「またかよ、渋滞…」
そう思いながら、ハンドルを握っていた去年の私。
でも、あることをきっかけに、渋滞中の車内が“幸せな時間”に変わりました。
それは、「渋滞を受け入れる」こと。
イライラしても、車は進まない。
だったら、その時間を“楽しい体験”に変えてみませんか?
この記事では、年間1万km以上を運転する筆者が実践してきた、
「渋滞中でも笑顔になれる過ごし方」をリアルな体験とともにお伝えします。
1. 渋滞=退屈?いや、違う。
誰しもが経験する“渋滞”。
でも、多くの人が「時間のムダ」としか感じていないのが実情。
でも考えてみてください。
動き続ける日常の中で、強制的に止まる時間なんて、そうそうありません。
この「止まっている」時間を、ただの苦痛にするか。
それとも“心の余白”として楽しむか。
それだけで、旅の印象はまるで変わります。
2. 私の体験談:渋滞が“いい思い出”に変わった瞬間
去年のゴールデンウィーク。
家族で箱根に向かっていた途中、小田原厚木道路で渋滞にハマりました。
動かない車。
ぐずり出す子どもたち。
焦る私。
でも、ふと子どもが言った一言。
「じゃあしりとりしようよ」
そこから家族4人でしりとり大会。
途中で「動物しばり」「アニメしばり」など、ルールを変えながら続けているうちに…
「え?もうここまで来たの?」
と驚くほど、あっという間に時間が過ぎていたのです。
この経験が私の中で、「渋滞は退屈な時間じゃない」という価値観に変わった瞬間でした。
3. シーン別:渋滞中の楽しみ方
🚗 ① 一人ドライブ編
一人の時間を極めるなら、渋滞中こそ最高の“脳内エンタメ空間”。
- ポッドキャスト: 「COTEN RADIO」など知的で笑える番組で学びながら笑う
- オーディオブック: 小説やビジネス書を“耳で読む”体験
- 自分対話: スマホの録音機能を使って「ひとりブレスト」も◎
渋滞は、自分の思考を深める贅沢な時間にもなります。
💑 ② カップル・夫婦ドライブ編
日頃ゆっくり話せていない、そんな二人こそ、渋滞中は心の距離を縮めるチャンス。
- 思い出トーク: 初デートの話、学生時代の話など
- 未来設計会議: 旅行の計画、住みたい街、将来の夢
- 共通プレイリストで盛り上がる: Spotifyで作った“私たちの曲集”
「渋滞でケンカする夫婦」と「渋滞で絆が深まる夫婦」。
その差は、意識だけです。
👨👩👧👦 ③ ファミリードライブ編
子どもが飽きる。
だから親は焦る。
そんな時こそ、「車内を遊び場」に変えましょう。
- クイズゲーム: 小学生レベルから高校入試まで楽しめる
- なぞなぞ・早口言葉大会: 笑いながら脳トレにも
- “もしも”トーク: 「もしもドラえもんがいたら何を頼む?」で大盛り上がり
我が家では、「勝った人が次のサービスエリアで好きなアイスを選べる」ルールを導入。
これがまた、子どもたちのモチベーション爆上がり!
4. 渋滞が予想される日は“準備がすべて”
実は、渋滞中を楽しめるかどうかは事前準備で決まります。
✔ スマホにオフライン音声コンテンツをDL
✔ ゲームやクイズを紙に書き出しておく
✔ おやつや飲み物を人数分+予備で用意
✔ モバイルバッテリーやティッシュ、除菌グッズ
これらがあるだけで、車内は「快適空間」に早変わりします。
5. 渋滞時間を快適にする便利アイテム
筆者おすすめの“神アイテム”を紹介。
- スマホホルダー(運転中の安全確保)
- 首掛けファン(夏の救世主)
- クッションブランケット(子どもの昼寝用にも)
- USBポート付き電源タップ(全員がスマホ充電OK)
- 小型ゴミ袋(散らかり防止)
これ、全部揃えても3000円以内で揃います。
6. 渋滞中にやってはいけないこと
「楽しもう」としても、ここだけは注意!
- スマホの長時間操作: 安全確認と熱暴走に注意
- イライラを口に出す: 空気がピリつきます
- 無理なルート変更: 結局、裏道も混んでます…
“焦らず、怒らず、休憩はこまめに”が鉄則です。
7. まとめ:渋滞を楽しめた人が、旅を制す
渋滞は避けられません。
でも、どう“向き合うか”は、あなた次第です。
渋滞のせいで「イライラした旅」にするのか。
それとも「思い出が増えた旅」にするのか。
渋滞中こそ、旅の本質が試される。
この記事が、あなたのドライブにちょっとした“幸せ”を加えるヒントになれば幸いです。
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