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オオヒシクイの日(トットの日)(10月10日 記念日)|由来は渡りの季節と「10・10」誰が決めた?

10月10日はオオヒシクイの日。福島潟への飛来時期とトットの語呂が由来で、ビュー福島潟が制定した記念日です。
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オオヒシクイの日(トットの日)はどんな日?

✅ 10月の飛来時期と10・10の語呂
✅ 福島潟では5000羽以上が越冬
✅ 水の駅ビュー福島潟が制定

10月10日の「オオヒシクイの日(トットの日)」は、渡り鳥のオオヒシクイを身近に感じ、その姿を将来も見守れる環境を願う記念日です。

制定したのは、新潟市北区の福島潟にある水の駅「ビュー福島潟」。日付には、オオヒシクイが福島潟へ渡ってくる時期と、「10・10」を「トット」と読む語呂合わせが重ねられています。施設では「トット」を鳥のこととして紹介しています。

福島潟は、オオヒシクイの越冬地として国内最大級の規模を持つ場所です。水の駅「ビュー福島潟」の案内では、9月下旬から飛来が始まり、5000羽以上が越冬するとされています。

翌年3月になると、オオヒシクイは約2400km離れたロシアのカムチャツカ方面へ戻ります。10月10日は、長い渡りを終えた鳥たちを迎える季節と重なる日です。

この記念日を知ると、10月10日の語呂合わせだけでなく、福島潟の自然保全や渡り鳥の暮らしまで見えてきます。オオヒシクイはヒシクイの1亜種で、国の天然記念物「ヒシクイ」に含まれる鳥です。

文化庁のデータベースでは、ヒシクイが1971年6月28日に天然記念物へ指定されたことを確認できます。

オオヒシクイの日の由来|なぜ10月10日が「トットの日」なの?

オオヒシクイの日が10月10日になった理由は、飛来の季節と「10・10」の語呂合わせです。

水の駅「ビュー福島潟」は、10月10日を日本記念日協会に認定されたオオヒシクイの記念日「トットの日」と案内しています。そこには、オオヒシクイをいつまでも見続けられるように、という願いが込められています。

「10」と「10」を続けると、「トッ」「ト」と読ませて「トット」になります。施設公式の説明では、「トット」は鳥のことです。

数字の語呂だけで決めた日ではありません。福島潟へオオヒシクイが到着する9月下旬から10月の時期とも重なっています。2018年には10月9日に初認され、10月10日に5羽が確認された記録もあります。

制定したのは、福島潟の自然と文化を発信する水の駅「ビュー福島潟」です。ビュー福島潟は、地下1階・地上7階、高さ29mの施設。

3階からは全面ガラス張りで360度の眺望があり、4階では潟の生き物を映像で学べます。オオヒシクイを観察する場所に加え、その背景を伝える拠点でもあります。

記念日は一般社団法人日本記念日協会による認定を受けています。日本記念日協会は、名称や日付、由来などを審査する記念日登録制度を運営する団体です。

ビュー福島潟の公式案内でも、日本記念日協会に認定された記念日であることが明記されています。

一方、公開情報だけでは、オオヒシクイの日が何年に登録されたのかを確実に特定できません。登録年を推測して断定するより、制定主体と10月10日の理由を押さえるほうが正確です。

少なくとも現在は、福島潟の秋を象徴する記念日として公式行事にも使われています。2026年も10月10日に「トットの日」の企画が予定されています。

さらに興味深いのは、水の公園福島潟のグランドオープンも1997年10月10日だったことです。新潟市の年表では、同年7月にビュー福島潟が開館しました。

そして10月10日、公園全体がグランドオープンしています。ただし、記念日の日付理由として公式に示されているのは、飛来時期と「10・10」の語呂合わせです。公園の開園日は、由来と混同しないほうがよいでしょう。

オオヒシクイの日に知りたい福島潟と渡り鳥の興味深い背景

オオヒシクイの日を深く知る鍵は、福島潟が「食べる場所」「休む場所」「冬を越す場所」を備えた湿地であることです。

福島潟は新潟市東部に広がる約262haの湖沼で、新潟市内では「潟」と名のつく湖沼の中で最大です。公式案内では220種以上の野鳥と450種以上の植物が確認されています。

秋から冬には、オオヒシクイやコハクチョウ、カモ類が水辺を利用します。

オオヒシクイという名前は、ヒシの実を食べる習性と関係しています。環境省の東北環境局は、ヒシの実を食べることが「ヒシクイ」の名の由来だと紹介しています。

福島潟でも、2026年10月の自然観察企画に「ヒシの実食べるオオヒシクイ」というテーマが設定されました。名前と食べ物が、そのまま野外観察につながる鳥です。

体の大きさも目を引きます。ビュー福島潟によると、オオヒシクイは翼を広げると約1m60cmになります。

群れで飛ぶときは、竿のような一直線や鉤形の隊列を作る姿が見られます。日本ではガンの仲間が古くから「雁」と呼ばれ、和歌や絵画にも登場してきました。

福島潟とオオヒシクイの関係は、観察だけでは終わりません。旧豊栄市では1997年度から小型発信機を使い、渡りの経路や繁殖地を調べる調査を始めました。

追跡の結果、福島潟から直線距離で約2400km離れたカムチャツカ半島へ向かうことが確認されています。現地調査では、ヒナ6羽を連れた家族も見つかりました。繁殖地の確認につながった調査です。

この長距離移動を考えると、10月10日に込められた「いつまでも見続けたい」という願いの重みがわかります。オオヒシクイは福島潟だけを守れば十分な鳥ではありません。

繁殖地、中継地、越冬地がつながって、約2400kmの渡りが成り立ちます。1か所の湿地環境の変化が、長い旅の途中に影響する可能性があります。

環境省の2026年版レッドデータブックでは、オオヒシクイは準絶滅危惧(NT)とされています。

理由には、マコモやヒシが茂る湿地環境の減少や劣化などが挙げられています。福島潟で毎年見られる光景も、湿地や農地の環境が保たれてこそ続くものです。

記念日は、鳥そのものと生息環境を一緒に考える入口にもなっています。

オオヒシクイの日と関係が深い水の駅ビュー福島潟・新潟市北区

オオヒシクイの日でもっとも関係が深い施設は、制定主体の水の駅「ビュー福島潟」です。福島潟の自然と文化を伝える拠点として、1997年7月に開館しました。

同年10月10日には、水の公園福島潟がグランドオープンしています。現在の新潟市北区にある施設で、住所は新潟市北区前新田乙493です。

ビュー福島潟の役割は、建物から景色を眺めることだけではありません。館内では福島潟の動植物や人との関わりを紹介し、屋上や展望フロアから潟を見渡せます。

高さ29mの建物は、広い湿地と周辺の田園を立体的に理解する場所でもあります。10月から冬にかけては、オオヒシクイ観察の拠点として存在感が増します。

新潟市北区も、オオヒシクイとの結び付きが深い地域です。北区は2015年1月1日、オオヒシクイを「北区の鳥」に制定しました。

福島潟に飛来するヒシクイ類はオオヒシクイが主体です。毎年、少数の別亜種ヒシクイも確認されています。地域を象徴する鳥として位置付けられている点からも、福島潟との関係の深さがわかります。

福島潟では、オオヒシクイを迎える文化的な催しも続いています。新潟市北区の観光案内では、秋の福島潟自然文化祭で3000個のLEDライトを使用。

飛来するオオヒシクイをかたどる「雁迎灯」が紹介されています。水辺の生き物を観察対象だけで終わらせず、地域文化の中で迎える発想が特徴的です。

福島潟そのものも、鳥以外の魅力を持つ場所です。ビュー福島潟の公式情報では、オニバスなどを含め450種以上の植物が確認されています。

かつて干拓によって193haまで縮小した潟は、河川改修で一部が潟へ戻り、現在は約262haです。自然保全と治水、人の暮らしが重なる場所だからこそ、オオヒシクイの日にも広い背景があります。

そして、オオヒシクイ自体も福島潟を象徴する存在です。文化庁が天然記念物として指定している名称は「ヒシクイ」で、指定日は1971年6月28日。

オオヒシクイはその亜種に当たり、学名は Anser fabalis middendorffii とされています。2026年の環境省資料でも、この亜種名で評価されています。

オオヒシクイの日(トットの日)に関するよくある質問

なぜ10月10日がオオヒシクイの日に決められたのですか?

10月10日は、オオヒシクイが福島潟へ飛来する時期と重なるためです。さらに「10・10」を「トッ・ト」と読ませる「トット」の語呂合わせがあります。

ビュー福島潟では「トット」を鳥のこととして説明しています。そこには、オオヒシクイをいつまでも見続けられるようにとの願いが込められています。

実際の飛来日は毎年10月10日と決まっているわけではありません。公式情報では9月下旬から飛来が始まり、翌年3月まで越冬します。

2018年のように10月9日が初認だった年もあります。10月10日は「飛来する頃」を象徴する日と考えるのが正確です。

オオヒシクイの日は誰が制定したのですか?

制定したのは、新潟市北区の福島潟にある水の駅「ビュー福島潟」です。福島潟はオオヒシクイの日本一の越冬地として紹介され、5000羽以上が越冬するとされています。

記念日は一般社団法人日本記念日協会の認定を受けています。

ビュー福島潟は1997年7月に開館した自然・文化の情報発信施設です。高さ29mの館内から福島潟を見渡せ、動植物や地域史も学べます。

オオヒシクイを観察し、その生態や湿地との関係まで伝える施設が記念日を設けた点に意味があります。

オオヒシクイはなぜ守られているのですか?

ヒシクイは1971年6月28日、国の天然記念物に指定されました。オオヒシクイはヒシクイの亜種で、日本では越冬地が限られる渡り鳥です。

環境省の2026年版レッドデータブックでは、オオヒシクイが準絶滅危惧(NT)に位置付けられています。

課題の1つは、マコモやヒシが育つ湿地環境の減少や劣化です。福島潟で見られる5000羽以上の群れも、餌場とねぐらになる環境があって成り立ちます。

カムチャツカと日本を約2400km移動する鳥です。越冬地だけでなく、中継地や繁殖地を含む環境のつながりが欠かせません。

オオヒシクイの日から見えてくる福島潟の秋と自然

オオヒシクイの日は、10月10日の「10・10=トット」という親しみやすい語呂から生まれた記念日です。その背景には、9月下旬から福島潟へ渡ってくるオオヒシクイを、将来も見続けたいという願いがあります。

制定した水の駅「ビュー福島潟」は、5000羽以上が越冬する湿地の魅力を伝える拠点です。

オオヒシクイは、1971年に天然記念物へ指定されたヒシクイの亜種です。福島潟で冬を過ごした後は、翌年3月ごろに約2400km離れたカムチャツカ方面へ戻ります。

秋の空に竿形や鉤形の群れが現れる風景は、1年を通した長い旅の一場面です。

10月10日をきっかけに福島潟を見ると、鳥だけでなく湿地や植物、地域の文化にも目が向きます。新潟市北区ではオオヒシクイが「区の鳥」とされ、雁迎灯などの催しにも姿が描かれます。

次に秋空でガンの群れを見かけたら、「トットの日」と2400kmの渡りを思い出してみてください。風景の見え方が少し変わります。

10月10日はオオヒシクイの日。福島潟への飛来時期とトットの語呂が由来で、ビュー福島潟が制定した記念日です。

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