データ・プライバシーの日(1月28日 記念日)はどんな日?
✅ 欧州評議会が「データ保護条約」制定を記念して定めた日。
✅ Facebookの普及期に若年層向け教育活動が始まったことが背景。
✅ 欧州評議会、アメリカFTC、カナダ政府などが深く関与している。
デジタル社会の今だからこそ大切にしたい「データ・プライバシーの日」
「スマホがあるから、なんでも便利にできる」
そんなふうに感じている人は多いと思います。
でも、スマホを使うたびに、私たちは自分の「情報」を少しずつ誰かに渡していることに気づいていますか?
ネットショッピングをするとき。
SNSで日常を投稿するとき。
アプリをダウンロードしたとき。
そのたびに、名前やメールアドレス、位置情報、趣味嗜好など、私たちの個人情報がインターネットのどこかに保存され、共有されています。
それって…本当に安心していいことでしょうか?
1月28日は、そんな「情報社会」との付き合い方を改めて見直すための記念日、「データ・プライバシーの日(Data Privacy Day)」です。
この日は、プライバシーを守る大切さを世界中の人たちが一緒に考える日。ちょっと固そうに聞こえるかもしれませんが、実は私たちの生活に、とても身近な問題なんです。
データ・プライバシーの日の由来──きっかけはヨーロッパの“ある条約”
この記念日の始まりは、2007年にさかのぼります。
EU(ヨーロッパ連合)のもとで活動する「欧州評議会(Council of Europe)」が、「データ保護条約(Convention 108)」の採択25周年を記念して、1月28日を「データ保護の日(Data Protection Day)」と定めました。
この条約、実は世界で初めて「個人情報の国際的な保護」を定めた法律文書なんです。
1981年1月28日に署名されたこの条約が、現代の個人情報保護法の原型となり、今や世界中の国がこの精神を元に自国の法律を整備しています。
EU内では、すでに2007年からこの日を記念日として取り上げ、2008年からはアメリカ、カナダも参加。
現在では世界中の政府機関、教育機関、企業が参加するグローバルな啓発活動の日になっています。
ちなみに、英語では「Data Privacy Day(データ・プライバシー・デイ)」とも「Data Protection Day(データ・プロテクション・デイ)」とも呼ばれますが、どちらも同じ日を指します。
表現が違うのは、「個人の自由(プライバシー)」に重点を置く国と、「情報の保護(プロテクション)」を重視する国とで、視点が少し違うからです。
なぜ今、データ・プライバシーがこんなに大事なの?
2007年の記念日制定当時、SNSはちょうど世界に広まり始めた時期でした。
特にFacebookが欧米の若者たちの間で一気に広がり、「誰もが世界中に自分のことを発信できる」時代が到来したのです。
でも、同時にトラブルも急増しました。
- 友達の写真を無断でアップしてトラブルに
- 個人情報が拡散されて身元がバレる
- 会社の愚痴をSNSに書いて内定取り消しに
このような出来事は、他人事ではありません。
あなたの投稿ひとつで、大切な誰かのプライバシーを傷つけてしまうこともあるのです。
「データ・プライバシーの日」では、特に10代や若い世代を対象に、こうしたSNSのリスクや、情報を守るための正しい知識を伝える教育活動が盛んに行われています。
どんなイベントや活動が行われているの?
この日は、世界中でさまざまなイベントが行われます。
たとえば:
- 学校や大学での特別授業・ワークショップ
SNSの危険性や、安全な使い方について、講師を招いた授業が行われます。 - オンラインセミナーやライブ配信
専門家による講義や、企業の情報管理についてのプレゼンテーションが行われます。誰でも無料で参加できるものも多数。 - SNSを使った啓発キャンペーン
「#DataPrivacyDay」などのハッシュタグで、自分のプライバシー意識をシェアする運動も展開されています。 - 子どもや親を対象とした家庭教育プログラム
家庭内でできるプライバシー教育の方法についても、多くの教材やプログラムが提供されています。
どの活動にも共通しているのは、「他人だけじゃなく、自分自身を守るために情報の扱い方を学ぼう」という姿勢です。
実は怖い?情報漏えいのリアルな事例
最近では、日本国内でも有名企業や行政機関が情報漏えい事件を起こすケースが相次いでいます。中には何万人分もの個人情報が流出し、大きな社会問題に発展したこともあります。
また、個人レベルでも「フィッシング詐欺」「なりすまし被害」「クレジットカード情報の流出」など、日常生活に深く関わるリスクが潜んでいます。
だからこそ、「知らなかった」「うっかりミスだった」では済まされない時代に入ってきているのです。
データ・プライバシーの日は、そんな現実に目を向け、自分を守る力を身につけるための大切な節目の日とも言えるでしょう。
データ・プライバシーの日と関わりの深い人物・団体とは?
この記念日に最も深く関わっているのは、やはり欧州評議会(Council of Europe)です。データ保護条約を生み出し、啓発活動を牽引してきた中心的な組織です。
さらに、アメリカ連邦取引委員会(FTC)や、カナダ政府も早くから参加し、自国での記念日制定やイベント開催を主導しています。
また、IT企業やSNS運営企業(Google、Meta=旧Facebook、Appleなど)もこの日を意識し、プライバシーポリシーの見直しや、情報管理強化の発表を行うこともあります。
こうした国際的な連携があるからこそ、「データ・プライバシーの日」は世界的なムーブメントとして機能しているのです。
データ・プライバシーの日に関するよくある質問
Q1. 日本には「データ・プライバシーの日」はあるの?
現在、日本では「データ・プライバシーの日」として国が正式に定めているわけではありません。
ただし、民間団体や企業、学校ではこの日に合わせた啓発活動が行われています。
また、日本では5月30日を「個人情報保護の日」としています。
Q2. 一般の人でも参加できるイベントはある?
はい、あります。
オンラインで開催されるセミナーやウェビナーなら、事前申込みするだけで誰でも視聴できます。
SNSでのキャンペーンにも気軽に参加できます。
Q3. 自分のプライバシーを守るためにすぐできることは?
たとえばこんなことが今日からできます:
- アプリのアクセス権限を確認して、不要なものはOFFにする
- SNSの公開範囲を「友達のみ」にする
- 長く使っていないアカウントを削除する
- パスワードを定期的に変更する
これだけでも、かなりのリスクを軽減できます。
まとめ:データ・プライバシーの日(1月28日)は“自分を守る”第一歩
1月28日の「データ・プライバシーの日」は、世界中で情報保護の大切さを考える記念日です。
誰かのためだけじゃありません。これは、あなた自身の未来と安心を守るための日なのです。
スマホを開いたとき、SNSを投稿するとき、アプリを入れるとき。ほんの少しの「気づき」と「学び」で、私たちはもっと賢く、安心してデジタルと付き合えるようになります。
今日は何の日(1月28日は何の日)
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