「えっ、あのキユーピーが育児食をやめちゃうの?」
SNSでこのニュースを目にした瞬間、私は思わず声が出ました。
10ヶ月になる娘が毎日食べていた「にこにこボックス」。
カップを見た瞬間、いつもニッコリ笑っていた顔が思い出されて、胸がギュッと締めつけられる思いがしました。
■ 今回のブログでわかること
- なぜキユーピーが育児食をやめるのか
- いつ・どの商品が終了するのか
- これからどうやって育児食を選べばいいか
- 他のママ・パパたちのリアルな声
- 手作り or 他社製品、どちらを選べば良いかの判断軸
第1章|なぜキユーピーは育児食を終了するのか
65年という長い歴史を持つキユーピーの育児食事業。
1960年の発売以来、育児世代にとっては「最初の味」として親しまれてきました。
私自身、母に聞いたところ「あなたも赤ちゃんのときキユーピーだったわよ」と笑っていました。
そんな存在が、なぜ今、幕を閉じようとしているのでしょうか?
その理由は主に3つ。
1つ目は「販売数の低迷」。
出生数の減少以上に、ベビーフードの選択肢が増え、競争が激化したのが原因です。
2つ目は「コストの高騰」。
特にエネルギー費や原材料費がここ数年で高騰。
品質を維持しつつ利益を出すのが難しくなったそうです。
3つ目は「設備投資の限界」。
私もメーカー勤務経験がありますが、古い設備を維持しながら高品質を保つのは本当に大変です。
内部では何度も立て直しを図った結果、苦渋の決断に至ったとのこと。
正直、「やっぱり…」という気持ちと、「それでも続けてほしかった…」という複雑な思いが交錯しました。
第2章|いつまで買えるの?対象商品は?
キユーピーの発表によれば、
2026年8月末で生産終了
販売はその後、在庫がなくなり次第、順次終了となります。
この約1年間が“買いだめ”と“切り替え”のタイミング。
終了対象の商品一覧(一部)はこちら:
- 瓶詰(野菜入りチキンライス など):21品
- にこにこボックス(カップ型):20品
- レンジ対応ハッピーレシピ(パウチ):14品
- ベビーデザート:6品
- おやつ:2品
- やさいとなかよし(ごはん・麺ソース):7品
- 同スプレッドタイプ:2品
特に人気のあった「にこにこボックス」は早めに店頭から消える可能性が高いので、早めの確保がおすすめです。
第3章|育児現場は今、大混乱!?リアルな声を集めました
私のママ友グループ(LINE)でこの話題を出したところ、10件以上のコメントが即座に。
以下はその一部です:
👩 まゆママ(1歳男児)
「夜勤明け、帰ってきてすぐ食べさせられるのが助かってたのに…もう終わるの!?不安しかない」
👨 パパ育児中のシュンさん(8ヶ月女児)
「初めてパウチ使ったのがキユーピー。味も良くて、自分で食べたら意外と美味しくて(笑)」
👩 2児ママ ゆかりさん(3歳&1歳)
「上の子の時は和光堂、下の子はキユーピー。兄弟でも好みが違うから、選択肢は多い方が良い…」
こうした「愛用していた人のリアルな声」こそが、今回の終了がどれほどの影響を及ぼしているかを物語っています。
第4章|じゃあ、これから何を使えばいいの?3つの選択肢
選択肢1:他社製品に切り替える
特に選ばれているのは以下の3ブランド。
私は今、和光堂の「栄養マルシェ」に切り替え中です。
カップ型で似た使い勝手だし、娘もパクパク食べてくれています。
選択肢2:手作りにシフト
実はキユーピー終了を機に、「手作りに戻そうかな…」という声も増えています。
特に増えているのが「家電で時短調理→冷凍ストック」派。
おすすめアイテム:
- テスコム 離乳食用ブレンダー
- ベビーハック製 ストック用冷凍トレイ
私は毎週日曜日の夜に、5品を一気に仕込み、冷凍保存するルーティンに切り替えました。
おかげで平日は電子レンジだけで済むし、アレンジもできて栄養面でも満足です。
選択肢3:惣菜や宅配サービスの活用
- ファミマやセブンには「管理栄養士監修惣菜」あり。
- パルシステムの冷凍離乳食セットも人気。
- 「タイヘイファミリーセット」など宅配も選ばれています。
忙しい家庭には、こうした「半完成品」の活用が特におすすめ。
ただし、塩分や食感には注意して、離乳食期に合うかは慎重に判断しましょう。
第5章|選び方の基準は「家族のスタイル」に合っているか
最後に、「どれを選べばいいの?」という疑問に対して、チェックリストを用意しました。
✅ あなたはどのタイプ?
- 育休中で時間がある → 手作り◎
- 共働き・時短命 → 市販 or 宅配◎
- 食育にこだわりたい → オーガニック中心◎
- 外出が多い → パウチ or カップ◎
それぞれに正解があります。
どれが“正しい”ではなく、「どれが合っているか」が大切なんです。
最後に|「変化」は不安。でも、新しい発見のチャンスかもしれない。
キユーピーの育児食が終わる。
それは、時代のひとつの節目であり、ちょっぴり切ない現実です。
でも。
私たちは、これを「新しい食育のスタート」に変えることができるはず。
子どもたちの成長にとって、何が一番良いのか。
家庭ごとにベストな形を模索していきましょう。