しまれるようになりました。

からしの日に学ぶ驚きの豆知識|辛味の正体と世界のカラシ事情

和がらしの辛味の正体とは?

和がらしの“ツンとくる辛さ”は、実は「シニグリン」という成分が関係しています。

これは種子に含まれるグルコシノレートの一種で、水と反応することでアリルイソチオシアネートという刺激成分に変化します。

この反応こそが、私たちが“鼻に抜ける刺激”として感じる辛味の正体なのです。

つまり、練りたてのからしほど辛い!

時間が経つと辛さは飛んでしまうため、「直前に練る」が美味しさの秘訣です。

洋がらし(マスタード)との違いは?

和がらしはセイヨウカラシナの種子から作られますが、洋がらし(マスタード)では白芥子や黒芥子が主流。

また、洋がらしは酢や砂糖が加わることで、辛さ控えめで酸味や甘みが際立ちます。

・ホットドッグに合うのが洋がらし
・おでんや納豆には和がらし

料理によって使い分けると、グッと味の完成度が上がります!

実は世界でも珍しい「和がらし文化」

インド、中国、ヨーロッパと各地で独自の辛味文化が発達しましたが、日本のように「おでん・納豆・餃子」に使うのは極めて稀。

和がらしは、まさに日本ならではの辛味文化なのです。

からしの日に味わう“美味しさの進化”|使い方・保存法・レシピ

からしの保存はどうする?

粉からしは湿気に弱いため、開封後はしっかり密閉し冷暗所へ。

一度水で溶いた練りからしは、冷蔵で1週間が目安です。

練る直前に粉と水を混ぜて作るのが一番おいしいですよ!

からしの簡単アレンジレシピ5選

  1. からしマヨネーズ
     → マヨネーズと練りからしを1:1で混ぜるだけ。サンドイッチに最高!
  2. からしバター
     → 室温バターにからしを練り込み、パンや焼き魚に。
  3. からし醤油だれ
     → 醤油、みりん、からしを混ぜて、焼き鳥や冷奴のタレに。
  4. 納豆からし炒飯
     → 納豆、からし、卵、ご飯を一緒に炒めるとピリ辛&香ばしさが絶品!
  5. 和がらしピクルス
     → 酢+砂糖+塩+からしで野菜を漬けて爽やか風味。

からしの辛さランキング(和がらし編)

1位:手練り和がらし(出来立て)
2位:チューブタイプの無添加和がらし
3位:市販のからしパック(納豆用)

辛さと香りを求めるなら、断然「粉からしから手練り」がおすすめです!

からしの日を支える人たち|協同組合と農家の想い

日本からし協同組合とは?

「からしの日」を制定したのは、香辛料製造業者が結集した「日本からし協同組合」。

組合は品質の統一、製造技術の共有、普及活動を通して「安心・安全で美味しいからし」の提供を目指しています。

原料・カラシナを育てる農家の存在

からしの味を決める最大の要素は「カラシナの品質」。

日本各地で契約栽培されるカラシナは、風味・辛味に優れた品種が選ばれます。

農家と製造業者が一体となって、「本物の辛さ」を守り続けているのです。

食文化の担い手:料理研究家とのコラボも

協同組合は料理研究家やレシピ開発チームと連携し、新たなからしメニューを提案。

からしを使ったスイーツやドレッシング、健康志向レシピなども次々と発信されています。

からしの日に関するよくある質問

Q1:からしは冷凍保存できるの?
A:粉からしは冷凍可能ですが、練りからしは風味が損なわれるため避けた方が無難です。

Q2:からしは美容に良いの?
A:辛味成分は血行促進に役立つと言われています。入浴剤に使う人もいるほど!

Q3:小さな子どもに使ってもいいの?
A:基本的に3歳以下の子どもには刺激が強すぎるため、控えるのが安心です。

その他の記念日

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盆送り火
閻魔参り・閻魔賽日
国土交通Day
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外国人力士の日
虹の日
からしの日
長瀞観光の日
ZEPPET STOREの日
夏を色どるネイルの日
トロの日
十六茶の日
いい色髪の日

まとめ|からしの日(7月16日)は和がらし文化を味わうきっかけ

からしの日は、単なる調味料の記念日ではありません。

日本の食文化に深く根ざした「和がらし」を再発見する、味覚と心を刺激する一日です。

香辛料としての背景、調理法、保存、健康効果──。

知れば知るほど奥が深い「からし」の世界に、あなたも足を踏み入れてみませんか?

からしを使った新しい一品に挑戦するもよし。

おでんを一層美味しくする技を披露するもよし。

この記念日をきっかけに、ぜひ日常に“ピリリと辛い刺激”を加えてみてください。

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