十日戎(1月10日)はどんな日?
✅ 1月10日に行われる戎神を祀る祭礼で、商売繁盛や福を願う日です。
✅ 福笹や熊手などの縁起物を受け、活気あふれる雰囲気が特徴です。
✅ 今宮戎神社を中心に、西日本の商人や地元民とのつながりが深いです。
年の始まりに福を迎える──十日戎の魅力に迫る
年が明け、新たな気持ちでスタートを切るこの時期。
そんなときに「今年こそ、いい年にしたい」「商売がうまくいきますように」と願う気持ちを形にできる行事があることをご存じでしょうか?
それが、1月10日に行われる『十日戎(とおかえびす)』です。にぎやかな屋台の灯り、活気あふれる参拝客、そして「商売繁盛で笹持ってこい!」という福娘の明るい声。
十日戎はただの神事ではなく、関西を中心に多くの人々が心待ちにする、年始の風物詩です。
この祭りは、七福神のひとりである“恵比寿様”を祀り、福を呼び込み、商売や家庭の繁栄を願う行事として、長い歴史を持っています。
特に大阪の今宮戎神社では、100万人以上が訪れる大規模な祭礼として全国的にも知られており、その光景は圧巻のひと言。
「行ったことがない」「名前しか知らない」という人にも、今回はこの十日戎の魅力や意味、楽しみ方をじっくりご紹介します。
なぜ1月10日?十日戎の由来と歴史
十日戎の「10日」という日付には、実は深い意味があります。
これは、旧暦において正月10日が「十日正月」と呼ばれ、神様を祀る日として特別視されていたことが関係しています。この日に合わせて、福の神である恵比寿様に新年のご挨拶をし、福を授かろうという習わしが生まれました。
特に江戸時代には、商人の町として発展した大阪や京都でこの風習が広まり、年始の恒例行事として定着したのです。
恵比寿様は、七福神の中でも唯一の日本生まれの神様といわれています。漁業の守り神として始まり、やがて商売の神様としても崇められるようになりました。
釣竿を持ち、鯛を抱えた姿で知られるこの神様は、正直者に福をもたらすとされ、商売人だけでなく、家庭を守る主婦や就職活動中の学生など、あらゆる人々に信仰されています。
また、多くの神社では1月9日を「宵戎(よいえびす)」、10日を「本戎(ほんえびす)」、11日を「残り福(のこりふく)」と呼び、三日間にわたって福を授ける時間が設けられています。
「残り福」とは、10日に来られなかった人にも、福はちゃんと残っているよ、という優しさに満ちた考え方です。
こうした風習が、地域に根付き、親しまれ、現代まで大切に受け継がれているのです。
参拝の醍醐味!十日戎で味わう縁起物と活気
十日戎の神社に足を運ぶと、まず目に飛び込んでくるのは、色とりどりの福笹や熊手が並ぶ縁起物の屋台。
「どれを選ぼうかな」と、悩む時間さえ楽しいものです。縁起物にはそれぞれ意味があります。
たとえば…
- 福笹(ふくざさ)
笹は根が強く、まっすぐ伸びることから「繁栄」の象徴とされています。
これに縁起物の飾り(小判、米俵、鯛、打ち出の小槌など)を付けることで、願いを込めた「マイ笹」が完成します。 - 熊手(くまで)
幸運や利益を“かき集める”道具として有名です。
飾りが多いほど豪華で、笑顔も福も大きくなるような気がします。 - 大判小判飾り
金運アップを願う象徴。事業者や経営者の方に人気です。
購入する際には、元気な声で「商売繁盛で笹持ってこい!」と呼びかける**福娘(ふくむすめ)**たちが雰囲気を盛り上げてくれます。
この掛け声は、思わず口ずさみたくなるほどのリズム感と親しみやすさがあります。
また、福笹は毎年新しいものに取り替えるのが習わしです。
前年の笹は神社で焚き上げてもらい、新たな一年に向けて新しい福を授かります。
年の初めに、こうして気持ちを切り替え、心新たに願いを込められる――そんな行事が十日戎なのです。
100万人が訪れる!今宮戎神社の十日戎
全国に戎神社は数多くありますが、なかでも最大規模を誇るのが大阪・浪速区にある「今宮戎神社」です。
「えべっさん」として地元の人々に愛され、毎年1月9日から11日までの三日間で、なんと100万人以上の参拝客が訪れます。
この期間中、神社の周辺は完全に“えびす一色”。通天閣からもほど近い恵美須町駅周辺には、約500もの屋台が並び、まるでお祭りのような雰囲気に包まれます。
夜遅くまで明かりが灯り、参道には人の波が絶えません。中でも人気なのが、華やかな衣装に身を包んだ福娘の選出とお披露目。
福娘はその年の“福の象徴”として選ばれ、全国から応募があるほどの名誉ある役割です。彼女たちは笑顔と明るい声で、参拝者に福を分けてくれる存在です。
また、今宮戎神社には他の戎神社にはない独特の参拝スタイルがあります。それが「本殿の横を通って、裏側に回って叩く」スタイル。
これは「えべっさん、奥にいはるから、ドンドン叩いて起こしたろか〜」という大阪独自のユーモアに満ちた文化です。
こうした地域色の強さも、今宮戎の魅力をより一層深めています。
十日戎に関するよくある質問
Q1. 十日戎は誰でも参加できますか?
もちろん参加できます。
商売人だけでなく、学生や主婦、会社員、誰でも参拝OKです。
家内安全や就職祈願のために訪れる方もたくさんいます。
Q2. どの神社でも縁起物は授かれますか?
戎神社であれば大体のところで授与されていますが、笹や飾りの内容は神社ごとに少しずつ異なります。
今宮戎神社のように福笹に飾りをつける形式が有名ですが、地域の特色も楽しんでみてください。
Q3. 縁起物はいつまでに飾ればいいですか?
一般的には、十日戎で授かったその日から飾ります。
神棚や玄関など、家の中で目につく場所がオススメです。
一年間飾った後は、翌年の十日戎でお返しします。
十日戎(1月10日)のまとめ|福を呼び込む日本の宝物
1月10日に行われる十日戎は、ただの神事ではありません。
人々の「願い」や「希望」が集まり、そこに笑顔と活気が生まれる、まさに“年始のパワースポット”です。
「今年も頑張ろう」「いい年にしよう」という気持ちを、形にしてスタートできるこの行事は、日本人の心に深く根付いた文化です。
商売をしている人だけでなく、誰もが「福」を授かるチャンスを持っています。
今まで参加したことがない人も、ぜひ一度、えべっさんに会いに行ってみてください。
きっとその温かさと、にぎやかな雰囲気に心がほぐれ、帰り道には笑顔になっているはずです。
今日は何の日(1月10日は何の日)
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