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はらぺこあおむしの日(3月20日 記念日)|春の訪れと成長のよろこびを祝う絵本の記念日

3月20日のはらぺこあおむしの日の由来や意味、日本語版50周年、エリック・カールの魅力をわかりやすく紹介
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はらぺこあおむしの日(3月20日 記念日)はどんな日?

✅ 春の訪れと変身を祝う日
✅ 日本語版50周年を記念
✅ コスモ社とエリック作品が中心


鮮やかな色づかい、指で触れたくなる穴あきのしかけ、そして小さなあおむしが美しいちょうちょへと変わる場面。

『はらぺこあおむし』には、子どもだけでなく大人の心までやわらかく動かす不思議な力があります。そんな名作絵本を記念する日が、3月20日の「はらぺこあおむしの日」です。

この記念日は、ただ人気絵本を祝うためだけに生まれたわけではありません。

2026年に日本語版『はらぺこあおむし』が出版50周年を迎えることを機に、作品とキャラクターの魅力をさらに広めること、そして読書がもつ教育的・芸術的な価値を改めて見つめてもらうことを目的として制定されました。

制定したのは、「エリック・カールの世界」の日本におけるライセンスエージェントを担う株式会社コスモマーチャンダイズィングです。

3月20日という日付にも、きれいな意味があります。あおむしが成長し、やがてちょうちょになる姿が、春の訪れの喜びと重なることから、春分の日になることが多い3月20日が選ばれました。

ページをめくるたびに食べて、育って、変わっていく物語の流れが、季節の節目と結びついているのです。絵本を読んだ記憶がある人ほど、この記念日の背景を知ると、なんだか胸があたたかくなるはずです。

はらぺこあおむしの日の由来をたどると、3月20日がもっと特別に見えてくる

はらぺこあおむしの日のいちばん大きな魅力は、日付の決め方に物語性があることです。

3月20日は、単なる語呂合わせではありません。『はらぺこあおむし』のラストで、たくさん食べて成長したあおむしが、さなぎになり、最後に美しいちょうちょへと生まれ変わる場面があります。

その変身のよろこびが、冬から春へと景色が切り替わる時期の明るさと重なり、春分の日となることが多い3月20日が選ばれました。絵本の内容と季節感がきれいにつながっているため、記念日の意味がとても覚えやすいのです。

制定したのは、東京都中央区入船に本社を置く株式会社コスモマーチャンダイズィングです。

同社は1984年3月設立で、商品化権許諾事業、展覧会の企画・運営、美術館複合施設の運営などを手がけています。エリック・カール作品の日本でのライセンスエージェントとして、作品世界を広く届ける役割を担ってきました。記念日の制定も、その活動の延長線上にあります。

さらに、この記念日は2025年に一般社団法人・日本記念日協会に認定・登録されました。

背景には、2026年に日本語版『はらぺこあおむし』が出版50周年を迎えるという大きな節目があります。長く読み継がれてきた絵本だからこそ、節目を祝うだけでなく、次の世代へ魅力を手渡していく意味も込められているのでしょう。

記念日という形にすることで、本屋さん、家庭、保育や教育の場、イベント会場など、さまざまな場所で作品にふれ直すきっかけが生まれます。そう考えると、3月20日は一冊の絵本の誕生日を祝う日であると同時に、読む楽しさを改めて思い出す日でもあります。

はらぺこあおむしの日の豆知識を知ると、絵本の見え方がぐっと深まる

『はらぺこあおむし』の原題は The Very Hungry Caterpillar

原書は1969年に刊行され、日本語版は偕成社から1976年5月に発売されました。つまり、日本では2026年に50周年を迎えることになります。

長年親しまれてきた作品ですが、改めて数字で見ると、その息の長さに驚かされます。親が子どもの頃に読んだ絵本を、今は自分の子どもに読んでいるという家庭も少なくありません。

この作品が特別なのは、かわいいだけの絵本ではないところです。

曜日が順に出てきて、食べものの数も増えていき、穴あきのしかけで指先でも物語を感じられるように作られています。楽しみながら、数・曜日・食べもの・成長の流れに自然と親しめるため、読み聞かせの場でも長く支持されてきました。

読書の入り口としてやさしく、それでいてアートとしての完成度も高い。この二つを両立していることが、長年愛されてきた理由のひとつです。

また、エリック・カールの絵は、独特のコラージュ技法で生み出されています。

自ら彩色した紙を切り、重ね、組み合わせることで、鮮やかで生き生きとした画面を作り上げていました。

印刷された絵なのに、どこか手ざわりまで感じさせるような温度があるのは、そのためです。子どもが思わず見入るのはもちろん、大人が見ても配色や形の面白さに引き込まれます。

世界的な広がりも見逃せません。

公式発表では、『はらぺこあおむし』は86言語に翻訳され、世界で5,500万部以上販売されています。日本でも翻訳絵本の定番として根強い人気があり、世代を超えて読まれ続けています。

一冊の絵本がここまで広がった背景には、言葉の壁を越える視覚表現の強さと、成長という普遍的なテーマの力があるのでしょう。

はらぺこあおむしの日と関わりの深い人物・団体・施設を知ろう

この記念日を語るうえで、まず欠かせないのが作者エリック・カールです。

1929年6月25日にアメリカ・ニューヨーク州シラキュースで生まれ、幼少期にドイツへ移り、美術を学んだのち、1952年にアメリカへ戻りました。

1967年に『くまさん くまさん なにみてるの?』で注目され、その後1969年に『はらぺこあおむし』を発表。2002年には、妻バーバラとともにマサチューセッツ州アマーストにエリック・カール絵本美術館を開館しました。

2003年にはローラ・インガルス・ワイルダー賞を受賞し、2021年5月23日に91歳で亡くなっています。

次に重要なのが、株式会社コスモマーチャンダイズィングです。同社は「エリック・カールの世界」の日本でのライセンス窓口を担い、記念日の制定にも関わりました。

書籍だけでなく、展覧会や商品、体験施設などを通して、作品世界を立体的に届けている点が特徴です。絵本の魅力を“読む”だけで終わらせず、“見る”“遊ぶ”“体験する”へ広げている存在として、この記念日に深く結びついています。

そして、東京都世田谷区玉川の二子玉川ライズ・ショッピングセンター タウンフロント8階にある「PLAY! PARK ERIC CARLE」も見逃せません。

この施設は、エリック・カールの描く絵本の世界観をテーマにしたキッズパークで、遊びを通じた学びを大切にしています。

記念日にあわせて『はらぺこあおむし』をテーマにした特別プログラムや関連ワークショップが行われており、作品の世界を体で感じられる場になっています。

絵本を読んで終わるのではなく、色や形、物語のリズムを親子で共有できるのが大きな魅力です。

はらぺこあおむしの日に関するよくある質問

はらぺこあおむしの日は、毎年3月20日で固定ですか?

はい、記念日としては毎年3月20日に定められています。理由は、あおむしがちょうちょへ変身する物語のラストが春の訪れと重なるためで、春分の日になることが多い3月20日が選ばれました。

春分の日そのものは年によって扱いが変わることがありますが、「はらぺこあおむしの日」という記念日は3月20日で覚えておくとわかりやすいです。

はらぺこあおむしの日は、いつ制定されたのですか?

2025年に一般社団法人・日本記念日協会によって認定・登録されました。

きっかけは、2026年に日本語版『はらぺこあおむし』が出版50周年を迎えることです。長く愛されてきた絵本の節目を祝いながら、作品の魅力や読書の価値をさらに広める意図が込められています。

はらぺこあおむしの日には、どんな楽しみ方がありますか?

いちばん身近なのは、やはり絵本を開くことです。穴あきのしかけを指でなぞりながら読むだけでも、作品の魅力をたっぷり味わえます。

さらに、関連施設では記念日に合わせたワークショップや特別企画が実施されることもあります。親子で色紙を使った制作を楽しんだり、読み聞かせをしたり、食べものや曜日に注目して読んだりすると、作品の面白さが一段と深まります。

はらぺこあおむしの日が教えてくれる、成長を祝うやさしいまなざし

はらぺこあおむしの日は、人気絵本の記念日というだけでは語りきれない魅力を持っています。

3月20日という日付には、あおむしがちょうちょへ変わる場面と春の到来を重ねた、やさしく美しい意味があります。

しかもその背景には、日本語版出版50周年という節目、作品の魅力を未来へつなぎたいという願い、そして読書の価値を改めて見つめ直してほしいという思いが込められていました。

小さなあおむしが、食べて、育って、姿を変えていく物語は、子どもの成長そのものにも重なります。だからこそ、この記念日は親子で絵本を開くきっかけにも、大人が懐かしい記憶をたどるきっかけにもなります。

3月20日が近づいたら、『はらぺこあおむし』を手に取り、その色彩やしかけ、そして希望に満ちたラストを、もう一度ゆっくり味わってみたくなります。

3月20日のはらぺこあおむしの日の由来や意味、日本語版50周年、エリック・カールの魅力をわかりやすく紹介

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