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皮膚の日(11月12日)とは?由来・イベント・日臨皮の活動までわかりやすく解説

皮膚の日の由来や日本臨床皮膚科医会の活動、全国で行われる皮膚検診や啓発イベントの内容を詳しく紹介
目次

皮膚の日(11月12日 記念日)はどんな日?

✅ 「いい皮膚」の語呂合わせから、皮膚の健康と皮膚科医療の啓発を目的に制定された日。
✅ 全国で無料皮膚検診や相談会、医師による講演などのイベントが実施されている。
✅ 日本臨床皮膚科医会(日臨皮)が1989年に制定し、2017年に記念日協会に認定された。


肌は、あなたの「今」を語ってくれる鏡のような存在です。

乾燥やニキビ、かゆみやシミといった症状に、ふと気づく瞬間はありませんか?

実はそれ、体の内側からのサインかもしれません。

そんな「皮膚」の大切さを見つめ直すきっかけになるのが、11月12日の「皮膚の日」です。

この記念日は、「いい(11)ひ(1)ふ(2)」という語呂合わせから生まれ、日本臨床皮膚科医会が1989年に制定しました。

全国の皮膚科医が力を合わせ、正しい知識と予防意識を届けるための大切な1日です。

この記事では、「皮膚の日」がなぜ生まれたのか、どんなイベントが行われているのか、そしてなぜあなたにも関係が深いのかを、わかりやすくご紹介します。

肌に自信を持ちたいあなたへ。

きっと役に立つ内容が満載です。

皮膚の日(11月12日)の由来とは?「いい皮膚」でつながる予防医療の第一歩

「皮膚の日」は、1989年(平成元年)に日本臨床皮膚科医会(日臨皮)によって制定されました。

この日付が選ばれた理由は、「いい(11)ひ(1)ふ(2)」という語呂合わせ。

覚えやすく、親しみやすい語感が多くの人の記憶に残りやすいことから、この日に定められたのです。

日本臨床皮膚科医会は、1984年(昭和59年)に設立された全国の皮膚科専門医の団体で、医療技術の質を保ちつつ、生涯学習の推進を図ることを目的に活動しています。

この記念日は、「皮膚は命を守る最前線」であるという視点から、皮膚病の早期発見・早期治療を呼びかけるための社会的な啓発活動の中心的な役割を担っています。

2017年(平成29年)には、日本記念日協会に正式に認定・登録され、全国規模で認知が広がるようになりました。

「皮膚の日」は、ただの記念日ではなく、私たち一人ひとりの健康意識を変えるきっかけを与えてくれる大切な節目なのです。

皮膚の日(11月12日)の豆知識:肌のSOSに気づけるチャンスの日

肌の状態は、季節や生活習慣、ストレスの影響を大きく受けます。

たとえば、冬になると乾燥によって肌が荒れやすくなります。

春先は花粉や黄砂などで、アレルギー症状が出やすい時期です。

そんな中で、「皮膚の日」は年に一度、肌のコンディションを見直す絶好のタイミングになります。

この日に合わせて、全国の皮膚科や医療機関、自治体では、次のようなイベントが開催されます。

  • 無料または低価格の皮膚検診
  • 医師による一般向け講演会
  • スキンケアや皮膚疾患に関する相談会
  • 啓発用ポスターの掲示
  • シンボルマークの展示や配布

とくに皮膚がんやアトピー性皮膚炎など、見過ごされがちな皮膚の病気についての正しい知識を得るチャンスです。

肌の異常を早めに発見すれば、治療も早く済み、症状が悪化するのを防げます。

また、SNSを活用したキャンペーンやオンライン講座も増えており、外出が難しい人でも参加しやすい仕組みが整えられています。

皮膚の日は、日々の忙しさに埋もれてしまいがちな「肌の声」に耳を傾ける日でもあるのです。

皮膚の日(11月12日)を支える存在:日本臨床皮膚科医会の想い

この記念日を作り、育ててきたのは「日本臨床皮膚科医会(日臨皮)」です。

日臨皮は、1984年に設立され、全国に約4600人の皮膚科医を会員として抱える組織です。

その特徴は、日々患者と向き合う臨床現場にいる医師たちが中心となっていること。

つまり、研究者や学者だけでなく、実際に「肌の悩み」を抱える人々と接する医師たちが、肌の健康について真剣に考え、社会全体に向けて啓発活動を行っているのです。

日臨皮の主な活動は次の通りです。

  • 医師同士の学術交流・研究発表
  • スキンケアや皮膚疾患に関する最新知識の共有
  • 地域住民向けの健康啓発イベント
  • 医療技術の評価と標準化
  • 医師の生涯学習支援

特に「皮膚の日」の啓発においては、毎年統一されたポスターを制作し、全国の医療機関や駅構内などに掲示されます。

このポスターにはシンボルマークが用いられ、親しみやすく視覚的に訴えるデザインとなっています。

また、医師自身が学校や地域イベントに出向き、子どもから高齢者まで幅広い世代に向けて肌の大切さを伝える活動も積極的に行われています。

「皮膚は体を守る盾であり、心を映す鏡でもある」。

そんなメッセージを、日臨皮は日々届け続けているのです。

皮膚の日(11月12日)に関するよくある質問

Q1. 皮膚の日にはどこでイベントに参加できますか?
A. 各都道府県の医師会や皮膚科医院、大学病院などでイベントが開催されます。地域の広報誌や医師会のHPなどで事前に情報を確認しましょう。

Q2. 肌トラブルがなくても検診に行ってもいいのですか?
A. はい。皮膚は症状が表面に出にくい病気も多くあります。異常がなくても定期的にチェックすることが予防につながります。

Q3. 皮膚の日はどんな人におすすめですか?
A. 乾燥肌や敏感肌に悩む人、アトピーを持つお子さんがいる家庭、美容やスキンケアに関心のある方など、誰にでも関わりのある記念日です。

皮膚の日(11月12日 記念日)のまとめ:あなたの肌は、あなたを守る最前線

「皮膚の日(11月12日)」は、ただの語呂合わせではありません。

肌の健康を守ることは、体全体、そして心の健康を守ることにつながります。

全国で行われる無料の検診や講演会は、肌のSOSに早く気づくチャンスです。

皮膚は、服を脱がなくても診てもらえる“外に出ている臓器”。

気軽に相談できるこの記念日を、ぜひ有効に活用してください。

あなたの肌をいたわることは、あなた自身を大切にすることと同じです。

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