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インディアンス、突然の改名──「ちょんまげラーメン」に込められた笑いと覚悟の裏側

お笑いコンビ「ちょんまげラーメン」として再出発した元インディアンスの田渕ときむ

「インディアンスが、ちょんまげラーメンになった。」

このニュースを見て、あなたは最初にどんな感情を抱きましたか?

「え? ちょんまげラーメン!? それ、ネタじゃなくてガチ!?」

SNSでも驚きの声が飛び交い、一時は「#ちょんまげラーメン」がトレンド1位に。

しかし、この奇抜な名前の裏側には、ただのウケ狙いではない、“芸人としての誇り”と“本気の再出発”が隠されていました。

ここでは、「なぜ彼らは改名したのか?」「なぜこの名前なのか?」
そのすべてを、笑いと涙の物語としてお届けします。

目次

改名の発端は「水ダウ」のドッキリだった!でもそこに“必然”があった

ことの発端は、2024年6月18日放送のTBS系『水曜日のダウンタウン』。

企画はこうでした。

「インディアンスに“それっぽい団体”から抗議が入り、改名を迫られる」

──という、完全な“仕掛けドッキリ”。

しかし、仕掛けられた当の本人たちは、予想外の反応を見せます。

それが「意外と悪くないかも…」というリアクション。

実は2人、以前から「コンビ名を変えること」をぼんやりと考えていたそう。

この“架空の圧力”が、結果的に背中を押す形になったのです。

改名を“迫られた”のではなく、“導かれた”ともいえる展開。

まさに「水ダウ」という芸人冥利に尽きる舞台で、彼らは新しい一歩を踏み出しました。

候補名は全部で3つ。「ちょんまげラーメン」が選ばれた理由

番組内では、改名候補として3つの名前が挙がりました。

  • 振り上げた拳を花束に
  • 突き当たりの大通ヘップバーン
  • ちょんまげラーメン

この時点で「クセがすごい」。

どれもインディーズバンドや舞台劇のタイトルのような響き。

そんな中で、田渕さんが「これや!」とピンと来たのが──

ちょんまげラーメン。

田渕さんはこの名前について、

「意味はまったくわからない。けど、なんかめっちゃ気に入ってる」とコメント。

まさに“感性に刺さった”名前。

一方、きむさんは第一印象で「ダサすぎる!!!」と爆笑。

でも、田渕が発した瞬間に2人で大笑いしたその感覚を信じたそうです。

「意味不明」「ダサい」──でも“自分たちらしい”。

そんな直感を信じて、「ちょんまげラーメン」という名が誕生しました。

インディアンスからの卒業。その決断に込められた想い

コンビ「インディアンス」としては、M-1グランプリで3年連続ファイナリストという実績を誇る2人。

それでもなお、彼らは看板を降ろす決断をしました。

この決断には、15年という月日への“区切り”と“挑戦”の意味が込められています。

吉本興業の公式コメントにはこうあります。

「結成15年目を迎えた節目の年に、大きな決断をもってこのたびの改名に至りました。」

つまりこれは、単なるドッキリの産物ではなく、

「長年の活動を経た、芸人としての再スタート」だったのです。

「ちょんまげラーメン」としての第1章は、8月16日の単独ライブから始まる

改名後、最初の大舞台がすでに決まっています。

📅 開催日:2024年8月16日(金)
🏟 場所:新宿ルミネtheよしもと
🎤 公演名:「心を込めて準備中」

田渕さんは、

「新ネタバリカタきくらげトッピング、笑いマシマシでいきたい所存です!」とコメント。

ラーメンネタを全力で乗っかるスタイルに、SNSでも好反応が続出中。

ファンの反応は?戸惑いと笑いと期待が入り交じるSNSの声

X(旧Twitter)では、改名直後から「ちょんまげラーメン」が日本トレンド1位に。

コメント欄には、こんな声が寄せられています。

「え!?ちょんまげラーメン????草」
「インディアンスのままでいいのにって思ってたけど…名前以上に2人の掛け合いが大事」
「逆に覚えやすくて良い」「もう“まげラー”って呼んでるw」

なかには、
「M-1、ちょんまげラーメンで出場ってマジ?」という声も。

きむさんはこれに対し、

「ラストイヤーは『ちょんまげラーメン』でいきます」と堂々宣言。

迷いなし。

これが“芸人の覚悟”です。

【考察】なぜ今、「改名」が求められたのか?

ここで一歩引いて、私なりに考察してみます。

15年のキャリア、M-1常連、テレビ出演も順調な中での改名。

それはつまり、

「安定を壊す覚悟」ではないでしょうか。

世の中には、「変えたら損」と思っている人がたくさんいます。

だけど、2人は笑いの未来のために、自らのブランドを手放しました。

それって、めちゃくちゃカッコいい。

「ダサくても、変でも、オモロければいい」

そんな芸人としての“真理”を体現してくれたように思えます。

まとめ:「ちょんまげラーメン」は、ただの名前ではない

この名前に、明確な意味はありません。

でも、この名前に込められた覚悟と決意は、
言葉以上に重みがある。

“笑い”を軸に、“自分たちらしさ”を極めようとする姿勢。

それこそが、「ちょんまげラーメン」の本質だと思います。

8月16日から始まる彼らの新章に、ぜひ注目してみてください。

「ちょんまげラーメンって何者!?」と戸惑ったあなたも、
気づけばその名前に、笑いと愛着を感じているはずです。

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