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7月19日はカープ黄金時代の幕開けの日|山本浩二・衣笠祥雄の奇跡が生んだ記念日

1975年7月19日のオールスターゲームで始まったカープ黄金時代の記念日を祝うデザイン

1975年7月19日――。

広島東洋カープというチームの歴史、そしてプロ野球全体の記憶に、永遠に刻まれることになった伝説の一日があります。

舞台は阪神甲子園球場。

この日行われたプロ野球オールスターゲームで、広島の誇る二人の英雄――山本浩二と衣笠祥雄が、なんと二打席連続でアベックホームランを放ったのです。

球場中が歓声と驚きに包まれたその瞬間。

それは単なる快挙にとどまらず、チーム全体に一気に火をつける象徴的な出来事でした。

その後、カープは球団初のリーグ優勝へと突き進み、1980年代を中心に数々の栄冠を手にする「黄金時代」へと突入していきます。

この記念すべき一日を「カープ黄金時代の幕開けの日」と名付けたのは、広島市に本社を構える株式会社ザメディアジョン。

この日が持つ意味の深さ、広島県民にとっての誇り、そして野球ファン全体にとっての感動を未来に語り継ぐべく、記念日として制定しました。

一般社団法人・日本記念日協会によっても正式に認定・登録されており、まさにカープの“伝説”が始まった日の証です。

✅1975年7月19日、甲子園で奇跡の瞬間が誕生
✅山本浩二&衣笠祥雄のアベック弾が時代を変えた
✅球団の黄金時代突入を記念して記念日を制定

目次

カープ黄金時代の幕開けの日はどんな日?

この記念日は、ただの記録では語り尽くせない「熱」を持った日です。

当時のカープは、いまだリーグ優勝すら経験していない“挑戦者”でした。

そこに現れたのが、広島の至宝・山本浩二と、鉄人と呼ばれた衣笠祥雄。

1975年7月19日、オールスターゲームという夢の舞台で、ふたりはまさかの“連続”ホームランを二打席に渡って繰り返したのです。

これはファンの記憶に一生残るほど衝撃的な出来事。

打った瞬間、球場が揺れたと言われるほどの大歓声。

「これが、カープの時代の幕開けだ!」

そう確信させるにふさわしい劇的な一日でした。

この出来事をきっかけに、カープは勢いに乗り、悲願の初優勝を果たすと、1975年から1991年の間に6度のリーグ優勝、3度の日本一に輝きました。

球界を席巻した「赤ヘル旋風」が吹き荒れ、日本中に「カープファン」を生み出すきっかけとなったのです。

カープ黄金時代の幕開けの日の誕生背景と制定理由

「この感動を永遠に残したい」

そんな想いから、この記念日を制定したのは、カープ球団公認のメディア事業を手がける株式会社ザメディアジョン。

地元広島に根ざし、数々のカープ関連の出版物やドキュメンタリーを手がけてきた同社が、歴史的なこの日を語り継ぐ責任と情熱を形にしました。

記念日としての登録は、一般社団法人・日本記念日協会により2015年に正式認定。

同年7月17日には、記念日の名を冠した書籍『Carp-0719 ~カープ黄金時代の幕開け~』を出版。

この本は、当時実況を担当していた元中国放送アナウンサー・鈴木信宏氏が、自らの記憶と資料をもとに綴ったもので、放送の裏側や当日の緊迫感、選手たちの姿などが生き生きと描かれています。

この書籍もまた、記念日を後世に語り継ぐ大切な“証言”のひとつなのです。

カープ黄金時代の幕開けの日を支えた人々とその後の物語

この記念日が語るのは、「奇跡」だけではありません。

そこには、球団を支え続けた選手、スタッフ、そしてファンの“絆”がありました。

山本浩二――「ミスター赤ヘル」と称された男。

その力強いバッティングとリーダーシップで、チームを何度も勝利へ導きました。

衣笠祥雄――「鉄人」と呼ばれた、不屈の魂。

2215試合連続出場という前人未到の記録を打ち立てた背中には、どれだけの努力と痛みがあったことでしょう。

彼らはプレーだけでなく、姿勢や人柄で多くの人々に希望と誇りを与えました。

また、地元・広島の人々にとって、カープは単なるスポーツチームではありません。

原爆からの復興を目指す街にとって、「勝ちに向かう姿」は一種の象徴であり、“生きる勇気”だったのです。

広島市民球場のスタンドを真っ赤に染める応援、街を歩けばどこでもカープの話題――。

「カープとともに生きる」

そんな文化が、まさにこの記念日をきっかけに育まれていきました。

ファンが語る、あの日の記憶

「ラジオで中継を聴いていて、打球音が鳴った瞬間、思わず立ち上がったんです」

「テレビの前で父が叫んだのを今でも覚えてる。“衣笠がやったぞ!”って」

「翌朝の新聞一面は、まるで日本一になったかのような見出しだった」

これらは、当時を知るファンの証言です。

記念日は、ただの出来事の記録ではなく、人々の「感情の記録」でもあります。

カープファン一人ひとりが、自分の思い出として語れる――そんな力が、この記念日には宿っているのです。

よくある質問 ~カープ黄金時代の幕開けの日~

Q1. なぜこの試合がそんなに特別なの?
A. 2人のスター選手による二打席連続のアベックホームランという奇跡的な出来事が、チーム初優勝への勢いを生み出し、結果的に球団史を変える転機となったからです。

Q2. 記念日はどうやって制定されたの?
A. 広島に本社を構えるザメディアジョンが中心となって制定し、2015年に日本記念日協会により正式認定されました。

Q3. 記念日を楽しむ方法はありますか?
A. 書籍『Carp-0719』を読んだり、当時の映像を振り返ったり、ファン同士で語り合うのも素敵な過ごし方です。

まとめ ~カープ黄金時代の幕開けの日の意味とは~

1975年7月19日。

それは「ただの試合」ではなく、カープというチームが“希望”へと変貌を遂げた奇跡の1日です。

山本浩二と衣笠祥雄という二人の英雄の快挙。

彼らの活躍に導かれるようにして始まった、赤ヘル旋風と黄金時代。

それを支えたファン、メディア、地元の人々。

すべてが一体となって作り上げた“伝説”こそが、この記念日に込められた本当の意味です。

カープファンだけでなく、すべてのスポーツファンにとって、この記念日は「挑戦する心」「あきらめない情熱」を思い出させてくれる存在となるでしょう。

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