土日祝日や連休中は、バスのチケットが高くなることが多いため、できるだけ平日や閑散期を狙うとお得に移動できます。
さらに、シーズンオフとなる時期を狙えば、通常よりも50%以上安くなることもあります。
旅行日程を調整できる場合は、オフシーズンに計画を立てるのが良いでしょう。
たとえば、GWや年末年始を避け、9月の平日や冬の平日は価格が安くなりやすいです。
3. 夜行バスを利用して宿泊費を節約
夜行バスは、宿泊費も節約できるという大きなメリットがあります。
深夜に出発して朝に目的地に着くバスを利用すれば、ホテル代を浮かせることができます。
例えば、東京から大阪行きの夜行バスであれば、5,000円~6,000円程度で移動しながら宿泊費も節約できます。
ただし、疲労や体調に注意が必要です。
長時間の移動が苦手な方や、座席がリクライニングできないバスの場合は、体に負担がかかることも。
そのため、少しリクライニングシートを選ぶか、休憩が取れるバスを選ぶことをおすすめします。
4. クーポンやキャンペーンを活用する
バス会社や予約サイトでは、クーポンやキャンペーンが頻繁に行われています。
たとえば、楽天トラベルでは、定期的にバス割引クーポンが配布されており、これを利用すればさらに安く乗車できます。
また、バスプラスというアプリを利用すれば、初回登録者向けの割引や、乗車ごとにポイントが貯まる制度もあるので、長期的に節約が可能です。
特定のキャンペーン時期を見逃さずにチェックしておくと、最大2,000円以上の割引が適用されることも。
5. 学割・シニア割をフル活用する
もしあなたが学生であったり、シニアの方であれば、学割やシニア割引を活用しましょう。
バス会社によっては、学生証や身分証明書を提示するだけで、通常料金から10%~20%の割引が適用されます。
例えば、JRバスの学割は非常に充実しており、学割対象者は通常よりも2,000円以上安く乗車できる場合もあります。
また、シニア割引があるバス会社を探し、年齢を証明できる身分証明書を提示するだけで割引を受けられます。
6. 座席選びでコストを調整
バスのチケットにはさまざまな座席クラスがあり、料金も異なります。
快適さを求める場合、3列シートや4列シート、プライベートルームのような座席もありますが、これらは通常料金が高くなります。
一方、最も安いのは4列シートです。
4列シートは隣に他の乗客が座ることが多いですが、価格は非常に安く設定されているため、節約には最適です。
特に短時間の移動の場合、4列シートを選択することで、費用を大幅に削減できます。
一方で、長時間の移動や夜行バスでは、できるだけリクライニングできる座席や広めの3列シートを選ぶことで、移動中の疲労を軽減しつつ、そこまで大きな追加費用がかからない場合があります。
バスを頻繁に利用する場合や、移動距離に応じて座席を選び、快適さと費用のバランスを取ることが重要です。
7. バスパスや回数券で長期的に節約
頻繁に長距離バスを利用する方は、バスパスや回数券の購入が効果的です。
特定のバス会社では、複数回の乗車をセットにした回数券や、一定期間内に何度でも乗車できるフリーパスを提供しています。
たとえば、ウィラートラベルでは、**「バス乗り放題パス」**があり、7日間や30日間のパスを購入することで、国内を回りながら交通費を大幅に節約できます。
また、JRバスでも**「青春18きっぷ」**を活用して、バスを含む全国の交通機関をお得に利用することができます。
これらのパスは、複数の目的地を巡る旅行や、長期的な移動を計画している方にとって非常に便利で、移動コストを劇的に抑えられる方法です。
8. 自前の飲食物で出費を削減
長距離バスの移動中には、休憩地点やサービスエリアで食べ物や飲み物を購入することが多いですが、これが意外と高くつくことがあります。
そこで、事前に自分で飲み物や軽食を準備しておくと、出費を大幅に抑えることができます。
例えば、出発前に近くのコンビニやスーパーでおにぎりやサンドイッチを購入しておけば、バスの中でも手軽に食事を取ることができ、サービスエリアでの高額な飲食物を避けることができます。
また、水筒やマイボトルを持参すれば、飲み物をサービスエリアで買う必要もありません。
これにより、移動中の食費を数百円から数千円節約することが可能です。
9. スマホアプリでお得情報をチェック
長距離バスの予約やお得な情報を見逃さないためには、バス会社や予約サイトのスマホアプリを活用することが効果的です。
たとえば、高速バスアプリや楽天トラベルアプリでは、限定クーポンが配布されたり、フラッシュセールなどで急な割引が発生することがあります。
また、これらのアプリを利用すると、ポイントが貯まりやすく、次回以降の旅行でポイントを使って割引を受けることができます。
さらに、予約内容の確認や出発時刻の通知などもアプリから簡単に行えるため、スムーズな旅行が可能になります。
スマホアプリは、情報を素早く入手できるだけでなく、節約にも大きく貢献しますので、ぜひダウンロードしておきましょう。
10. キャンセル規定を確認しておく
最後に、予期せぬ予定変更や急なキャンセルに備えて、キャンセル規定を必ず確認しておきましょう。
バスのチケットをキャンセルすると、キャンセル料が発生する場合がありますが、事前に規定を把握しておくことで、無駄な出費を防ぐことができます。
特に、予約後24時間以内であれば無料でキャンセルできるバス会社や、出発の48時間前まではキャンセル料が発生しない場合もありますので、予約時にはこうした規定を確認しておくことが重要です。
また、バス会社によっては、キャンセルせずに日程変更ができるオプションも提供されています。
これをうまく活用することで、急な予定変更にも対応し、無駄な費用を抑えることができます。
おわりに
長距離バスは、コストを抑えながら快適に移動できる交通手段として、ますます注目されています。
今回ご紹介した10の節約術を活用すれば、チケット代だけでなく、宿泊費や飲食費などのトータルの移動コストを大幅に削減することができます。
早期予約やクーポンの活用、バスパスの利用など、誰でも実践できる方法がたくさんありますので、ぜひ次回の長距離移動に取り入れてみてください。
節約した分のお金で、現地での観光や食事をさらに楽しんだり、次の旅のために貯金したりと、もっと充実した旅行ができることでしょう。
長距離バスを賢く利用して、節約しながら楽しい旅を!