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40祭の日(11月4日 記念日)|山形発・40歳を祝う“2回目の成人式”の由来と祝福アイデア

1977年度生まれの世代が山形で40歳を祝う「40祭の日」の由来や祝い方を紹介する記念日特集
目次

「40祭の日(11月4日)」はどんな日?

✅ 1977(昭和52)年度生まれで、山形県に縁のある世代が同じタイミングで40歳を迎え、2017年11月4日の「2回目の成人式 40祭 in 山形」の開催日に由来して制定された記念日。
✅ 「人生折り返しから再び攻める」というメッセージを込め、地元 山形県で同世代の仲間・地域とのつながりを祝うための“第二の成人式”的イベントから生まれた。
✅ 制定団体は 山形52会、認定・登録は 一般社団法人 日本記念日協会による。この日をきっかけに世代交流・地域活性化のムーブメントになっている。

40歳の節目を、仲間と地域と一緒に祝おう

40歳という数字を前に、「今さら節目?」と思う人もいるかもしれません。ですが、20歳で成人したように、40歳にも「人生の新章を始める」タイミングがあります。

この記念日、 “2回目の成人式”と称された「40祭の日」は、そんな40歳という節目をただ通り過ぎるのではなく、仲間・地域とともに盛大に祝おうという発想から生まれました。

山形県に縁のある1977(昭和52)年度生まれ世代が、2017年11月4日に “40歳だからこそ、これからを攻める”というテーマで集まりました。

この記念日は、一人ひとりが「これからどう生きるか」を語り合う場であり、地域とつながる機会であり、同じ世代だからこそ分かる“いまの気持ち”を共有できる祝祭でもあります。

この記事では、この「40祭の日」がどのように誕生し、どんな意味を持ち、どう祝うとより楽しめるかを、たっぷり紹介します。身近な友人や、山形に縁のある同世代と「こんな記念日があるよ」と話したくなるような内容を目指しました。

「40祭の日(11月4日)」の由来:なぜこの日が生まれたのか?

1977年(昭和52年)年度生まれ(昭和52年4月2日~昭和53年4月1日生まれ)という共通項を持つ人たちが、山形県に縁があるということでつながりを持ち始めたのが「山形52会」です。この

世代は、仕事や家庭、地域活動など様々な役割を担い始める時期に差しかかっていました。そんなタイミングで、「同じ年だからこそ分かる思いを語り合おう」「人生の折り返しを仲間と祝おう」というムーブメントが生まれました。

その集いが、2017年11月4日に、山形市の 山形国際ホテル(山形市香澄町)で開催された「2回目の成人式 40祭 in 山形」です。会場には黄色を身に付けた参加者が集い、スライドショーや鏡開き、抽選会、ライブなどが行われ、盛大に祝賀されました。

この「40歳を祝う成人式スタイル」のイベントから、より広くこの日の意味を定着させようと、同年11月4日を「40祭の日」と定め、2017年に 一般社団法人 日本記念日協会により認定・登録されました。

この日付が選ばれたのは、まさに「40歳を迎える年」の翌年・2017年11月4日という記念すべきイベント開催日であったためです。

また、「2回目の成人式」という表現は、20歳で迎えた成人式から20年後という意味合いを持ち、人生をただ過ごすのではなく、ここから再び「成人」として挑戦・発信する場という位置づけとして用いられています。

加えて、ドレスコードとして黄色の着用が定められました。黄色は「明るさ」「光」「希望」といったイメージを伴い、人生の折り返しから新たに出発するというメッセージを象徴しています。こうして、地域に縁のある同世代が集う、地域活性化と自分自身の再出発を兼ねた記念日が生まれたのです。

「40祭の日(11月4日)」にまつわる豆知識:ちょっと知っておくと話が広がる

まず、この「1977年度生まれ(昭和52年度生まれという区分)」というキーワード。日本では“年度”という括りが学年や入社年で用いられることもあって、「昭和52年度生まれ」という表現が使われていることがあります。

ですが、実際には1977年4月2日~1978年4月1日生まれという区分を指す場合も出てくるので、「1977年生まれ」とシンプルに呼ばれることも多いです。

次に、山形県“縁あって”という条件。設立主体の山形52会は、必ずしも山形県で生まれ育った人だけを対象にしてはいません。山形で働いたことのある人・山形の学校に通ったことのある人・何らかの形で山形とゆかりがある人も“縁あり”として参加可能とされており、地域外の人たちにも門戸が開かれているのが特徴です。

さらに、地域活性化の視点です。地域で同じ年を迎える仲間が集うことで、地元の商店街やホテル、飲食店、観光施設などが活性化するきっかけになると考えられています。

実際、初回開催時には参加費や会場利用、ドレスコードなどを通じて地元経済にも好影響を与えたという報道があります。

また、ドレスコード「黄色」の意味も面白いです。黄色が持つポジティブなイメージとともに、写真映え・会場の統一感という視点も含まれており、参加者が一体感を感じられる演出として機能しています。

アクセントカラーとして黄色を取り入れることでSNS映えも狙われており、世代の記念写真としてもインパクトがあります。

そして「2回目の成人式」という言葉。20歳の成人式が“社会人・人生の一歩を踏み出す”節目とされてきた日本社会において、40歳を“もう一度成人”という発想で捉えることで、年齢を重ねたことのネガティブな側面を一転、「新たなスタート」のポジティブな象徴に変えている点がユニークです。

このように、「40祭の日」は、ただの“お祝い日”ではなく、世代・地域・人生ステージという三者が重なる地点であることが、豆知識として知っておくと話題になります。

「40祭の日(11月4日)」と関わる団体・イベント:主体とリアルなつながり

山形52会

この記念日の制定主体である 山形52会。1977(昭和52)年度生まれで、山形県にゆかりのある人たちを中心に構成されたグループです。

「同じ年に生まれた仲間たちで何かを」という思いから発足し、地元・山形で「つながる」「祝う」「地域を盛り上げる」という3本柱を掲げて活動しています。

この会が主催した「2回目の成人式 40祭 in 山形」が、記念日「40祭の日」誕生の出発点となりました。会員同士の再会やネットワークづくりだけでなく、山形県内・県外からの参加を通じて、ゆるやかな“山形つながり”を生んでいます。

2回目の成人式 40祭 in 山形

2017年11月4日に山形県山形市香澄町の山形国際ホテルで開催されたこのイベント。

参加者にはドレスコード黄色が示され、受付15時、開始16時、終了時間19時という構成でした。地元出身者だけでなく、山形にゆかりのある1977年度生まれ世代が全国から集まり、約300人規模の交流会となったと報じられています。

「40歳」という節目を、ただ祝うだけでなく、「これからを攻めるスタートラインと捉えよう」というメッセージが込められており、開催時には鏡開き、スライド映像、ライブ演奏、抽選会、交流タイムなど盛りだくさんのプログラムが組まれました。

参加者の声として「同じ年だからこそ久しぶりに旧友と再会できた」「山形という地域で集えるのが新鮮だった」「黄色のコーデで写真撮るのが楽しかった」というものもあり、イベントそのものが“世代の祝祭”として定着しつつあります。

日本記念日協会

この記念日の社会的な登録・認定を担った 一般社団法人 日本記念日協会。登録されることで、記念日としての公式性・広がり・認知性が高まります。

2017年、「40祭の日」が同協会により正式に登録されたことで、このイベント的発想が、世代・地域に向けた記念日としての枠を得たのです。

このように、山形52会(主体)→イベント(実践)→日本記念日協会(公式化)という流れにより、「40祭の日」は一過性のイベントに終わらず、毎年11月4日に思いを新たにできる定着型の記念日になっています。

「40祭の日(11月4日)」に関するよくある質問

Q1.「1977年生まれ」が対象ということですが、誰が参加対象ですか?

A1.この記念日の対象世代は、一般的には1977年(昭和52年)年度生まれ、すなわち昭和52年4月2日~昭和53年4月1日生まれの人たちが中心です。

ですが、実際のイベントでは「山形県に縁のある1977年生まれ」というゆるやかな条件が設けられており、山形で生まれ育った人・山形で働いたことがある人・山形の学校に通ったことがある人など“縁あり”として参加可能になることが多いです。

つまり「1977年生まれ+山形に何らかのゆかりがある人」が祝うことを主眼としている記念日です。

Q2.なぜ「黄色」のドレスコードがあるのですか?

A2.イベント「2回目の成人式 40祭 in 山形」では参加者に黄色のジャケット・ネクタイ・スカーフ・ハンカチなど、何かしら黄色いアイテムを身につけるというドレスコードが設けられました。

黄色は「明るさ」「希望」「前向き」という色のイメージが強く、40歳という“人生の折り返し”を迎えた世代が「これからを攻める・発信する」という意志を共有するための象徴色として選ばれました。

さらに、参加者全体が黄色をまとうことで一体感が生まれ、写真映え・SNS拡散の側面でも効果を生んでいます。

Q3.この記念日を祝いたいけれど、自分は山形県に縁がないし1977年生まれでもない。参加の意味はありますか?

A3.この記念日は、明確な“義務”として祝うものではありません。むしろ「同じ年・同じ地域ゆかりの仲間が集まり、人生の節目を祝おう」というゆるやかなスタンスです。

ですので、あなたが1977年生まれでなくとも、身近にその世代の友人・家族がいれば一緒に盛り上がることは十分可能です。

また、40歳という年齢を迎えた世代に対して「おめでとう」「これからもよろしくね」という思いを込めてささやかに祝うのも素敵です。

さらに「自分の地域でも同じような“第二の成人式”をやってみよう」というムーブメントを発起するきっかけにしてもよいでしょう。

「40祭の日(11月4日)」を祝うための具体的なアイデアとチェックリスト

人生の新章を仲間と地域とともに祝う――この記念日をさらに楽しむために、実践的なアイデアをいくつかご紹介します。読者自身、また友人・家族とともに活用してください。

チェックリスト

  • 黄色アイテムを用意する:ネクタイ、スカーフ、ハンカチ、靴下、ポケットチーフなど「何か黄色」を身につけて写真映えも狙おう。
  • 仲間との再会アレンジ:1977年生まれの友人・同僚に「11月4日、40祭の日だから集まろう」と声を掛けて、食事会・同窓会風の集まりを企画。
  • 地域を意識する:山形県に縁があるなら地元の食材・地元の店を活用。縁がない場合でも「地元で40歳を迎える仲間と地域を祝おう」というテーマでローカルなカフェ・飲食店を選ぶ。
  • 写真・SNS共有:「#40祭の日」「#40歳から攻める」「#山形52会」などのハッシュタグを用いて、黄色コーデや仲間との笑顔を投稿。思い出として記録に残す。
  • メッセージカードを用意:仲間に「これからもよろしく」「人生これからだね」という一言を添えたカードやメッセージを贈る。年齢を重ねることを祝福し、次の10年に向けての決意を共有。
  • 地域・個人の“これから”を語る時間を設ける:乾杯後に「この10年でどうありたいか」「仲間とどんなことを実現したいか」という話題を出し、未来に向けたキックオフとなる場に。

アイデア紹介

  • 「黄色パーティー」テーマ:自宅やレンタルスペースを会場にして、黄色の飾りつけ(バルーン・テーブルクロス・ライト)をして“2回目の成人式”雰囲気を演出。
  • 「地域再発見ツアー」:山形県または近隣地域出身者なら地元の名所を巡るミニツアーを11月4日に設定。40歳という節目を機に改めて地域を知る機会に。
  • 「同級生プロジェクト」開始宣言:40歳という節目をきっかけに、仲間と何か新しいチャレンジを始める。地域のイベントを企画する、地元に恩返しするボランティアを始める、など「これから攻める」意思を形に。
  • 「フォトブース&タイムカプセル」:黄色をテーマにしたフォトブースを設け、仲間の集合写真を撮った後、次の10年後に見るためのタイムカプセルとしてメッセージを預ける。
    こうした形で、ただ年齢を祝うのではなく、「仲間」「地域」「未来」という視点を加えて祝うことで、「40祭の日」はより意味ある、記憶に残る日になります。

「40祭の日(11月4日)」が映す社会的・地域的意味

40歳という節目は、個人にとっても社会にとっても重要なタイミングです。身体・仕事・家庭・地域との関係性がひとつのステージを迎え、次の10年をどう過ごすかを意識する年代です。

この記念日が生まれた背景として、地域活性化・世代交流というキーワードがあります。

1977年度生まれという括りを持つことで“共通の背景・同じステージ”という仲間意識が生まれ、そこに「山形県にゆかりのある」という地域のフィルターが加わることで、地域と世代をつなぐ新しいムーブメントになりました。

参加することで、単なる“同級生集まり”にとどまらず、地域の商店・ホテル・観光施設への波及効果にもつながっています。たとえば、山形国際ホテルを会場にした初回イベントでは、多くの参加者が宿泊・飲食・地域移動を伴っており、地元経済にも好影響を与えました。

また、世代を超えた地域の“つながり”を見直す契機にもなります。40歳を迎える=責任・役割が増える世代であると同時に、次の10年に向けた発信も期待される世代。仲間と地域を祝うことで、自分自身が地域でどのように関わっていきたいかを再認識する機会になります。

このように、「40祭の日」は個人の節目としての意味だけでなく、地域社会の“インフラ”としても機能し得る記念日なのです。

まとめ:40祭の日(11月4日)は、人生と地域を“再び攻める”ための祝祭

「40祭の日」は、1977(昭和52)年度生まれの山形ゆかりの世代が、自分たちの40歳という節目を“新たな成人式”として祝おうという発想から生まれた記念日です。2017年11月4日の「2回目の成人式 40祭 in 山形」がきっかけとなり、山形52会が主催し、日本記念日協会により正式に認定・登録されました。

ドレスコードの黄色、山形県という地域フィルター、1977年生まれという世代の枠組み…これらが組み合わさって、「人生折り返しから攻める」「仲間と地域とつながる」というメッセージを持った祝祭になっています。

そしてこの記念日は、ただ年齢を祝うだけでなく、これからの人生をどう生きるか、地域でどう関わるかを考えるきっかけにもなります。だからこそ、対象世代であってもそうでなくても、“自分なりの40歳”を祝いたい人、世代や地域でつながりを感じたい人には共感できるテーマとなるのです。

ぜひ、11月4日を機に、「40祭の日」という記念日を覚えておいてください。そして、もし1977年生まれの仲間がいるなら、黄色の何かを身につけて、顔を合わせて「これからもよろしくね」と語り合う場をつくってみてください。あるいは、「次の10年、どんな自分でありたいか」を自分自身に問いかけてみてください。

人生の第二章ともいえる40歳を、仲間と地域と、一緒に盛り上げる。その祝祭の1ページとして、「40祭の日」があなたの人生にも彩りを加えてくれるかもしれません。

今日は何の日(11月4日は何の日)

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