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フラフープ記念日(10月18日)とは?日本での初登場からブームの背景まで

1958年10月18日に日本で初めて発売されたフラフープを祝う記念日、フラフープ記念日の楽しさとその歴史を紹介する記事のサムネイル
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「フラフープ記念日(10月18日)」はどんな日?

✅ 1958年10月18日、東京のデパートで日本初のフラフープが販売された日。
✅ フラフープは、アメリカでの流行を受けて日本で大ブームを引き起こした。
✅ 東京のデパートやフラフープを販売した企業が深く関わっている。

フラフープ記念日(10月18日) – あの大ブームとその後の影響を振り返る

10月18日は「フラフープ記念日」です。

1958年、東京のデパートで初めて日本にフラフープが登場した日として、この記念日が制定されています。

フラフープは、世界中で愛されてきた遊具であり、その登場とともに日本にも大きな影響を与えました。

この記念日は、単にフラフープという遊具が広まったことを記念するだけでなく、1950年代の日本でどれほどの熱狂を巻き起こし、その後の社会や文化にどのような影響を与えたかを振り返る良い機会となっています。

この記事では、フラフープ記念日を通じて、当時のブームを追体験し、さらにその後の変遷やフラフープの魅力について深く掘り下げてみたいと思います。

フラフープ誕生の背景と日本への登場

フラフープの誕生について詳しく知っている人は少ないかもしれませんが、この遊具の起源ははっきりしていないのが現状です。

一部では、フラフープがオーストラリアで考案されたとされていますが、世界中の子供たちが古くから「輪」を使って遊んできた歴史があるため、具体的な発祥地を特定するのは難しいとされています。

いずれにせよ、フラフープが本格的に広まったのは、1950年代のアメリカでのことです。

アメリカで爆発的に流行したフラフープは、数ヶ月で数百万本以上も売れるほどの人気を誇り、その後、世界中にその波が広がりました。

そして、日本でも1958年の10月18日、東京のデパートで初めて販売されることとなります。

当時の日本は高度経済成長を迎えつつあり、新しいものへの興味が高まっていた時期でした。

フラフープが登場したことで、人々はその新しさや楽しさに魅了され、すぐに大きなブームが巻き起こることとなります。

フラフープの魅力とブーム

フラフープが日本に登場すると、その手軽さと楽しさが瞬く間に広がり、特に子供たちの間で人気となりました。

フラフープは、ただの遊具ではありませんでした。

「腰を動かしてフープを回す」というシンプルな動きが、体全体を使うエクササイズとなり、健康にも良いと宣伝されていたため、大人たちにも人気がありました。

当時、フラフープは1本270円という価格で、大人向けの商品と子供向けの商品が販売され、たった1ヵ月で約80万本もの売り上げを記録しました。

これほどの人気を集めたのは、フラフープがただの遊び道具ではなく、エクササイズや健康維持の手段としても有効とされていたからです。

また、フラフープは非常にシンプルで、どこでも遊べる点も魅力的でした。

公園や家の庭、さらには室内でも簡単に使えるため、場所を選ばず、家族全員で楽しめることから、どんどん普及していきました。

特に、フラフープの動きがフラダンスに似ていることから、「フラダンスのように腰を使って回す」ことが注目され、その名前が「フラフープ」となったのも納得です。

フラフープ禁止令の噂とブームの終息

しかし、フラフープのブームは長くは続きませんでした。

その原因は、フラフープを使って遊んでいるうちに「腸捻転」になるという噂が広まったことにあります。

腸捻転とは、腸がねじれてしまう病気で、危険な状態に陥ることもあるため、この噂が広まると、親たちは心配し、学校でもフラフープを禁止する動きが出始めました。

実際、この噂に関しては、科学的に因果関係が証明されたわけではなく、単なる都市伝説であったことが後に明らかになります。

それにもかかわらず、この噂は広まり、フラフープに対する不安が高まりました。

その結果、フラフープの人気は急速に冷め、ブームは鎮静化していきました。

とはいえ、この一時的なブームの終息があったからこそ、フラフープはその後も一過性のものに終わらず、時折復活するアイコン的な存在となることができたとも言えるでしょう。

フラフープの再評価と進化

フラフープが一時的に人気を失った後、しばらくは忘れられていましたが、やがて再評価が始まりました。

特に近年では、エクササイズやダイエット、パフォーマンスの道具としての新たな可能性が注目されています。

フラフープを使ったダイエット法やフィットネス法は、現在でも多くのジムやインストラクターによって推奨されています。

フラフープを回すことで、腹筋や背筋、腰周りの筋肉を鍛えることができるため、短時間で効率的に体を動かすことができるとされています。

また、フラフープはダンスやパフォーマンスの道具としても活用され、特にサーカスやステージパフォーマンスで見かけることが増えました。

フラフープの軽快な回転や美しい動きが、観客を魅了し、その魅力を引き出すために使われることが多くなっています。

そのため、フラフープは今でも多くの人にとって、ただの遊具以上の存在として親しまれています。

現代におけるフラフープ

フラフープは、単なる懐かしの遊具に留まらず、現代でもその進化を続けています。

特に最近では、フラフープがエクササイズやフィットネスの道具として注目され、さまざまなダイエットプログラムや体操教室に取り入れられています。

フラフープを使ったトレーニングは、体幹を鍛え、脂肪燃焼を促進する効果があるとされています。

また、ダンスパフォーマンスやアートの分野でも、フラフープを使った美しい演技や演出が行われ、舞台やショーでその魅力を発揮しています。

フラフープは、ただの遊び道具ではなく、今では様々な形でその可能性を広げています。

フラフープ記念日まとめ

10月18日の「フラフープ記念日」は、1958年にフラフープが日本に登場し、爆発的なブームを引き起こした日として、今でも多くの人々に記憶されています。

フラフープは、単なる子供のおもちゃにとどまらず、大人たちにも愛され、エクササイズやパフォーマンスの道具としてその存在を再確認され続けています。

日本でのフラフープの歴史を振り返ると、その後の日本の遊具や文化にどれほどの影響を与えたかがわかります。

フラフープ記念日には、あの熱狂的なブームや、その後の影響を思い出しながら、フラフープの魅力を再発見してみるのも楽しいかもしれません。

あなたも、10月18日にはフラフープを手に取って、あの懐かしい感覚を感じてみてはいかがでしょうか。

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