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キョロちゃんの日(9月6日)は何の日?チョコボールの歴史・裏話・豆知識まとめ!

キョロちゃんの日にちなんだチョコボールとカラフルな紙アートの装飾
目次

キョロちゃんの日(森永チョコボールの日)(9月6日 記念日)はどんな日?

✅ 「キョ(9)ロ(6)」の語呂合わせから制定された、森永製菓の公式記念日。
✅ チョコボールは1967年に登場し、キョロちゃんと「おもちゃのカンヅメ」で大人気に。
✅ 森永製菓株式会社が制定し、一般社団法人・日本記念日協会が正式認定している。

チョコボールとキョロちゃんにありがとうを伝える日

「子どものころ、おもちゃのカンヅメが欲しくて、銀のエンゼルを探し続けた――」

そんな思い出、ありませんか?

森永製菓のロングセラー商品「チョコボール」は、単なるお菓子を超えて、日本の子どもたちの夢やワクワクを形にしてきた存在です。

そしてその象徴ともいえるキャラクター「キョロちゃん」。

その2つに感謝と敬意を込めて、毎年9月6日は「キョロちゃんの日(森永チョコボールの日)」として記念日が制定されています。

この日は、ただのお菓子の記念日ではありません。

50年以上も日本人に愛されてきた「チョコボール」という文化を、世代を超えて再発見する日でもあるのです。

なぜ9月6日?キョロちゃんの日の由来に隠された語呂と想い

この記念日は、東京都港区に本社を構える「森永製菓株式会社」が制定しました。

目的は、同社を代表するお菓子「チョコボール」の魅力をもっと多くの人に知ってもらうこと。

日付が9月6日なのは、「キョ(9)ロ(6)」という語呂合わせから。

シンプルですが、思わず「なるほど!」と膝を打ちたくなる語呂ですね。

制定されたのは、チョコボールが登場してからすでに50年以上が経った令和の時代。

長く愛され続けてきたこの商品を改めて多くの人に知ってもらい、また親しまれる存在であり続けたいという、森永製菓のブランド戦略が背景にあります。

この記念日は、一般社団法人・日本記念日協会によって正式に認定・登録されており、企業の一方的な記念イベントではなく、日本全国に向けた正式な「記念日」として扱われています。

チョコボールの歴史は、実は“チャッピー”から始まっていた?

チョコボールの歴史は1965年、「チョコレートボール」という商品名で始まりました。

意外なことに、初代パッケージにはあの「キョロちゃん」は登場しておらず、当時の人気アニメ『宇宙少年ソラン』のリスのキャラクター「チャッピー」が描かれていたのです。

この「チャッピー版チョコボール」は、アニメの終了とともに販売終了となりました。

その後、1967年。

ピーナッツ入りの「ピーナッツボール」、定番の「チョコレートボール」、カラフルな「カラーボール」の3種が同時発売され、ここでついに「キョロちゃん」が初登場。

ただし、このときの商品名はまだ「チョコボール」ではなく、「チョコレートボール」でした。

このパッケージには、上部のサックを引き上げると横からクチバシが出てくる仕掛けがありました。

1969年になると、呼びやすさと親しみやすさを重視し、「チョコボール」へと名称を変更。

このときから、パッケージの「くちばし」がより分かりやすい形になり、定番の「ピーナッツ」「キャラメル」の2種展開が定着していきます。

こうして、現在まで続く「チョコボールの世界」が誕生しました。

銀のエンゼルを5枚集めたその先に──“おもちゃのカンヅメ”の進化と夢

チョコボールを語る上で外せないのが、「おもちゃのカンヅメ」。

「金のエンゼル」1枚、または「銀のエンゼル」5枚を集めると応募できるこの伝説のアイテムは、発売当初から多くの子どもたちの夢でした。

でも、初代の「カンヅメ」は実は「まんがのカンヅメ」だったって知っていましたか?

1967年に登場したこの缶には、オリジナルのマンガ冊子やおもちゃが入っており、まさに子ども心をくすぐる宝箱。

そして1969年から、「おもちゃのカンヅメ」という名前で本格スタート。

第1号には、ミニそろばんやキーホルダーなど、昭和らしい小さなおもちゃが詰め込まれていました。

時代とともに中身も進化。

宇宙をテーマにした「スペース缶」、未来感あふれる「ひみつの缶詰」、最近では「大人向けカンヅメ」なども登場。

開けるまで何が入っているか分からない──そのワクワク感は、どんな時代になっても色あせません。

キョロちゃんってどんなキャラ?実は深い“キョロちゃん設定”

キョロちゃんは、1967年のチョコレートボール時代に初登場したオリジナルキャラクター。

鳥のようで鳥でない、丸いフォルムと大きな目、特徴的なくちばしがトレードマークです。

名前の由来は、いつも「キョロキョロ」しているから──という説が有力です。

実は、1999年〜2001年にはテレビアニメ『キョロちゃん』が放送されていました。

アニメでは、キョロちゃんが冒険に出かけたり、仲間たちと騒動を巻き起こしたりと、子ども向けながらもユーモアと感動のある内容でした。

声を担当したのは、ベテラン声優の愛河里花子さん。

また、キョロちゃんは文房具、食器、ぬいぐるみ、LINEスタンプなどグッズ展開も多岐にわたり、マスコットキャラとして確固たる地位を築いています。

森永製菓とキョロちゃん──ロングセラーを支えた企業の想い

森永製菓株式会社は、1899年創業の日本を代表する老舗製菓企業。

「ミルクキャラメル」「ハイチュウ」「ダース」など、世代を超えて愛される製品を数多く開発してきました。

そんな森永製菓がチョコボールを通して目指したのは、「食べる楽しさ」と「遊ぶ楽しさ」を同時に提供すること。

特に「キョロちゃん」と「おもちゃのカンヅメ」の仕掛けは、お菓子にワクワクを詰め込んだ、マーケティングの名作とも言える仕組みです。

令和に入り、あえて改めて記念日を制定した背景には、「時代が変わっても変わらない価値を伝えたい」という企業の強い想いがあります。

キョロちゃんの日(森永チョコボールの日)に関するよくある質問

Q1. キョロちゃんの日は何のために制定されたの?
A. チョコボールの魅力を改めて知ってもらい、長く愛され続ける商品であることを記念するためです。

Q2. おもちゃのカンヅメって今もらえる?
A. もらえます。金のエンゼル1枚、または銀のエンゼル5枚を集めて応募できます。

Q3. キョロちゃんって本当に鳥なの?
A. はっきりとした種類は設定されていませんが、鳥のような見た目をしたキャラクターです。

キョロちゃんの日(森永チョコボールの日)のまとめ

9月6日は、「キョロちゃん」と「チョコボール」へのありがとうを伝える日です。

この記念日は、単なる企業PRではなく、私たちの生活に長年寄り添ってきた“日本の味と遊び心”を再確認するきっかけでもあります。

子どもの頃に集めたエンゼル、パッケージのくちばし、思わず歌いたくなるあのCMソング──

そんな懐かしい思い出に浸りながら、今年の9月6日は、久しぶりにチョコボールを手に取ってみませんか?

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