「なつこの日」は、株式会社officeIKDが制定した記念日です。
きっかけは、ソプラノ歌手・赤嶺奈津子さんと山本夏子さんの2人が、自分たちの名前「なつこ」にちなんで始めた音楽イベント「725の会」。
このイベントは、毎年7月25日にサロンコンサートとして開催されており、2020年には一般社団法人・日本記念日協会により正式な記念日として認定・登録されました。
日付の由来は、「な(7)つ(2)こ(5)」という語呂合わせ。
それだけ聞くとユニークな印象ですが、そこに込められた想いはとても深いのです。
この記念日が目指しているのは、名前をもっと好きになること。
そして、「名付けてくれた人に感謝しよう」という気持ちを思い出すこと。
ふとしたときに「725」を見かけて、「あ、なつこの日だ」と微笑む。
そんな心が温かくなる瞬間を生むための記念日です。
なつこの日の由来:725の会がつくった記憶のかたち
「725の会」。
それは、二人の“なつこ”が出会ったことから始まった特別な音楽会です。
ソプラノ歌手としてそれぞれ活動していた赤嶺奈津子さんと山本夏子さん。
偶然にも同じ“なつこ”という名前を持つ二人は、その共通点をきっかけに、あるアイデアを思いつきました。
「私たちの名前“なつこ”をテーマにした音楽会をやってみよう」
このシンプルで、でもとびきり個性的な思いつきが、やがて多くの人を巻き込む文化へと育っていきます。
2015年、東京で初開催された「725の会」は、小さなサロンで行われる温かな雰囲気のコンサート。
クラシックや童謡、日本の歌などを交えながら、「名前」について語るコーナーや、観客との交流タイムなどもあり、単なる音楽会とは違った魅力がありました。
“なつこ”という名前に誇りを持ってほしい。
そして、その名前を付けてくれた親や祖父母、周囲の人への感謝の気持ちを、音楽という形で伝えたい。
そんな純粋な想いが伝わり、年を重ねるごとに参加者は増加。
記念日として登録されるに至ったのです。
2020年、正式に「なつこの日」として認定されたことで、この小さな記念日が、全国の“なつこ”さんたちへ届くようになりました。
なつこの日に知りたい名前の豆知識:名前がくれる不思議な力
“なつこ”という名前に限らず、私たち一人ひとりが持つ「名前」には、言葉にできないほどの力が宿っています。
名前には意味がある
「奈津子」「夏子」「菜津子」など、“なつこ”にもさまざまな漢字がありますが、共通しているのは、明るさ、温かさ、自然の恵みといったイメージ。
夏のように元気に、朗らかに育ってほしいという願いが、漢字の一文字一文字に込められているのです。
同じ名前で生まれる絆
意外な場面で「私もなつこです!」と声をかけられたとき。
それだけで、一気に距離が縮まる経験はありませんか?
“なつこ”という名前は、一種の合言葉のように、人と人をつなぐ役割を果たします。
名前は親からの最初の贈り物
名前を付けるとき、親はたくさん考えます。
季節、音の響き、漢字の意味、人生への願い。
そんな多くの思いが凝縮された名前は、私たちにとって、世界で一つだけの宝物です。
それに気づかせてくれるのが、「なつこの日」なのです。
なつこの日に登場する2人の“なつこ”:赤嶺奈津子さんと山本夏子さん
「なつこの日」の立役者、赤嶺奈津子さんと山本夏子さん。
二人の出会いがなければ、この記念日は存在していませんでした。
赤嶺奈津子(あかみね なつこ)
沖縄県出身のソプラノ歌手。
その澄んだ歌声は「風のよう」と称され、クラシック音楽だけでなく、沖縄の伝統曲なども取り入れる幅広い表現力が魅力です。
名前の“奈”には、優しさや調和の願いが込められており、彼女の人柄そのものと重なります。
山本夏子(やまもと なつこ)
東京都出身。エネルギッシュで明るいステージが評判のソプラノ歌手。
クラシックやポピュラー音楽に精通し、教育分野でのワークショップも展開。
“夏”の字が示すように、周囲を照らすような明るい存在感が魅力です。
二人は「なつこ」という名前を軸に、音楽を通じて多くの人の心に触れる活動を続けています。
なつこの日に関するよくある質問
Q:誰でも参加できるイベントですか?
A:はい。「なつこの日」に開催される「725の会」は、どなたでも参加可能です。
名前が“なつこ”でなくても、名前の意味や音楽に興味がある方なら大歓迎です。
Q:開催場所や詳細はどこで確認できますか?
A:株式会社officeIKDの公式サイトや、赤嶺奈津子さん・山本夏子さんのSNSアカウントで毎年告知があります。
オンライン開催の年もあるので、遠方の方も参加しやすくなっています。
Q:“なつこ”ではないのですが、参加してもいいですか?
A:もちろんです。
“なつこ”に限らず、自分の名前に向き合いたい人、音楽を楽しみたい人、誰もが歓迎されるあたたかなイベントです。
なつこの日を通じて、あなたの名前も見直してみませんか?
「なつこの日」は、ただ“なつこ”という名前の人のためだけの日ではありません。
この記念日は、私たち全員に共通する「名前」という存在の大切さを教えてくれます。
名付けてもらった瞬間のこと。
呼びかけられてうれしかった瞬間。
そのひとつひとつが、人生の中でかけがえのない記憶です。
だからこそ、「なつこの日」は、あなた自身の名前とも向き合うきっかけになるかもしれません。
自分の名前をもっと好きになってみませんか?
今日は何の日(7月25日は何の日)
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