外国郵便の日(1月8日 記念日)はどんな日?
✅ 1875年1月8日に、日本政府が外国との郵便事業を正式に開始した日。
✅ それまで横浜外国人居留地にあったアメリカ郵便局が担当していた外国郵便を日本が引き継いだ。
✅ 日本の郵政制度近代化と国際社会への参加を象徴する歴史的な記念日。
外国郵便の日の由来 ― なぜこの日が記念日なのか?
1875年(明治8年)1月8日。
横浜の郵便局で 「外国郵便開業式」 が行われました。
それまでは、横浜の外国人居留地の中に設置された アメリカの郵便局が「外国郵便」の業務を担っていました。
欧米諸国が自国の領事館内で郵便を扱っていた時代です。
しかし、急速に近代化を進めていた日本政府は「自国の手で外国との郵便を担うべきだ」と考えました。
結果として外国郵便の業務はアメリカ郵便局から廃止され、日本政府が **正式に外国郵便事業を開始する運びとなったのです。
この歴史的な第一歩が、現代の日本の国際郵便の始まりとして今日「外国郵便の日」として語り継がれています。
横浜港郵便局(旧・横浜郵便局)には、当時を伝える プレート(記念銘板) が今も掲げられており、観光スポットとしても知られています。
その時代の背景 ― 日本と世界の郵便事情
19世紀後半、世界は船や鉄道でつながり、国際的な通信が活発化していました。それに合わせて 各国は海外との郵便網の整備を進めていました。
日本でも1871年に国内の郵便制度が整い、全国に郵便網が広がっていきました。しかし 国際郵便だけは外国側に依存していた時代がありました。
横浜の外国人居留地にあったアメリカ郵便局は、まさにその象徴でした。
時を同じくして 万国郵便連合(UPU) という国際ルールが整い、日本も加盟することで、国際郵便の共通ルールに参加します。
このように、日本が世界とつながるための制度整備が進む中で、 自国による外国郵便の開始は大きな節目 となったのです。
外国郵便の日にちなんだ豆知識
郵便で手紙が届くのに数か月?
当時の外国郵便は、今のように飛行機で運ばれるわけではありません。
手紙は主に 船便 で運ばれていたため、季節風や海の状況によっては 数週間〜数か月かかることもありました。
現代とは違う “待つ楽しみ” が郵便にあった時代です。
アメリカ郵便局は“外交の役割”も果たしていた?
当時、外国郵便を担当していたアメリカ郵便局は、単なる郵便業務だけでなく、 領事館のような外交的役割も兼ねていました。
そのため、日本側が業務を引き継いだことには、 主権国家としての自立 という意味もありました。
郵便制度と国際関係の発展
日本はこの後、大きなスピードで国際郵便制度を整え、やがて外国との手紙・荷物のやり取りが日常のものになっていきました。
1月8日という日には、そうした 「国と国をつなぐコミュニケーションの歴史」 が詰まっています。
外国郵便の日に関係する人物・団体
📝 前島密(まえじま ひそか) ― 日本郵便の父
「日本の郵便制度をつくった人物」として知られているのが 前島密 です。1871年の郵便制度発足から、国内・国際郵便の基盤づくりを推進しました。
彼の尽力によって、全国に郵便網が張り巡らされ、その後の外国郵便の開始につながったのです。
日本が欧米と肩を並べる近代国家として歩む中で、前島密のビジョンは 新しい時代への架け橋 となりました。
横浜港郵便局 ― 歴史の証人
今も横浜港にたたずむ 横浜港郵便局 は、外国郵便開始の舞台となった場所です。局内には当時の様子を伝える記念のプレートがあり、歴史に触れることができます。
訪れることで、当時の息遣いを感じられるスポットとして、郵便史好きに人気です。
外国郵便の日に関するよくある質問
Q1. 外国郵便の日はなぜ祝日じゃないの?
日本には多くの「記念日」がありますが、国家的な祝日になるためには 祝日法の基準 を満たす必要があります。
外国郵便の日は歴史的な意味が大きいですが、一般的な祝日とは異なる位置づけです。
Q2. 現代の国際郵便はどうやって届くの?
今では飛行機・船・陸路を組み合わせ、航空便が主流 になっています。追跡や配達時間の保証もあり、昔のように何週間も待つことはほとんどありません。
Q3. 郵便制度はいつから世界共通になったの?
1874年に発足した 万国郵便連合(UPU) によって、近代的な国際郵便ルールが整いました。日本は1885年に加盟し、それ以降は世界の郵便ネットワークの一員として運用されています。
外国郵便の日(1月8日 記念日)のまとめ
1月8日は、日本の郵便史における重要な日です。
それまで外国に委ねられていた「外国郵便」を 自国で担う ことで、日本は 主権国家としての自覚と国際社会への参加 を改めて示しました。海を越える手紙は、単なる通信手段ではなく、「遠くの人と心を結ぶ歴史の象徴」でした。
前島密の挑戦、横浜港郵便局の舞台、船便で届く手紙への期待。
こうしたエピソードを思い浮かべながら1月8日を迎えると、日常の郵便がより豊かな意味を持って感じられるはずです。
今日は何の日(1月8日は何の日)
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