「いただきます」と手を合わせる食卓の風景。
お母さんの味噌汁の湯気。
小さな手で一生懸命食べる子ども。
そんな一コマには、毎日の幸せとともに「学び」や「育ち」が詰まっています。
そして、食を通じた教育を見直し、もっと深く理解するために生まれたのが「食育の日」です。
この記念日は、実は年に1度だけではありません。
語呂合わせで制定された4月19日、そして政府主導で定められた毎月19日が、その日にあたります。
ここでは、「食育の日」がどんな意味を持ち、なぜ必要なのかを深掘りしながら、制定企業である三基商事や、その代表商品「ミキプルーン」の意外なエピソードまで、幅広くご紹介します。
大人も子どもも、今日の食事を通して「心と身体を育てる」という視点を、今一度見つめ直してみませんか?
✅ 語呂で覚える4月19日「しょくいく」
✅ 政府と民間がそれぞれ制定した「食育の日」
✅ 宇宙でも採用された食育企業のこだわり
食育の日(4月19日・毎月19日 記念日)はどんな日?
「食育の日」は、4月19日と毎月19日にそれぞれ意味を持ちます。
まず、4月19日は「し(4)ょくい(1)く(9)」という語呂合わせで、健康補助食品「ミキプルーン」で知られる三基商事株式会社が制定しました。
この記念日は、一般社団法人・日本記念日協会にも正式に認定・登録されています。
もう一つの「食育の日」は、日本政府が毎月19日を定めた国民運動の一環。
食育基本法に基づき、誰もが健康的な食習慣を意識し、次世代に伝えることを目的に制定されました。
さらに、6月は「食育月間」とされ、全国で講演会や食体験イベント、学校給食における特別メニューなどが実施されます。
このように「食育の日」は、企業と政府が別々に定めながらも、共通して「食の大切さを見つめ直す日」として私たちの暮らしに根付いているのです。
食育の日(4月19日・毎月19日 記念日)の由来と誕生ストーリー
三基商事が制定した4月19日の「食育の日」。
その背景には、「し(4)ょくい(1)く(9)」というわかりやすい語呂合わせがありました。
同社は大阪市北区に本社を置き、プルーンを使った栄養補助食品を長年販売してきた企業です。
人々が健康で笑顔のある毎日を送れるよう、「食」を通じたサポートを大切にしてきました。
ただ商品を売るのではなく、健康意識や生活習慣を見直す「学び」の機会をつくりたい。
そうした思いから、4月19日を「食育の日」とし、多くの人に「食を育てる」意識を届けたいと願ったのです。
一方、政府による「毎月19日の食育の日」は、2005年に施行された「食育基本法」に基づく取り組みのひとつ。
同法では、食生活の乱れや生活習慣病の増加を受けて、国民の健康づくりの基礎として「食育」の推進が明記されました。
このように、民間と行政がそれぞれの立場で「食育」に取り組む姿勢が、2つの「食育の日」を形づくっているのです。
食育の日(4月19日・毎月19日 記念日)に知っておきたい豆知識
「食育」という言葉は比較的新しい印象を受けますが、日本の食文化の中では昔から自然と行われてきた営みです。
たとえば、春は筍や菜の花、夏はトマトやナスなど、旬の食材を使う習慣。
お正月にはおせち、節分には豆まき、土用にはうなぎ。
これらはすべて、「食を通じて自然や行事、命と向き合う」という教育の一環でした。
しかし、現代社会ではコンビニや冷凍食品が普及し、食の季節感が失われつつあります。
家族一緒に食卓を囲む機会も減り、「何を食べるか」よりも「手軽に済ませること」が優先される場面も増えました。
そんな今こそ、「食育」は再び注目されるべきテーマです。
食べ物を選ぶ力、作る力、楽しむ力、そして感謝する心。
それらを育てることは、大人にも必要な「生きる力」そのものなのです。
食育の日(4月19日・毎月19日 記念日)とミキプルーンの関係
三基商事の代表商品「ミキプルーン」は、ただのプルーンエキスではありません。
原材料は、アメリカ・カリフォルニアの自社農場で育てられたプルーン。
そこから抽出されたエキスは、ビタミン、ミネラル、鉄分、食物繊維、ポリフェノールなど、現代人が不足しがちな栄養素をしっかり含んでいます。
そして何より驚くのは、このミキプルーンが宇宙食としても採用されているという事実。
日本の宇宙開発を担うJAXA(宇宙航空研究開発機構)により、「宇宙日本食」として正式に認証されているのです。
これは、ミキプルーンが「栄養」「保存性」「安全性」などの厳しい基準をクリアした証。
まさに、地球でも宇宙でも人々の健康を支える食品なのです。
そんな企業が「食育の日」を制定したのも納得のストーリーと言えるでしょう。
食育の日(4月19日・毎月19日 記念日)に関するよくある質問
Q1. なぜ4月19日が「食育の日」なの?
A. 「し(4)ょくい(1)く(9)」という語呂合わせが由来です。三基商事株式会社がこの記念日を制定しました。
Q2. 毎月19日の「食育の日」は誰が決めたの?
A. 日本政府が「食育基本法」に基づいて制定したもので、国民運動として毎月19日を「食育の日」、6月を「食育月間」と定めています。
Q3. 食育って子どもだけが対象なの?
A. いいえ、大人にも重要です。家族の食卓を整えるのは大人の役割であり、子どもに正しい食習慣を伝えるためにも、大人自身の実践が欠かせません。
食育の日(4月19日・毎月19日 記念日)まとめ
「食育の日」は、ただの語呂合わせではありません。
この記念日には、「食べる力を育てる」ことを見つめ直すという、深いメッセージが込められています。
便利な時代だからこそ、食べ物の選び方、作り方、そして感謝の気持ちを大切にしたい。
家庭の食卓から始まる食育は、地域や社会全体にも波及していきます。
4月19日、あるいは毎月19日。
ほんの少しだけでも、自分や家族の食生活を振り返る時間をつくってみませんか?
その小さな意識が、より豊かな人生と健康を支える第一歩になるかもしれません。
