「鳥取県民の日(9月12日)」はどんな日?
✅ 鳥取県が1998年に制定し、1881年の再設置を記念する日。
✅ 鳥取県内の公立施設が無料開放や割引を行う特別な日。
✅ 鳥取県民と、県内各地で開催される地域イベントが深く関わっている。
9月12日は「鳥取県民の日」。
この日は、鳥取県の歴史と誇りを感じる特別な日です。
鳥取県が制定したこの記念日は、県民にとって自分たちのふるさとを再認識し、愛する気持ちを育む大切な日として広く親しまれています。
鳥取県民の日の誕生秘話
この記念日は、1998年(平成10年)に鳥取県が制定したもので、その背景には深い歴史があります。
その歴史は1881年(明治14年)にさかのぼります。
実は、鳥取県は一度、島根県に編入されてしまい、一時的に消滅していた時期がありました。
その後、1876年(明治9年)に島根県から分離され、再び鳥取県として独立したのが9月12日だったのです。
この再設置の日を記念して、「鳥取県民の日」が制定されました。
つまり、この日は鳥取県の誕生日でもあり、県民としての誇りを再確認する重要な日として位置づけられています。
鳥取県民の日の目的とは?
「鳥取県民の日」の制定にあたっては、県の条例で次のように定められています。
「ふるさとについての理解と関心を深めるとともに、ふるさとを愛する心を育て、もって自信と誇りの持てる鳥取県を力を合わせて築き上げることを期する日」
この一文からもわかるように、鳥取県民の日は単なる祝日ではなく、郷土愛を深め、県民としての誇りを育むための特別な日なのです。
つまり、この日を通して、地域社会との絆を強めるとともに、鳥取の素晴らしさを再認識することが求められているのです。
鳥取県民の日に開催されるイベント
鳥取県民の日には、県内各地でさまざまなイベントが開催されます。
県民全員が一丸となって、鳥取の魅力を感じ、郷土への愛情を深める絶好の機会です。
特に、県内の公立施設では無料開放や割引が実施され、家族や友人と一緒に楽しめるイベントが目白押しです。
鳥取県立博物館
まず、鳥取県立博物館では、鳥取県の自然や歴史、文化について学ぶことができます。
博物館の展示は、鳥取の豊かな自然や地域の歴史を感じさせてくれるものばかりです。
例えば、鳥取砂丘や、鳥取特産の二十世紀梨に関する展示など、子どもから大人まで楽しめる内容が盛りだくさんです。
鳥取二十世紀梨記念館・なしっこ館
次に、鳥取二十世紀梨記念館・なしっこ館。
こちらでは、鳥取が誇る「二十世紀梨」の魅力を存分に感じることができます。
梨の栽培方法やその歴史について学びながら、梨を使った美味しいスイーツを味わうことができるので、訪れた際にはぜひ試してみてください。
また、館内には梨の品種ごとの違いを比較できる展示もあり、まさに梨好きにはたまらない場所です。
とっとり花回廊
さらに、フラワーパーク「とっとり花回廊」は、季節ごとの花々が咲き乱れる美しい場所で、四季折々の花を楽しむことができます。
秋の花々が見頃を迎えるこの時期に訪れると、鮮やかな色彩に包まれた庭園の中を散策しながら、鳥取の自然の美しさを感じることができるでしょう。
わらべ館
そして、わらべ館。
こちらでは、童謡や唱歌とおもちゃがテーマとなっており、昭和の懐かしいおもちゃや、昔ながらの遊びを体験できます。
特にお子さんを連れて行くと、親子で楽しいひとときを過ごせることでしょう。
県民としての誇りを深めよう
「鳥取県民の日」は、単にイベントや割引を楽しむだけでなく、ふるさとの素晴らしさを深く感じ、誇りを持つことができる貴重な日です。
鳥取の自然、歴史、文化はもちろん、地域の人々とのつながりを大切にすることで、より豊かな社会を築いていけるのです。
鳥取県民の日を迎えることで、県民一人ひとりが自分たちのふるさとをもっと好きになり、誇りに思うことができるでしょう。
もしこの日に鳥取県にいるのであれば、ぜひ多くのイベントに参加し、地元の魅力を再発見してみてください。
きっと、その思い出は一生心に残るものになるはずです。
今日は何の日(9月12日は何の日)
国際南南協力デー | 宇宙の日 | 水路記念日 | マラソンの日 | 鳥取県民の日 | 秋のメープルもみじの日 | クイズの日 | 豆腐の日(10月2日・毎月12日) | 育児の日(毎月12日) | パンの日(毎月12日) | わんにゃんの日(毎月12日) | 歯ヂカラ探究月間(9月1日~30日)
