千切り大根(切り干し大根)の日はどんな日?
✅ 千切り大根(切り干し大根)の最盛期である2月と、「千=二+一」「切=七」の語呂にちなんで制定された日です。
✅ 地域によって呼び名が異なり、無添加・保存性抜群の伝統食品として見直されています。
✅ 記念日を制定したのは広島県の「こだま食品株式会社」で、日本記念日協会が認定しています。
千切り大根が教えてくれる、食の知恵とやさしさ
「ねぇ、昔は軒先に大根を吊るしてたの、見たことある?」
そんな会話が、ふとした冬の日におばあちゃんとの食卓で交わされたことはありませんか?
冬の冷たい空気にさらされて、じっくりと旨みを蓄えていく大根たち。その姿には、昔の人々が自然と共に暮らしていた痕跡が垣間見えます。
2月17日は、そんな「千切り大根(切り干し大根)」に改めて光を当てる記念日です。栄養価が高く、保存も効き、調理も簡単。
でもそれだけではない。そこには、今を生きる私たちが忘れがちな「手間をかけてでも、丁寧に生きる」ことの大切さが、静かに息づいているのです。
この記念日には、便利になった時代にこそ見直したい、食の知恵と文化が詰まっています。
千切り大根(切り干し大根)の日の由来に込められた思いとは?
この記念日を制定したのは、広島県福山市に本社を置く「こだま食品株式会社」です。
同社は2011年に創業40周年を迎え、それを機に「千切り大根(切り干し大根)の日」を制定しました。日付が2月17日になった理由には、2つの意味があります。
1つ目は、千切り大根の生産がまさに2月にピークを迎えること。寒風が吹きすさび、空気が澄んで乾燥するこの季節は、大根を干すには最適。
大根に含まれる水分が自然と抜け、甘みと旨みが凝縮された、風味豊かな千切り大根が完成します。
2つ目は、語呂合わせの美しさ。「千」という字を分解すると「二」と「一」に見え、「切」には「七」が含まれています。
つまり、「千切=二一七=2月17日」。日本人らしい言葉遊びのセンスが光るこの日付は、記念日としても覚えやすく、親しみやすいですよね。
この記念日には、単に商品を売るためではなく、日本の伝統的な保存食の価値を見直し、次の世代に伝えていきたいという企業の願いが込められています。
千切り大根(切り干し大根)ってどんな食べ物?
千切り大根とは、大根を細く千切りにして天日干ししたもの。
東日本では「切り干し大根」、西日本では「千切り大根」と呼ばれることが多いです。京都では、昔ながらの風習を感じさせる「軒しのぶ」という呼び方もあります。
この千切り大根、ただの乾燥野菜だと思ったら大間違い。栄養満点で、どんな料理にも使える万能選手です。
食物繊維が豊富で、カルシウムや鉄分などのミネラルもたっぷり。しかも、無添加・無着色の自然食品なので、健康志向の方や小さなお子様にも安心して食べられます。
軽く水で戻せば約4倍に膨らみ、食感はシャキシャキ。煮物にすれば味がしみしみになり、酢の物や炒め物にも大活躍。
常温で長期保存ができる点も、現代の忙しい家庭にぴったりです。
千切り大根(切り干し大根)の産地と製法のこだわり
千切り大根の一大生産地といえば、宮崎県です。
なんと、全国に流通する千切り大根の約90%が宮崎県産という驚きの事実があります。その背景には、温暖な気候と乾燥しやすい冬の空気、そして生産者の高度な技術が息づいています。
使われるのは、主に「青首大根」。日本全国の大根の9割以上がこの品種で、肉質が柔らかく、甘みも豊かです。
収穫された青首大根は、きめ細かく千切りされ、1〜3日かけて寒風にさらされます。この「寒干し」こそが、味の決め手。
日差しと風が絶妙に交わることで、うま味が増し、独特の歯ごたえが生まれるのです。
千切り大根(切り干し大根)がつなぐ、世代と世代
「おばあちゃんの味」と聞いて、千切り大根の煮物を思い出す人も多いのではないでしょうか?
大根、人参、油揚げ、しいたけを甘辛く煮込んだあの味。噛みしめるたびに、どこか懐かしく、心がじんわりと温かくなります。
この食材には、単なる栄養や味を超えた、記憶と感情をつなぐ力があります。最近では、若い世代がこの食材を知らないケースも増えています。
ですが、逆に言えば、今が「伝えるチャンス」なのです。学校の給食、家庭料理、食育の現場で、もう一度「乾物」の良さを見直すこと。
それが、千切り大根の日が果たすべき大切な役割です。
千切り大根(切り干し大根)の日に関するよくある質問
Q1. 千切り大根はどこで買えますか?
A. スーパーの乾物コーナーや、ネット通販で簡単に購入できます。こだま食品の商品もオンラインで手に入ります。
Q2. 千切り大根を戻したら、すぐに使えますか?
A. はい、軽く洗ってから水で10分ほど戻せば、すぐに調理できます。料理によっては戻し汁も活用できます。
Q3. 千切り大根を冷凍保存できますか?
A. 戻した後の千切り大根は冷凍も可能です。小分けにしておけば、必要な分だけ使えて便利です。
千切り大根(切り干し大根)の日が教えてくれる、これからの食のあり方
2月17日の「千切り大根(切り干し大根)の日」は、ただの記念日ではありません。
それは、過去の暮らしの知恵を未来へとつなぐ「橋渡しの日」でもあります。手軽で便利な時代に、あえて手間をかけることの大切さ。
食材を余すことなく活用し、家族の健康を守ること。そんな想いが、千切り大根には込められているのです。
今夜の食卓に、ほんの少し千切り大根を加えてみてください。それだけで、きっと会話が生まれ、笑顔が広がるはずです。
今日は何の日(2月17日は何の日)
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