
京都といえば、上品な和菓子の宝庫。その中でも、あんこ菓子は日本全国から愛される存在です。
老舗の伝統を守り続ける銘店から、新感覚の進化系スイーツまで、京都で味わうべきあんこ菓子の魅力をたっぷりとご紹介します。
京都のあんこ菓子の魅力とは?
京都のあんこ菓子は、他の地域の和菓子と何が違うのでしょうか?
まず、京都のあんこは「上品な甘さ」と「素材の良さ」が際立っています。使用される小豆は、北海道産の「丹波大納言小豆」や「エリモ小豆」などが主流で、豆本来の風味を大切にしながら炊き上げられます。さらに、和菓子職人たちが何代にもわたって受け継いできた技術により、絶妙な食感と風味を生み出しているのです。
京都で絶対に食べたいあんこ菓子10選!
① 名代豆餅【出町ふたば】
京都で一番人気の和菓子といえばコレ!
出町柳にある老舗「出町ふたば」の名代豆餅は、地元の人々から観光客まで絶大な人気を誇ります。ほどよい塩気の赤えんどう豆が練り込まれたお餅に、甘さ控えめのつぶあんがたっぷり詰まった逸品です。午前中に売り切れることも多いので、早めに訪れるのがおすすめ!
📍 店舗情報
住所:京都市上京区出町通今出川上ル青竜町236
営業時間:8:30~17:30
定休日:火曜・第4水曜
② 阿闍梨餅【京菓子司 満月】
100年以上愛され続ける京都銘菓
「阿闍梨餅」は、もっちりした生地の中にぎっしり詰まった粒あんが特徴的な和菓子。大正時代から続く味わいは、京都土産としても大人気です。本店では、焼き立てを購入することもできますよ。
📍 店舗情報
住所:京都市左京区鞠小路通今出川上ル
営業時間:9:00~18:00
定休日:不定休
③ 走井餅【やわた走井餅老舗】
とろける柔らかさが魅力の老舗和菓子
石清水八幡宮の門前名物「走井餅」は、羽二重餅でこしあんを包んだシンプルながら奥深い味わい。口に入れた瞬間にふんわり溶ける食感がたまりません。お茶と一緒にいただくのが最高!
📍 店舗情報
住所:京都府八幡市八幡高坊19
営業時間:9:00~17:30
定休日:月曜
④ 智恵の餅【吉野茶屋】
天橋立観光の際に食べたい名物餅
智恩寺の門前で販売されている「智恵の餅」。柔らかいお餅にたっぷりのこしあんが絡み、口の中で優しく広がる甘さが特徴です。歴史あるお菓子で、食べると「知恵を授かる」とも言われています。
📍 店舗情報
住所:京都府宮津市文珠468-1
営業時間:9:30~18:30(冬期は9:30~17:00)
定休日:不定休
⑤ 三富士もなか【あんこcafe Mifuji&】
自分で組み立てる新感覚もなか
2023年にオープンした新しいスタイルの和カフェ「あんこcafe Mifuji&」では、自分好みにあんことトッピングを組み合わせて楽しめます。焙じ茶あんや味噌あんなど、変わり種のあんこも試してみて!
📍 店舗情報
住所:京都市東山区本町9丁目127-1
営業時間:10:00~17:00(イートインは11:00~)
定休日:火・水曜
⑥ あんこパフェ【和カフェ毘沙門てらす】
自家製あんこをたっぷり楽しめるパフェ
亀岡の自然豊かなエリアにあるカフェ。こだわりの自家製あんこに、抹茶アイスや焙じ茶ゼリー、季節のフルーツを合わせた贅沢なパフェが楽しめます。
📍 店舗情報
住所:京都府亀岡市千歳町国分金附1
営業時間:11:00~16:00(金・土・日曜のみ営業)
⑦ 鎌餅【大黒屋鎌餅本舗】
豊作祈願の伝統菓子
秋の収穫期に「鎌を腹に入れる」と豊作になるという縁起を担いで生まれた和菓子。こしあんを柔らかい餅で包み、鎌の形に成形されています。
📍 店舗情報
住所:京都市上京区阿弥陀寺前町25
営業時間:8:30~20:00
定休日:第1・3水曜
⑧ 粟餅【粟餅所澤屋】
300年以上続く北野天満宮の名物
プチプチ食感が楽しい粟餅は、甘さ控えめのこしあんと相性抜群。出来立ての柔らかさをぜひその場で味わってみてください!
📍 店舗情報
住所:京都市上京区今小路通御前西入紙屋川町838-7
営業時間:9:00~17:00(売り切れ次第終了)
定休日:木曜・毎月26日
まとめ
京都のあんこ菓子は、長い歴史と職人の技が詰まった逸品ばかり。
伝統の味を楽しめる老舗から、新感覚の進化系スイーツまで、さまざまな楽しみ方があります。
京都を訪れた際は、ぜひお気に入りのあんこ菓子を見つけてみてください!