世界友情の日(2月22日 記念日)はどんな日?
✅ ボーイスカウト創始者ベーデン=パウエル卿夫妻の同じ誕生日にちなみ制定された国際的な記念日です。
✅ 国や文化を超えた友情と理解を育てることを目的とし「国際友愛の日」とも呼ばれます。
✅ ロバート・ベーデン=パウエル夫妻と世界スカウト機構が深く関わっています。
世界友情の日(2月22日 記念日)は「誰かとつながる力」を思い出す日
人は一人では生きていけません。それは、誰もが心のどこかで知っている事実です。
それでも日々の生活の中で、忙しさや不安、価値観の違いによって、人との距離が広がってしまうことがあります。世界友情の日は、そんな現代だからこそ生まれたような記念日です。
この記念日は、「友達を大切にしよう」という単純な呼びかけでは終わりません。国境を越え、文化を越え、言葉の壁を越えて、それでも人と人は理解し合える。
その希望を、静かに、しかし力強く伝える日です。2月22日という日付には、偶然とは思えないほど深い意味が込められています。
その中心にいる人物が、ロバート・ベーデン=パウエル卿です。
世界友情の日の由来|2人の誕生日が示した「友情の象徴」
世界友情の日は、1963年(昭和38年)のボーイスカウト世界会議で制定されました。
実施が始まったのは1965年(昭和40年)です。この日が2月22日である理由は、とてもシンプルで、そして象徴的です。
ボーイスカウト運動の創始者であるロバート・ベーデン=パウエル卿。そして、ガールガイド運動を世界に広めた妻のオレブ・ベーデン=パウエル夫人。
この2人の誕生日が、まったく同じ2月22日だったのです。男女、国籍、立場の違いを超えて、青少年の成長を願い続けた夫妻。
その生き方そのものが、「友情」や「理解」という価値を体現していました。だからこそ、この日が世界友情の日に選ばれたのです。
世界友情の日を生んだベーデン=パウエル卿の思想
ベーデン=パウエル卿は、もともとイギリスの軍人でした。
南アフリカでの従軍経験の中で、彼は戦争の現実と人間の弱さを目の当たりにします。そこで彼が気づいたのは、「争いを止める力は、武器ではない」ということでした。
必要なのは、他者を理解し、助け合う力。その力は、子どもの頃から育てることができる。
1907年、イギリスのブラウンシー島。20人の少年たちを集め、8日間の実験キャンプが行われました。
これが、世界中に広がるボーイスカウト運動の始まりです。自然の中で学び、仲間と協力し、自分の役割を果たす。
そこには、競争よりも信頼がありました。
世界友情の日に込められた「国際友愛」という意味
世界友情の日は、「国際友愛の日」とも呼ばれます。
これは、単に外国の人と仲良くしよう、という意味ではありません。価値観の違いを否定せず、相手の背景を想像すること。
自分と違う存在を、排除ではなく理解で受け止めること。それが、国際友愛の本質です。
スカウト運動では、この日を「ワールド・シンキング・デー」とも呼びます。世界のどこかで、同じ理念を持つ仲間が活動している。
そう思うだけで、人は少し強くなれます。
世界友情の日と深く関わる人物・組織
世界友情の日を語る上で欠かせないのが、スカウト運動を支える国際組織です。
代表的なのが、世界スカウト機構です。そして、世界ガールガイド・ガールスカウト協会です。
日本では、日本ボーイスカウト連盟、ガールスカウト日本連盟が活動を続けています。日本のスカウトたちは、2月22日前後に「B-P祭」を行います。
これは、創始者への敬意と感謝を表す集会です。ただの行事ではありません。
「なぜ自分たちは活動しているのか」を再確認する大切な時間です。
世界友情の日に関するよくある質問
世界友情の日はスカウトだけの記念日ですか?
いいえ。世界友情の日は、すべての人に開かれた記念日です。
友情を大切にしたいと思う気持ちがあれば、誰でもこの日の主役になれます。
日本ではあまり知られていないのはなぜですか?
日本では2月22日に猫の日など複数の記念日が重なります。
そのため、世界友情の日の認知が広がりにくい側面があります。しかし、だからこそ知る価値のある記念日です。
この日に何をすればよいですか?
特別なことは必要ありません。
誰かに感謝を伝える。相手の話を最後まで聞く。違いを否定しない。
それだけで、世界友情の日の精神は生きています。
世界友情の日(2月22日 記念日)のまとめ
世界友情の日は、スカウト運動の記念日であると同時に、人としての原点を思い出す日です。
友情は、派手な言葉ではありません。小さな思いやりの積み重ねです。
2月22日という日を、誰かとつながるきっかけとして、そっと心に留めてみてください。それだけで、この記念日は意味を持ちます。

