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ミニスカートの日(10月18日)|ツイッギー来日で始まった日本のミニスカートブーム

ミニスカートの日(10月18日)の記念として、カラフルなミニスカートと花々が並ぶデザインで、自由と解放の象徴としてのミニスカートを祝う
目次

「ミニスカートの日(10月18日)」はどんな日?

✅ 1967年、ツイッギーが来日し、ミニスカートブームが日本で始まった日。
✅ ミニスカートの名前は、クワントが愛した英国車「Mini」に由来している。
✅ ツイッギー(Twiggy)と、帝人が発売した「テイジンエル」が関わっている。

10月18日は「ミニスカートの日」!その誕生と影響を振り返る

10月18日は、「ミニスカートの日」として、ファッション史における重要な出来事を記念しています。

1967年のこの日、イギリスから「ミニの女王」として名高いツイッギーが日本に来日し、ミニスカートブームが日本中に広がりました。

あの時代、ミニスカートは単なる服装の一部ではなく、社会の変革を象徴するアイテムでした。

自由、解放、そして新しい価値観の誕生を感じさせるそのスタイルは、今でも多くの人々の記憶に残り、現代のファッションにも大きな影響を与えています。

ミニスカートの誕生とその背景

ミニスカートが生まれたのは、1960年代後半のことです。

それまでは、女性の服装はどこか窮屈で、社会の期待に応える形で定められていました。女性らしさとは、長いスカートに、細身のシルエット、華奢な姿勢が求められる時代でした。

そんな中で、イギリスのデザイナー・マリー・クワントは、従来の常識に挑戦するような新しいファッションを生み出しました。

彼女が生み出したのが「ミニスカート」です。丈を短くすることで、女性の自由な動きと解放感を表現したこのデザインは、瞬く間に世界中で流行しました。

「ミニ」という名前は、クワントが大好きだったイギリスの小型車「Mini」に由来しています。そのシンプルで愛らしいデザインから、若者たちを中心に爆発的に支持されたのです。

日本でのミニスカートブーム

1965年、日本で初めてミニスカートが登場したのは、繊維企業・帝人が発売した「テイジンエル」という商品でした。これが、日本でのミニスカートの先駆けとなり、注目を集めます。しかし、ブームが本格的に広がったのは、1967年10月18日のこと。

イギリスのモデル兼女優・ツイッギーが来日し、そのファッションを披露したことで、ミニスカートは一気に日本中に広がりました。

ツイッギーは、その可愛らしいルックスと、若々しくフレッシュな魅力で日本の若者たちに大きな影響を与えました。彼女が日本で着たミニスカートは、当時の日本社会にとって非常に衝撃的なものでした。

ミニスカートが引き起こした社会的変化

ミニスカートは、ファッションの枠を超えて、当時の社会に大きな変化をもたらしました。

一つは、女性の社会的地位や自由に対する意識が高まったことです。ミニスカートを履くことが、単なるファッションを超え、自由な生き方や自己表現の一環となりました。

女性たちは、スカートの丈を短くすることで、従来の枠に縛られない自分を表現し始めたのです。

また、ミニスカートは、特に都市部の若い女性たちの間で大きな支持を得ましたが、これが全国的に広がるのにはそれなりの時間を要しました。

ミニスカートが影響を与えた職場や文化

ミニスカートの流行は、単に若者文化にとどまらず、社会全体にも影響を与えました。

たとえば、女性警官の制服や、大阪万博(1970年)のコンパニオンの服装にも、その影響が見て取れます。女性の制服も、より自由で動きやすく、かつ魅力的なデザインへと進化しました。

さらに、1980年代のバブル時代には、ミニスカートがさらに進化し、「超ミニ」や「マイクロミニ」と呼ばれる、極端に短いスカートが流行しました。

この時期は、ボディコンシャスなファッションが流行し、ミニスカートもそのスタイルの一環として再登場したのです。

ミニスカートのその後と現代の位置づけ

ミニスカートは時代ごとに様々な形で進化を遂げ、現在でも多くのファッションアイテムとして登場します。

もはや、ミニスカートは単なる流行の一時的なものではなく、定番のアイテムとしてファッションの一部となっています。

今では、ミニスカートは若者だけでなく、大人の女性にも親しまれ、カジュアルからフォーマルまで、さまざまなシーンで活躍しています。

その一方で、ミニスカートは常に物議を醸し出す存在でもあります。

丈が短いことがもたらす大胆さやセクシーさは、時に社会的な議論を引き起こしますが、それもまたミニスカートの魅力の一部であり、その自由さと冒険心が、今も多くの人々を惹きつけてやまないのです。

ミニスカートの日まとめ

ミニスカートは、1960年代に登場し、女性のファッションの自由を象徴するアイテムとして登場しました。

その影響はファッションにとどまらず、社会的、文化的な側面でも大きな変革をもたらしました。

10月18日という「ミニスカートの日」を迎えるたびに、私たちはその時代に生きた人々の自由への欲望、そして新しい価値観の受け入れを思い出します。

ミニスカートは、今もなお私たちの心に強く刻まれ、未来へと引き継がれていくことでしょう。

その自由さ、解放感、そしてファッションにおける革命を、今後も大切にしていきたいですね。

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