
フロリダグレープフルーツの日とは?
2月26日は「フロリダグレープフルーツの日」です。
この記念日は、フロリダ産のグレープフルーツが旬を迎える2月に、日本でもっと広めることを目的として制定されました。
また、日付は「26」を「フ(2)ロ(6)リダ」と読む語呂合わせにも由来しています。
制定したのはアメリカ・フロリダ州政府柑橘局(Florida Department of Citrus)で、日本記念日協会によって正式に認定・登録されています。
日本では毎年、この日にフロリダグレープフルーツを楽しむイベントが開催されることもあり、販売促進の機会にもなっています。
それでは、フロリダグレープフルーツの日について詳しく見ていきましょう。
フロリダ産グレープフルーツの魅力とは?
フロリダ産のグレープフルーツは、世界でも最高品質とされる柑橘類の一つです。
その理由として、フロリダ州の気候と土壌の特性が挙げられます。
- 温暖な気候と豊富な降水量
フロリダは熱帯・亜熱帯気候であり、年間を通して暖かい気温が保たれます。
また、ミネラルを多く含んだ砂質土壌と、年間1,300mm以上の降水量が、みずみずしくジューシーなグレープフルーツを育みます。 - 甘みと酸味の絶妙なバランス
フロリダ産のグレープフルーツは、糖度と酸味のバランスが絶妙で、口の中で爽やかな風味が広がります。
そのため、日本の食卓でも非常に人気のある柑橘類のひとつです。 - 栄養価が高い
フロリダグレープフルーツには、ビタミンCや葉酸、食物繊維が豊富に含まれています。
特にビタミンCは免疫力を高め、風邪予防や美肌効果が期待できます。
また、皮に含まれるリモネンなどの香り成分は、リラックス効果やストレス軽減にも役立ちます。
フロリダグレープフルーツの日のイベント
フロリダグレープフルーツの日には、日本国内でさまざまなイベントが開催されます。
1. 東京・丸の内KITTEでの記念イベント
例年、KITTE丸の内で記念イベントが開催されます。
イベントでは、グレープフルーツを使った試食会やトークショー、カッティングデモンストレーションが行われ、旬のグレープフルーツの魅力を体験できます。
過去のイベントでは、以下のような催しが行われました。
- フロリダグレープフルーツの試食&販売会
- 2個以上購入で豪華景品が当たる抽選会
- 風水インテリアの第一人者Dr.コパによる風水トークショー
- 野菜ソムリエ上級プロによるグレープフルーツカッティングデモ
2. 極楽湯とのコラボイベント「フロリダグレープフルーツ湯」
温浴施設「極楽湯」では、フロリダグレープフルーツの日にちなんで、「グレープフルーツ湯」が実施されることがあります。
柑橘の爽やかな香りに包まれながら、リラックス効果を楽しめるイベントです。
3. Instagramフォトコンテスト
近年では、SNSを活用したプロモーションも積極的に行われています。
フロリダグレープフルーツを使った料理や、楽しい食卓の風景を投稿するフォトコンテストが開催され、入賞者には豪華賞品がプレゼントされます。
フロリダグレープフルーツ市場の変化と今後の展望
実は、近年フロリダ産グレープフルーツの消費量は減少傾向にあります。
1. グレープフルーツの消費量減少
日本国内でのグレープフルーツの年間消費量は、1999年のピーク時と比べて約5分の1に減少しました。
総務省の家計調査によると、全国平均の年間支出額は、1999年には1,233円だったのが、2018年には240円まで落ち込んでいます。
2. 輸入量も大幅減少
2004年には約28万9000トン輸入されていたグレープフルーツが、2018年には約7万2000トンと、4分の1に減少しました。
3. 若者の果物離れ
「皮をむくのが面倒」「酸っぱい」などの理由から、若者の柑橘類離れが進んでいます。
そのため、フロリダグレープフルーツの日を通じて、グレープフルーツの魅力を再認識してもらうことが重要になっています。
フロリダグレープフルーツの日 まとめ
2月26日は「フロリダグレープフルーツの日」。
フロリダ産のグレープフルーツが旬を迎えるこの時期に、日本でもっと親しんでもらうために制定された記念日です。
フロリダグレープフルーツは、甘みと酸味のバランスが良く、ビタミンCや葉酸など栄養価も豊富な果物。
毎年、記念イベントが開催され、試食会やトークショー、SNSフォトコンテストなどが行われています。
近年はグレープフルーツの消費量が減少傾向にあるものの、この記念日を通じてその魅力を再発見し、楽しむ機会になれば嬉しいですね。
ぜひ、2月26日にはフロリダグレープフルーツを味わってみてください!