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潤滑油の日・オイルの日(7月10日)とは?由来・意味・潤滑油の豆知識まで徹底解説!

潤滑油の日・オイルの日をカラフルな紙細工で表現した記念日アート

機械を守り、地球を支える“名脇役”に感謝する日

突然ですが、皆さんは「潤滑油」と聞いて、どんなイメージを思い浮かべますか?

エンジンオイル?自転車のチェーンオイル?それとも整備工場の棚にある銀色の缶?

日常生活ではあまり意識することがないかもしれませんが、潤滑油は、私たちの生活の中で“当たり前すぎて気づかない”存在として、あらゆる場面で活躍しています。

そんな潤滑油の価値を見直し、その役割と重要性を広く知ってもらうために生まれた記念日が「潤滑油の日・オイルの日」です。

日付は「OIL(オイル)」という単語を逆さに見ると「710」に見える、というちょっとユニークな理由。

でも、この記念日に込められた思いは本物です。

潤滑油は、機械をスムーズに動かすだけでなく、エネルギーの無駄を減らし、環境にもやさしい“縁の下の力持ち”。

私たちが知らないところで、コツコツと仕事をしてくれているのです。

この記事では、「潤滑油の日・オイルの日」の成り立ちや意味、潤滑油の豆知識、そしてこの日に関連する組織や取り組みについて、わかりやすく・楽しく解説していきます。

あなたの身の回りにも、きっと“オイルの恩恵”を受けている場所があるはずです。

目次

潤滑油の日・オイルの日はどんな日?

✅「OIL」を逆にすると「710」になる語呂合わせ記念日
✅潤滑油の正しい知識と使い方を広める目的
✅省エネ・省資源・SDGsにも貢献できる記念日

潤滑油の日・オイルの日の由来とは?数字に込められた想い

潤滑油の日・オイルの日は、全国石油工業協同組合が制定した記念日です。

この組合は、潤滑油をはじめとする石油関連製品を扱う企業や団体をまとめ、業界の健全な発展を支えている重要な団体です。

記念日が7月10日になったのは、「OIL」という英単語を逆さまにすると「710」に見えるからという、ちょっとお茶目で覚えやすい理由から。

でも、その裏にはしっかりとした意図があります。

普段あまり注目されることのない潤滑油にスポットライトを当て、その大切さを知ってもらいたい。

そして、省エネ・省資源といった持続可能な社会づくりにも役立つことを、もっと多くの人に理解してほしい。

そんな想いから、この記念日は「潤滑油の日」の名称で一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録されました。

潤滑油ってそもそも何?役割と種類をやさしく解説!

潤滑油とは、金属同士の摩擦を減らすために使う油のことです。

主に以下のような役割を持っています。

  • 摩擦を減らして部品の損耗を防ぐ
  • 機械の動きをなめらかに保つ
  • 熱を奪ってオーバーヒートを防ぐ
  • 汚れやゴミを除去する洗浄効果
  • サビや腐食から機械を守る防錆効果

代表的な使用例は、車やバイクのエンジンオイル。

でも、それだけではありません。

  • 自転車のチェーン
  • エアコンのコンプレッサー
  • 工場の大型機械
  • エレベーターの巻上げ機構
  • 病院で使う医療機器の一部にも使用

これらすべてに、潤滑油は静かに、しかし確実に活躍しているのです。

目からウロコ!潤滑油の知られざる豆知識

潤滑油は単なる“油”ではありません。

実は科学の結晶とも言えるほど、緻密な調整がされています。

以下、知っておくとちょっと話したくなる豆知識をご紹介します。

●潤滑油の約90%はベースオイル

ほとんどは鉱物油や合成油でできています。

残り10%の添加剤が、その性能を左右する重要な要素。

●潤滑油は使い捨てではない!

エンジンオイルなどは定期的な交換が必要ですが、工場で使われる潤滑油の中には、再利用やろ過を前提に設計されたものもあります。

●食品グレードの潤滑油もある!

食品工場などで使われる潤滑油は、「万が一混入しても安全」であることが求められます。

潤滑油とSDGsの深い関係

潤滑油の日・オイルの日は、地球環境の保護にも深く関係しています。

摩擦を減らすことで、エネルギー消費を抑える。

機械の寿命を延ばすことで、廃棄物を減らす。

これらの効果は、SDGs(持続可能な開発目標)の中でも、

  • 「エネルギーをみんなに そしてクリーンに」
  • 「つくる責任 つかう責任」
  • 「気候変動に具体的な対策を」

といった目標に貢献することができます。

記念日をきっかけに、私たちが普段どれだけ潤滑油に助けられているかを再確認することは、未来の地球を守る小さな一歩になるのです。

潤滑油の日・オイルの日に関係する団体の取り組みとは?

記念日を制定した「全国石油工業協同組合」は、潤滑油業界の品質向上・安定供給・安全管理をリードする存在です。

この組合は、記念日を通して以下のような活動を行っています。

  • 潤滑油の正しい使い方を啓発するセミナー
  • 環境に配慮した潤滑油製品の開発支援
  • 消費者向けのパンフレットや動画の配信

こうした活動により、「油=汚い、環境に悪い」というイメージを払拭し、「油=環境を守るパートナー」という新しい理解を広げています。

潤滑油の日・オイルの日に関するよくある質問

Q1:潤滑油って全部同じじゃないの?
A1:いいえ。用途によって粘度や成分が全く異なります。エンジン用、自転車用、工業用では種類が違います。

Q2:家庭でできる潤滑油の活用法は?
A2:ドアのきしみ、自転車のチェーン、家具の滑り部分などに。ホームセンターでも用途別に売っています。

Q3:潤滑油の交換を怠るとどうなるの?
A3:摩擦が増えて機械が劣化しやすくなり、故障や火災のリスクも高まります。


潤滑油の日・オイルの日をきっかけに、小さな見直しを

潤滑油の日・オイルの日は、見過ごされがちな“名脇役”に光を当てる日です。

家庭や職場、あらゆる場所で使われている潤滑油。

その存在に少しでも興味を持ち、正しく使うことが、省エネや安全、さらには環境保護につながります。

この記念日をきっかけに、ぜひあなたの身の回りの「油のある風景」を探してみてください。

思いがけないところで、潤滑油があなたを支えてくれているかもしれません。

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