サッカー観戦を思う存分楽しみたい!
でも、スタジアムまでの移動費、チケット代、宿泊費、さらには応援グッズなど、気づけば財布の中身はスッカラカン…。
「せっかくの試合を見に行きたいけど、交通費だけでも節約できないかな?」と悩んでいる方も多いはずです。
特に、地方スタジアムでの試合や遠征を伴う試合では、交通費が大きな負担になります。
今回は、そんなあなたに向けて、交通費を徹底的に節約するための具体的な方法と、おすすめの交通手段を紹介します。
節約しても、サッカー観戦の楽しさは減らさない!
むしろ賢く移動して、応援に全力投球できる方法を一緒に見つけましょう。
1. 新幹線を使った節約術
遠方の試合では、新幹線の利用を考える人が多いですが、正規料金で乗るとかなりの出費です。
しかし、新幹線にはいくつか節約できる方法があるのです。
① 早割を活用する
「早割」は、新幹線のチケットを通常よりも安く購入できるサービスです。
JRが提供している「EX早特」や「e早得」などは、出発日から14日前に予約すると、通常料金の10〜30%ほど安くなります。
例えば、東京から大阪までの新幹線料金が通常片道約14,000円のところ、早割を使うと片道11,000円程度に抑えられることもあります。
② ジェイアール東海ツアーズの「ぷらっとこだま」
東京〜名古屋や東京〜大阪間など、主要区間では「ぷらっとこだま」という格安プランもおすすめです。
こだま号を利用することで、正規料金よりも最大で数千円安く乗車でき、さらにドリンク券も付いてくるお得なパッケージです。
例えば、東京〜名古屋間では通常の13,000円のところ、ぷらっとこだまなら10,500円程度で利用可能です。
2. 格安航空券を利用して節約
飛行機を使って移動する場合でも、交通費を節約する方法はたくさんあります。
特に、遠方のスタジアムに行く際、飛行機を利用することもあるでしょう。
その際、LCC(格安航空会社)や、割引チケットを使えば大きくコストを抑えられます。
① LCCを使う
LCC(Low-Cost Carrier)は、低価格で航空券を提供する航空会社です。
ジェットスターやピーチアビエーション、バニラエアなどのLCCを利用すれば、国内主要都市間の移動を非常に安価に済ませられます。
例えば、東京から札幌までのフライトが、時期によっては5,000円未満で予約できることもあります。
② 格安航空券の予約サイトを利用
「スカイスキャナー」や「トラベルコ」といった格安航空券の比較サイトを活用するのも一つの手です。
これらのサイトは、複数の航空会社の料金を一度に比較できるため、最も安いチケットを見つけやすくなります。
また、早期予約やキャンペーンを利用すると、さらに安い料金で購入できます。
3. 高速バス・夜行バスを使って節約
新幹線や飛行機よりも、移動時間が長くても安く抑えたいという方には、高速バスや夜行バスが最適です。
最近では快適な座席やサービスも増えており、コストを大幅にカットできます。
① 「WILLER EXPRESS」や「バスぷらざ」を活用
高速バスは、例えば「WILLER EXPRESS」や「バスぷらざ」で予約が可能です。
このような予約サイトを使えば、最安値のバスを簡単に探せます。
たとえば、東京から大阪への夜行バスは、最安値で片道3,000〜5,000円程度で乗車できます。
② 夜行バスで宿泊費も節約
夜行バスを利用すれば、移動中に眠ることができ、宿泊費を節約することも可能です。
宿泊代がかからないため、1泊分の費用も抑えられます。
4. 交通系ICカードでお得に移動
日本全国で利用できる交通系ICカード(Suica、PASMO、ICOCAなど)は、意外にも節約の助けになります。
多くのカードはポイント制度を導入しており、普段の移動で貯めたポイントを利用すれば、次の観戦時の交通費に充てることが可能です。
① ポイント還元を活用する
Suicaの「JRE POINT」や、ICOCAの「SMART ICOCAポイント」など、利用金額に応じてポイントが還元されます。
例えば、JRE POINTを利用すれば、JR東日本エリアでのSuica利用で1,000円につき最大2ポイントが貯まります。
これらのポイントは次回の交通費に使ったり、商品に交換できたりと、コストを節約するのに非常に有効です。
② 定期的なキャンペーンを見逃さない
また、交通系ICカードでは時折、ポイント倍増やキャッシュバックキャンペーンが開催されることがあります。
特に大型連休や観光シーズンには、ポイント還元率が上がる場合があるので、こまめにチェックしておきましょう。
例えば、東京や大阪を拠点にしたスタジアム観戦なら、週末や祝日のキャンペーンを利用することで、さらにお得に移動することができます。
5. レンタル自転車やシェアサイクルを使って移動
スタジアム周辺では、電車やバスだけでなく、レンタル自転車やシェアサイクルを使うのも一つの手です。
特に大都市では、駅からスタジアムまでの「ラストワンマイル」部分を自転車でカバーすることで、交通費を抑えることができます。
① 「ドコモバイクシェア」や「HELLO CYCLING」を利用
主要都市であれば、「ドコモバイクシェア」や「HELLO CYCLING」などのシェアサイクルサービスを利用可能です。
これらのサービスでは、1回あたりの利用料が数百円程度で、短距離移動を非常に安く抑えることができます。
例えば、東京駅から味の素スタジアムへの移動なら、電車を使うよりもシェアサイクルでの移動が安く、かつ自由度が高い選択肢となります。
② 観光と一緒に楽しむ
また、自転車移動を観戦だけでなく観光の一部として楽しむのもおすすめです。
自転車で移動すれば、スタジアム近くの名所を気軽に立ち寄ることができ、観戦日をより充実したものにできます。
6. カープールやライドシェアを利用してガソリン代を節約
特に地方スタジアムへの移動では、自家用車を使う方も多いかもしれません。
その場合、カープール(相乗り)やライドシェアを活用することで、ガソリン代や駐車場代を分担でき、かなりの節約が期待できます。
① 同じ目的地に向かうファンと相乗り
サッカー観戦仲間や、同じチームを応援するファンと車をシェアする「カープール」は、交通費を分担できるだけでなく、道中も盛り上がること間違いなしです。
SNSやファン同士のコミュニティを活用して、同じ試合に行く人と相乗りを組むのも良いでしょう。
例えば、東京から清水エスパルスの試合を観に行く場合、車1台で4人が乗れば、ガソリン代や高速料金を4等分に分けることができ、1人あたりの負担がかなり軽減されます。
② ライドシェアアプリを利用する
日本では「notteco」や「BlaBlaCar」といったライドシェアサービスが徐々に広まってきています。
これらのサービスを使えば、出発地や目的地が同じドライバーと乗客をマッチングし、一緒に移動することができます。
地方のスタジアムに行く際には、これらのサービスを利用して、他のファンと一緒に移動することで、費用を削減することが可能です。
7. 学生や特定の年齢層向けの割引を活用
一部の交通機関や宿泊施設では、学生やシニア向けの割引が用意されています。
該当する方は、ぜひこれらの割引を活用して節約を目指しましょう。
① 学生割引を利用する
JRには「学割」があり、学生証を提示することで、新幹線や特急列車の運賃が2割引になる場合があります。
また、飛行機でも多くの航空会社で「スカイメイト」などの学生割引が提供されており、当日予約でも格安料金でフライトを利用できることがあります。
例えば、北海道コンサドーレ札幌の試合に行く際に、学割を使って飛行機を予約すれば、通常料金の半額程度で移動することが可能です。
② シニア割引を利用する
また、一部の鉄道会社やバス会社では、シニア向けの割引が提供されています。
例えば、JR西日本の「ジパング倶楽部」は、60歳以上の会員が新幹線や特急列車のチケットを最大30%割引で購入できるサービスです。
これを活用して、シニアのサッカーファンもお得に移動することができます。
8. 青春18きっぷで全国どこでも格安移動
学生や社会人でも、長期休暇を利用してサッカー観戦を楽しみたい方におすすめなのが「青春18きっぷ」です。
これは、JRの普通列車や快速列車が1日何度でも乗り放題になる切符で、5回分セットで販売されています。
① 青春18きっぷの活用
青春18きっぷは、1枚あたり約2,400円で1日中JR線を利用できるため、長距離移動にも非常にお得です。
例えば、東京から名古屋、さらに大阪まで移動する場合でも、普通列車と快速列車を使って一気に移動できます。
地方のスタジアムでの試合観戦時には、この青春18きっぷを使って、安く全国を巡ることができます。
② 団体での利用もお得
また、青春18きっぷは1枚で複数人が同時に利用できるため、グループでの遠征にも便利です。
3人や4人で一緒に青春18きっぷをシェアすれば、1人あたりの交通費はさらに安くなります。
9. 宿泊費も節約!宿泊と交通のセットプランを利用する
観戦する試合が遠方で、宿泊を伴う場合は、宿泊費と交通費をセットにしたパッケージツアーを利用するのも一つの手です。
① JTBや楽天トラベルのパッケージツアー
大手旅行会社が提供するパッケージツアーには、新幹線や飛行機、ホテルの宿泊がセットになったものがあります。
これらのプランを利用すれば、別々に予約するよりもかなりお得な価格で移動と宿泊ができることが多いです。
例えば、東京から福岡に移動してアビスパ福岡の試合を観戦する場合、新幹線や飛行機の往復と1泊分の宿泊がセットになったプランなら、個別に手配するよりも数千円安くなることがあります。
② キャンペーンやセールを狙う
さらに、旅行会社では季節ごとにセールやキャンペーンが開催されることがあります。
大型連休やオフシーズンに合わせてツアーを予約すれば、通常の料金よりもさらに安く移動でき、観戦をより楽しむことができます。
10. マイルやポイントを貯めて次回の観戦に活用
サッカー観戦に頻繁に遠征する方には、航空会社やクレジットカードのマイルやポイントを活用するのもおすすめです。
これらを賢く貯めることで、次回の観戦時に交通費を大幅に節約できます。
① マイルを貯める
ANAやJALなどの大手航空会社では、飛行機を利用するごとにマイルが貯まります。
このマイルを貯めて、次回の遠征や長距離観戦時に無料の航空券として利用すれば、交通費をゼロにすることも可能です。