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北方領土の日(2月7日 記念日)とは?歴史・由来・意義までわかりやすく解説!

北方領土の日の歴史や由来、返還運動の意義を解説し、私たちにできる行動を提案する内容
目次

北方領土の日(2月7日)はどんな日?

✅ 1855年の「日露和親条約」締結日を記念し、日本政府が返還運動を促進するために制定した日です。
✅ 北方領土の歴史的経緯や現在の状況を知ることで、平和と領土問題への理解を深める日です。
✅ 日本政府、元島民、教育機関、市民団体などが深く関わっています。

島を想う日

北海道の北東、海を隔てたその先に、国後島、択捉島、歯舞群島、色丹島という四つの島があります。

その島々は「北方領土」と呼ばれ、戦後の混乱を経て今なお返還されることのない日本の領土です。毎年2月7日は、その島々のことを改めて考える「北方領土の日」として制定されています。

遠い場所の話だと思うかもしれません。けれど、この問題には、日本の歴史、外交、そしてそこに暮らしていた人々の人生が詰まっています。

国境の島々に刻まれた記憶を、風化させてはならない。そんな想いが、この記念日には込められています。

ここでは、北方領土の日がなぜ2月7日なのか、どのような意味を持つのか、そして今私たちにできることについて詳しくご紹介します。

北方領土の日の由来と歴史背景

北方領土の日が制定されたのは、1981年(昭和56年)のことです。日本政府は、北方領土の返還運動を国民運動として広げるため、この日を「国民の関心と理解を深める日」として閣議決定しました。

では、なぜ2月7日なのでしょうか。それは、今から170年以上前の1855年(安政元年)に締結された「日露和親条約」にその理由があります。

この条約は、江戸幕府と帝政ロシアが国際的に初めて国境を取り決めたもので、伊豆下田で締結されました。当時の日本では「日魯和親条約」と呼ばれており、正式には「日本国魯西亜国通好条約」といいます。

この条約では、択捉島までを日本、ウルップ島以北をロシアとし、北方四島全てが日本の領土として国際的に認められました。この明確な国境線の合意があったことから、2月7日は日本にとって非常に象徴的な意味を持つのです。

そしてこの日を記念日とすることで、国民に北方領土問題の原点を思い出してもらい、返還への機運を高めることを目的としています。

北方領土の日に知っておきたい豆知識

北方領土は、北海道の根室半島の沖合に点在する4島からなります。それぞれの島は次のような特徴を持っています。

  • 国後島(くなしりとう):面積は約1,490平方キロ。日本で3番目に大きな島で、美しい温泉や火山もある自然豊かな島です。
  • 択捉島(えとろふとう):面積は約3,185平方キロで北方領土最大。活火山の散布山や漁業資源が豊富です。
  • 色丹島(しこたんとう):比較的小さいが、漁業と昆布の名産地として知られていました。
  • 歯舞群島(はぼまいぐんとう):複数の小さな島々からなり、北海道本島からわずか数キロに位置しています。

第二次世界大戦の終結後、これらの島々はソ連(現在のロシア連邦)に占拠されました。

サンフランシスコ平和条約(1951年)において日本は千島列島を放棄しましたが、北方四島は千島列島に含まれないと日本は主張しています。これが「北方領土問題」と呼ばれる、複雑で長引く外交問題の根幹です。

日本とロシアはこれまで何度も首脳会談を重ね、返還交渉を進めてきましたが、未だ解決には至っていません。だからこそ、私たちはこの記念日を通じて、歴史を学び直し、平和的解決の道を模索し続ける必要があるのです。

北方領土の日に関わる人々と団体

この記念日には、日本政府はもちろん、元島民、研究者、教育機関、市民団体など、多くの立場の人々が関わっています。

中でも、元島民やその家族の声は非常に貴重です。戦後、突然の避難を強いられ、故郷に戻れないまま人生を送ることになった人々がいます。

「自分の生まれ育った家が、ある日突然、異国の領土になってしまった。」

その無念さと複雑な想いは、決して言葉で言い表せるものではありません。こうした人々は、北方領土問題の風化を防ぐため、講演会や書籍などを通じて次世代に語り継ぐ活動を行っています。

また、日本全国の自治体や学校でも、2月7日前後にはパネル展や学習イベントが開催され、多くの子どもたちが北方領土について学ぶ機会を得ています。政府主催の「北方領土返還要求全国大会」では、総理大臣や外務大臣、北海道知事、元島民代表らが登壇し、返還に向けた決意を新たにしています。

これらすべての活動が、北方領土への理解と関心をつなぐ重要な力となっているのです。

北方領土の日に関するよくある質問

Q1:北方領土の日って祝日なんですか?
A:いいえ、国民の祝日ではありませんが、政府が制定した「記念日」です。各地でイベントや講演会などが行われます。

Q2:返還運動にはどうやって参加できますか?
A:署名活動への参加や、自治体が主催するイベントへの参加、SNSでの発信、子どもへの教育など、様々な形で関われます。

Q3:北方領土は今も日本人が住んでいるのですか?
A:いいえ、現在はロシアが実効支配しており、日本人は居住していません。日本政府は返還を求めていますが、交渉は継続中です。

北方領土の日を通じて私たちにできること

「遠い話のようで、実は私たちの問題でもある。」

そう気づくことが、北方領土の日の本当の意義かもしれません。返還運動は政府だけの仕事ではありません。

一人ひとりが関心を持ち、学び、語ることが、未来の変化につながっていくのです。SNSで北方領土の日について発信すること。

子どもと一緒に歴史を学ぶこと。イベントに足を運ぶこと。

どんな小さな行動でも、きっと大きな流れを作る一歩になります。

北方領土の日 まとめ

2月7日の「北方領土の日」は、過去と未来をつなぐ大切な記念日です。

1855年に結ばれた「日露和親条約」を基に、日本の正当な領有権を再確認し、平和的な返還の実現を願う日でもあります。この日をきっかけに、遠い島のことを少しだけ身近に感じてみませんか?

北方領土は、誰かのふるさとであり、日本の未来にも関わる問題です。関心を持つこと、それが最初の一歩です。

今日は何の日(2月7日は何の日)

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