都会の喧騒に疲れたとき、人は自然を求める。
そんな思いから、僕は千葉県の大多喜カントリークラブに向かうことにした。
高速道路を降りてから続く、静かな田舎道。
窓を開けると、ほんのりと草の匂いが漂ってきた。
約束された週末の自由。
そして、待ち受けるのは、名匠・間野貞吉が設計した本格派の27ホールだった。
ここでは、僕自身が体験した「大多喜カントリークラブ」の魅力を、リアルに、そして少しエモーショナルにお届けする。
読むだけで、あなたもこのコースを回りたくなるはずだ。
大多喜カントリークラブの魅力を一言でまとめると?
⛳️ 27ホールを自由に巡れる、まるでゴルフのテーマパーク
⛳️ 芝の香りと風を感じる、自然との一体感
⛳️ 設計家・間野貞吉が手掛けた、攻める楽しさに溢れたコース
大多喜カントリークラブってどんなゴルフ場?
千葉県夷隅郡大多喜町、総面積160万㎡というスケール感。
この広大な土地に、東・西・南の3コース、計27ホールが展開されている。
開場は1976年。
長年、多くのゴルファーたちを迎え、愛されてきた歴史あるクラブだ。
特徴は何と言っても「攻めがいのある戦略性」。
ただ広いだけでなく、絶妙に配置されたバンカー、巧妙なアップダウン、谷越えホールなど、プレイヤーの技術と度胸を試してくる。
そしてコースの管理も素晴らしい。
グリーンの速さ、フェアウェイのコンディション、すべてがハイレベル。
正直言って、ここを回ると、他のゴルフ場では物足りなく感じるかもしれない。
実際にラウンドして感じた、心震える瞬間
僕が最初にプレーしたのは「南コース」。
1番ホールに立った瞬間、目に飛び込んできたのは、早朝の光にキラキラと輝くフェアウェイだった。
打ち下ろしのティーショットを軽く放つと、ボールは小さく跳ね、広大な芝の海へと消えていった。
そして迎えた、南コース4番。
「ティーショットはドライバー以外で」とアドバイスされていたが、僕は欲張ってドライバーを手にした。
──結果、左の林に消えるボール。
まるで森に吸い込まれるかのような光景に、思わず苦笑いした。
ゴルフは欲張った者から罰せられる。
それを身をもって学んだ瞬間だった。
だが、そんな失敗さえ、ここの自然の中では不思議と楽しく感じる。
ラウンド中、木々を揺らすそよ風の音、どこからか聞こえる鳥のさえずり、青空に映えるツツジの鮮やかさ──。
大多喜カントリークラブは、プレーそのものだけでなく、自然と一体になれる時間をくれる場所だった。
大多喜カントリークラブへのアクセス方法
車の場合は、首都圏中央連絡自動車道・市原鶴舞ICから約15km。
約20分ほどで到着できるため、都心からも1時間〜1時間半でアクセス可能。
電車利用の場合は、JR外房線・茂原駅からクラブバスが運行。
祝祭日を除く月曜日は運休なので注意。(2023年2月からバス停車位置・時刻変更あり。公式サイト要確認)
公共交通機関でも十分に通えるため、車を持たないゴルファーにも優しい設計だ。
利用者たちのリアルな口コミを紹介
● コースが本当に広い。ドライバーを思い切り振れるのが爽快でした。(50代・男性)
● グリーンのメンテナンスが行き届いていて、転がりも素直。さすがPGMの管理!(60代・女性)
● レストランの人手不足は少し気になったけど、スタッフの対応は丁寧で好印象でした。(40代・男性)
● 早朝スルーでラウンド。朝の空気が気持ちよすぎて、プレー後のコーヒーが最高に美味しかった!(30代・男性)
ユーザーの満足度が高いのも、大多喜カントリークラブの大きな魅力のひとつだ。
知っておきたい最新のお知らせ
・茂原駅発のクラブバス停留所が変更されています(必ず最新情報をチェック!)
・横浜駅からの高速バス運行は2023年2月で終了済みです
・PGMポイントプログラム加入で、サインレスチェックインが可能に!
この機会に、PGMカードやアプリを活用して、スマートゴルフを楽しもう。
大多喜カントリークラブの基本情報まとめ
住所:〒298-0202 千葉県夷隅郡大多喜町下大多喜2419
電話番号:0470-82-3011
FAX番号:0470-82-4666
ホール数:27ホール(東コース・西コース・南コース)
距離:10,099ヤード(総距離)
パー数:108
コース種別:丘陵
グリーン:ベント、高麗
コース高低差:適度なアップダウンあり
設計者:間野貞吉
練習場:230ヤード・20打席のドライビングレンジ完備
付帯施設:アプローチ練習場、バンカー練習場、パター練習場、コンペルーム6室
アクセス:市原鶴舞ICより車で約15km/JR茂原駅からクラブバス運行(要確認)
最後に
都会を離れ、自然と向き合いながら、真剣に、そして自由にゴルフを楽しみたい。
そんな願いを、確かに叶えてくれる場所、それが「大多喜カントリークラブ」だ。
ラウンド後、ふと振り返る。
あの日、心地よい疲労感とともに見上げた、青く高い空。
芝生の匂いを胸いっぱいに吸い込んだあの瞬間。
ゴルフが、ただのスポーツではなく、”人生を豊かにする時間”だと教えてくれた。
あなたも一度、ここに足を運んでみてほしい。
そして、自分だけのドラマを、この大地に刻んでほしい。
コメント