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楽天Kobo電子書籍Awardの裏側|インディーズ作家も受賞できる?選考基準と勝ち方を徹底解説

楽天Kobo電子書籍Award 2025のロゴ

「電子書籍を出版しても、どうせ誰にも読まれないんじゃないか…」

「出版社から声をかけられるなんて、一部の人気作家だけでしょ?」

そんな風に諦めかけていた私が、ある日目にしたのが「楽天Kobo電子書籍Award」のニュースでした。

そして今、私はこのアワードを“目指す価値のある舞台”だと断言できます。

この記事では、楽天Kobo電子書籍Awardの選考基準から、受賞によって得られる驚くべきメリット、そしてインディーズ作家がどうすれば受賞の土俵に立てるのか――そのすべてを、リアルな視点でお伝えします。

私自身の電子出版体験も交えて、他にはない一次情報としてお届けしますので、ぜひ最後まで読んでみてください。


目次

楽天Kobo電子書籍Awardとは?

楽天グループが運営する電子書籍ストア「楽天Kobo」。

その中で年に一度開催されるのが、「楽天Kobo電子書籍Award」です。

このアワードは、過去1年間に配信されたコミックや書籍、写真集など、全ジャンルから選ばれた優秀作品に贈られるもの。

2025年で3回目の開催を迎え、年々注目度が増しています。

2025年のエントリー数は、なんと【1,237作品】。

その中から150作品がノミネートされ、15の大賞作品、特別賞、殿堂入り作品が選出されました。


選考の仕組みと基準とは?

「どうやって選ばれているの?」

多くの方がそう思うはずです。

選考の流れはこうです:

  • 各出版社からのエントリー
  • 楽天Kobo選考委員会によるノミネート(部門別に10作品ずつ)
  • 出版社・取次会社の電子書籍担当者による投票
  • 選考委員会による最終協議で受賞作品を決定

重要なのは、出版社だけでなく楽天の選考委員会が“読者目線”で選んでいることです。

選考のポイントは以下の通り。

  • 読者からの評価(レビューや星評価)
  • 販売実績(ダウンロード数)
  • 話題性(SNSやメディアでの拡散)
  • 内容の独自性とメッセージ性
  • 継続的な読者支持(シリーズものなど)

受賞すると何が起きるのか?驚くべきメリット

実は、このAwardの受賞には「売上アップ以上」の価値があります。

1. 圧倒的な露出力

楽天Koboの特設サイトやメルマガ、楽天市場のバナー広告などで大々的に特集されます。

とある受賞者は、受賞発表翌週に通常の15倍のダウンロード数を記録。

まるで有名作家に仲間入りしたかのような露出が、あなたを待っています。

2. SNSでの話題化

私が見た中で最も印象的だったのは、SNSでの反響。

2024年に受賞した「俺たちの箱根駅伝」(池井戸潤さん)は、X(旧Twitter)で「楽天Koboで読める感動作」として一気に拡散。

タグ付き投稿が3日間で1,000件を超えたほどです。

3. 出版や映像化のチャンスも

受賞をきっかけに、紙の書籍化や漫画化、ドラマ企画が進む例もあります。

とあるBL作家さんは、Kobo特別賞をきっかけに、コミック化+アニメ制作の話が舞い込んだと話していました。


実体験:インディーズ作家でも道はある

私も元々は、出版社に所属していない、いわゆる“無所属”のインディーズ作家でした。

2023年に自費出版した電子書籍は、初月売上は3冊。

まさに“鳴かず飛ばず”。

しかし、Xやブログを通じて読者と直接つながることで、口コミがじわじわ広がりました。

数ヶ月後、Koboの「注目のインディーズ作品」に取り上げられ、販売数が激増。

翌年には、出版社からのエントリーを経て、KoboAwardで写真集部門のノミネートを果たしました。

惜しくも大賞は逃しましたが、今では紙の出版依頼や、地方イベントへの招致まで受けています。


インディーズ作家がKoboAwardを目指すには?

1. エントリー方法を理解しよう

基本的には出版社を通じたエントリー制ですが、「楽天Kobo Writing Life」を活用すれば、個人でもKobo上に作品を公開可能です。

Kobo Writing Lifeに登録し、自身で表紙、本文データ、価格を設定。

読者の反応次第では、楽天や出版社の目に留まる可能性もあります。

2. 高評価レビューを意識した構成に

読者は“共感”や“実用性”を重視しています。

レビューで「共感できた」「また読みたい」と言わせる文章構成がカギです。

目次設計、章ごとのストーリー性、そしてタイトルに含めるキーワードにも気を配りましょう。

3. SNS・ブログ・動画の連携で話題作り

作品だけでなく、「書いた背景」や「失敗談」などを発信することで、著者の“人となり”が伝わります。

読者は「どんな人がこの物語を書いたのか?」を知りたがっています。


結論|楽天Kobo電子書籍Awardは、すべての作家に開かれた未来

「私なんかが…」

そう思う必要はありません。

楽天Kobo電子書籍Awardは、まだ誰も知らない才能を拾い上げる懐の深さを持っています。

あなたの作品が誰かの人生を変える可能性もある。

その最初の一歩が、電子書籍での挑戦かもしれません。

ぜひ、次回のエントリーに向けて動き出してみてください。

読者と繋がる未来は、あなたの「公開ボタン」の先に広がっています。

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