サッカー観戦は感動の瞬間を味わえる貴重なイベントです。
特にノエビアスタジアム神戸で観戦する際、その近くで訪れることのできるスポットを知っていると、旅全体がさらに充実します。
今回おすすめするのは、神戸市街を一望できる「摩耶山掬星台」。
昼間の雄大な眺望から、日本三大夜景の一つと称されるロマンチックな夜景まで、まさに一日中楽しめるスポットです。
私が実際に訪れた体験談を交えながら、このスポットの魅力を存分にお伝えします。
掬星台の名前の由来と歴史
「掬星台」という名前は、まるで星を手で掬えるような絶景が見られることから名付けられました。
摩耶山自体は古くから霊場として知られ、山頂付近には摩耶観音というお寺もあります。
この山は、古くから神戸の人々にとって大切な場所であり、掬星台はその中でも特に景色が美しいスポットとして知られています。
歴史を感じさせる山の空気と、近代的な夜景のコントラストがこの場所の魅力を引き立てています。
私の体験談:摩耶山掬星台の魅力
初めて訪れた日は、秋の晴れた日でした。
スタジアムでの興奮冷めやらぬまま、摩耶ケーブル駅へ向かい、ケーブルカーに乗り込みました。
ケーブルカーはゆっくりと山を登り始め、窓から見える緑がだんだんと色づき、標高を上げるごとに街並みが遠ざかります。
途中の摩耶山天上寺も素敵なスポットでしたが、今回は夜景が目的だったのでスキップ。
ロープウェーから見た夕暮れ時の景色は息を呑む美しさで、頂上に着いた時にはもう興奮が最高潮に。
掬星台から見える夜景は、「まるで宇宙に浮いているよう」としか表現できないほど壮大で輝いていました。
アクセス情報と実際の感覚
掬星台へのアクセスは神戸市内から比較的簡単です。
ノエビアスタジアム神戸からは市バスを使い摩耶ケーブル駅まで約30分。
ケーブルカーとロープウェーを乗り継ぐと、さらに30分程度で展望台に到着します。
乗り継ぎの待ち時間には山の空気を吸い込むだけでもリフレッシュ効果があります。
登山初心者でも気軽に行けるのが、この場所の素晴らしい点です。
昼夜で異なる摩耶山の魅力
昼の魅力
晴れた日には、神戸港から大阪湾、淡路島までが一望できます。
遠くには四国の山々がぼんやりと浮かび上がり、青い海と山の緑が鮮やかに広がります。
軽い散策を楽しむ人々や、ベンチでお弁当を広げる家族連れの姿も多く見られます。
夜の魅力
掬星台の夜景は、日本三大夜景の一つ。
函館山や長崎の稲佐山と比較しても、摩耶山の夜景は都会的で、また独特の温かみがあります。
神戸港に浮かぶ船のライトや、明石海峡大橋のイルミネーションが、視界にアクセントを加えます。
周辺の楽しみ方
掬星台を訪れる前後に、近くのグルメスポットにも足を運びましょう。
麓の摩耶ケーブル駅周辺には、神戸牛が楽しめるレストランや、地元の素材を使ったカフェがあります。
また、神戸名物である「明石焼き」の専門店も人気です。
軽食をテイクアウトして、掬星台でピクニックするのもおすすめです。
訪れる際の注意点
山の夜間は気温が下がるため、防寒具は必ず持参しましょう。
また、ロープウェーの最終便が早めに終了する場合があるので、事前に運行時間を確認してください。
登山靴までは必要ありませんが、歩きやすい靴を履くことをお勧めします。
神戸観光を特別な思い出に
摩耶山掬星台は、サッカー観戦の興奮をさらに特別なものにしてくれる絶景スポットです。
神戸を訪れるなら、ぜひ一度足を運んでみてください。
✅神戸港から淡路島まで望む壮大な眺め
✅函館山・稲佐山と並ぶ夜景の名所
✅アクセスが簡単な山上のリフレッシュスポット
⛲摩耶山掬星台
兵庫県神戸市灘区摩耶山町2−2
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