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ウルトラマンの日(7月10日 記念日)テレビにヒーローが現れた奇跡の日―その歴史と文化を徹底解説!

ウルトラマンの日を祝うカラフルなペーパーアートの記念日イラスト
目次

ウルトラマンの日(7月10日 記念日)はどんな日?

1966年7月10日。

その日、テレビの画面に“巨大な銀と赤のヒーロー”が初めて登場しました。

それが、今なお世界中で愛される「ウルトラマン」です。

この歴史的な瞬間を記念し、「ウルトラマンの日」は誕生しました。

制定したのは、ウルトラマンシリーズの企画・制作を手がける円谷プロダクション。

日本記念日協会にも正式に登録されている、特撮文化を象徴する記念日です。

ウルトラマンの日は、単に作品の放送開始を記念するだけではありません。

それは、子どもたちの心に勇気と希望を灯し、世代を超えて愛される“ヒーロー文化”の原点を振り返る日でもあるのです。

✅ウルトラマンがテレビ初登場した日
✅円谷プロダクションが制定
✅特撮ヒーロー文化の誕生日

ウルトラマンの日の由来と誕生の舞台裏

「ウルトラマンの日」は、1966年7月10日に放送された特別番組『ウルトラマン前夜祭 ウルトラマン誕生』が由来です。

この番組は、前日に東京都杉並区の杉並公会堂で行われたイベントの模様を収録したもの。

子どもたちの前に現れたウルトラマンの姿は、そのまま全国のテレビを通じて放送されました。

元々、ウルトラマン本編の放送は7月17日スタート予定でした。

しかし、それまで放送されていた人気番組『ウルトラQ』の最終回が「内容が難しすぎる」という理由で放送中止に。

その代替番組として急きょ制作されたのが「前夜祭」だったのです。

この偶然が重なった結果、ウルトラマンは予定より1週間早くお茶の間に登場することとなりました。

つまり、7月10日は“ウルトラマンという存在が初めて世界に現れた記念日”。

これを記念し、円谷プロダクションが正式に記念日として制定。

日本記念日協会にも登録されたことで、「ウルトラマンの日」は公式な記念日として認知されるようになりました。

ウルトラマンの日にまつわる豆知識

初代『ウルトラマン』の本放送は、1966年7月17日から1967年4月9日まで。

毎週日曜日、午後7時から7時30分のゴールデンタイムにTBS系で全39話が放送されました。

当時の家庭用テレビはまだ白黒が主流。

一部地域ではカラー放送が未導入だったため、ウルトラマンが白黒で放映された地域もあります。

また、音声はモノラル形式でした。

それでも、画面いっぱいに映し出される巨大ヒーローと怪獣の戦いは、まさに革命的。

子どもたちの間で「スペシウム光線」や「怪獣バルタン星人」などの言葉が飛び交い、社会現象と呼べるブームを巻き起こしました。

ちなみに、当初は『ベムラー』というタイトルも候補にありました。

しかし、よりシンプルで力強い名前として「ウルトラマン」に決定されたのです。

ウルトラマンの日と円谷プロダクションの想い

この記念日を語るうえで、欠かせないのが制作会社・円谷プロダクションの存在です。

創業者である円谷英二氏は、「特撮の神様」と呼ばれ、映画『ゴジラ』などの特撮演出で知られます。

テレビという新しいメディアに特撮を取り入れることで、「子どもたちに夢と希望を届けたい」という強い想いがありました。

その思想は、ウルトラマンというキャラクターに深く息づいています。

ただの怪獣退治ではなく、「地球を守るために命を懸ける」「弱き者を助ける」など、道徳や哲学も含まれているのです。

円谷プロダクションはその後も、『ウルトラセブン』『帰ってきたウルトラマン』『ウルトラマンタロウ』『ウルトラマンティガ』など、数々の名作を生み出しました。

時代とともにウルトラマンは進化を続け、令和時代の現在でも『ウルトラマンZ』『ウルトラマンブレーザー』などが放送・配信されています。

そのすべての起点が、1966年7月10日。

つまり「ウルトラマンの日」なのです。

ウルトラマンの日に関連するよくある質問

Q1. ウルトラマンの日は誰が制定したの?
A1. ウルトラマンシリーズを制作している円谷プロダクションが制定し、日本記念日協会に登録されました。

Q2. なぜ7月10日が記念日になったの?
A2. 1966年7月10日に特別番組『ウルトラマン前夜祭 ウルトラマン誕生』が放送され、ウルトラマンがテレビに初めて登場した日だからです。

Q3. 『ウルトラマン』本編の初回放送はいつ?
A3. 本編は1966年7月17日からスタートし、全39話が翌年4月9日まで放送されました。

ウルトラマンの日(7月10日 記念日)まとめ

ウルトラマンの日(7月10日)は、テレビ史に残る特撮ヒーローの誕生日。

日本の子どもたちのヒーロー観を変え、時代を超えて多くの人に感動と勇気を与え続けてきました。

その始まりは偶然の連続でしたが、その軌跡は決して偶然ではありません。

円谷英二の情熱と、円谷プロダクションの技術力、そして視聴者の想像力が合わさって生まれた奇跡。

それが「ウルトラマンの日」なのです。

ぜひこの日には、懐かしのウルトラマンを見返してみてください。

かつて夢中になったあの頃の気持ちが、きっとよみがえってくるはずです。

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