「おいしいバターの日(8月21日)」はどんな日?
✅ 1877年の内国勧業博覧会で、犬力機を使ってバターの製造が紹介されたことが由来。
✅ 富澤商店が「おいしいバターの日」を制定し、バターの魅力を広めることを目的としている。
✅ 株式会社富澤商店が記念日の制定とバターの普及に深く関わっている。
8月21日は「おいしいバターの日」として、日本全国でバターの魅力を広めるために制定された特別な日です。
この日を通じて、私たちはバターという食材の持つ深い歴史や美味しさを再認識し、もっと多くの人々にその魅力を伝えたいと思います。
では、この記念日がどのようにして誕生したのか、そしてどんな背景があるのかをご紹介しましょう。
バターの日の由来
8月21日に「おいしいバターの日」が制定された理由は、1877年(明治10年)8月21日に東京・上野公園で開催された第1回内国勧業博覧会にさかのぼります。
この博覧会では、当時まだ珍しかったバターを製造するための「犬力機」が出品され、多くの人々にバターが紹介されました。
犬力機とは、その名の通り、犬の力を使ってバターを練るための機械です。この機械が日本におけるバターの普及のきっかけとなり、多くの日本人がバターという存在に触れるようになりました。
これがきっかけで、バターが広まり、家庭や料理の中で使われるようになったのです。
そして、2018年(平成30年)に、バターの普及とその素晴らしさをさらに多くの人に知ってもらおうという思いから、株式会社富澤商店によって「おいしいバターの日」が制定されました。
この記念日は、一般社団法人・日本記念日協会によって正式に認定され、私たちにバターの魅力を再発見する日として親しまれています。
富澤商店の役割
富澤商店は、お菓子作りの材料や資材を扱う企業で、日本国内で最も多くのバターを取り扱っていることでも知られています。
その豊富な品揃えとこだわりの品質により、多くの料理愛好家やプロのパティシエから支持されています。
特に、富澤商店の通販サイト「TOMIZ」では、種類豊富なバターを取り扱い、毎年「バターまつり」などのイベントも開催して、バター好きのための特別な機会を提供しています。
バターまつり:バター好きの祭典
富澤商店の「バターまつり」は、毎年多くのバター愛好者にとって待ち遠しいイベントです。
この祭りでは、限定のバターや新しいバターが販売され、普段は手に入らない珍しいバターを楽しむことができます。
バターを使ったレシピや、バターをより美味しく楽しむためのコツも紹介され、参加者にとってはバターの新しい楽しみ方を発見する貴重な機会となります。
例えば、ある年には「フランス産の発酵バター」や「アメリカ産のバター」などが特別に登場し、その風味や食感の違いを楽しむことができました。こうしたイベントを通じて、バターが持つさまざまな顔を知ることができるため、多くのバター愛好者にとって見逃せないイベントとなっています。
「犬力機」の伝説:バターが生まれた瞬間
「犬力機」は、バター製造において革命的な役割を果たしました。
実際、この機械がなければ、バターの大量生産が難しかったかもしれません。
犬力機は、犬の力を使って回転し、内部で乳脂肪を分けることでバターを作るという、当時としては非常に革新的な方法でした。
この機械が展示された内国勧業博覧会では、バターの製造過程を目の当たりにした多くの来場者が驚き、興奮しました。
その後、バターは急速に普及し、国内でも家庭用として広く使用されるようになりました。
バターという食材が日本に定着するきっかけとなった「犬力機」の存在は、今もなお、バターの歴史を語る上で欠かせないものです。
バターを楽しむ方法
さて、8月21日は「おいしいバターの日」ですから、ぜひこの日を利用して、美味しいバターを使ったレシピに挑戦してみてください。
バターはそのまま食べても美味しいですが、バターを使った料理やお菓子は、まさにバターの魅力を最大限に引き出します。
例えば、トーストにたっぷりのバターを塗って食べるのはシンプルでありながら至福の瞬間です。
さらに、バターを使ったクッキーやケーキは、口に入れた瞬間に広がる豊かな風味がたまりません。
また、最近人気の「バターチキンカレー」など、バターを活かした料理にも挑戦してみると、バターの深いコクが味わえます。
バターを使ったレシピは、実に無限大です。お菓子作りにおいては、サクサクとしたクッキーや、ふんわりとしたケーキが作れるほか、料理では炒め物やソースにも大活躍します。
使い方次第で、毎日の食事を贅沢に彩ることができますよ。
あんバターの日とのつながり
さらに、8月21日の「おいしいバターの日」に続き、翌日の8月22日は「あんバターの日」です。
この日は、バターとあんこの組み合わせが楽しめる「みんなのあんバターの日」として親しまれています。
あんこ(あずき)とバターの絶妙なコンビネーションは、甘さとコクが絶妙に調和し、日本人の味覚にぴったり合います。
あんバターを使ったトーストや和菓子は、シンプルながらも食べる人を虜にします。バターのまろやかさとあんこの甘さが一体となり、どこか懐かしくも新しい味わいを生み出します。
おいしいバターの日まとめ
「おいしいバターの日」は、バターの持つ素晴らしさを再発見し、その楽しみ方を広げるための日です。
富澤商店の取り組みやバターに関する歴史を知り、実際にバターを使ってみることで、バターの奥深い魅力に触れることができるでしょう。
この機会に、ぜひ新しいバターとの出会いを楽しんでみてください。
バターの持つ素晴らしい力を感じる「おいしいバターの日」を、ぜひ皆さんも大切に過ごしてくださいね!
今日は何の日(8月21日は何の日)
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