出雲そばの日(2月11日 記念日)はどんな日?
✅ 出雲そばの誕生に関わる歴史的な国替えが行われた日。
✅ 出雲そばは「伝統の100年フード」にも認定された郷土料理。
✅ 出雲そばの日は「出雲そばの日記念日登録実行委員会」が制定した。
出雲そばの日(2月11日 記念日)とは?歴史が生んだ香り高き記念日
「出雲そばの日」と聞いて、ピンとくる方はなかなかの通かもしれません。
実はこの記念日、ただの「そば好きの日」ではないのです。その背景には、江戸時代から続く壮大な歴史ドラマと、地域の誇りが詰まっているのです。
2月11日――それは、松平直政公が信濃国松本藩から出雲国松江藩への国替えを命じられた日。そしてこの時、直政公とともに出雲に渡ってきたのが、そば職人たちでした。
そう、出雲そばのルーツはここにあるのです。それからおよそ400年。
出雲そばは、ただの郷土料理にとどまらず、「日本三大そば」の一角を担うまでに成長しました。
香り高く、深い味わい。今や全国にファンを持つ出雲そばは、2022年に「伝統の100年フード」にも認定され、名実ともに“出雲の宝”となったのです。
出雲そばの日(2月11日 記念日)の由来をもっと深掘り!
2月11日がなぜ「出雲そばの日」になったのか――。
その謎を解く鍵は、1638年(寛永15年)にあります。この年、江戸幕府の第3代将軍・徳川家光から、松平直政公に国替えの命が下されました。
直政公はそれまで信濃国松本藩を治めていましたが、新たに任されたのは出雲国松江藩。国替えとは言え、当時の移動は命がけです。
大量の家臣団、荷物、物資、そして文化ごと、国をまたいで大移動するのですから。そんな中で、直政公が一緒に連れてきたのが、信州そばを打つ腕利きの職人たちでした。
信州そばといえば、そば処・長野を代表する存在。その味と技が、出雲の地に伝わったことが、出雲そばの始まりとされています。
つまり、出雲そばは“信州の血を引くそば”でもあるのです。この事実が、2月11日という日付を記念日に選んだ理由。
歴史に基づいた、れっきとした「由緒正しき記念日」なのです。
出雲そばの日(2月11日 記念日)と出雲そばの魅力とは?
出雲そばの魅力は、一言では語り尽くせません。
まず、製法が違います。出雲そばは、そばの実を皮ごと石臼で挽いて粉にします。
この「挽きぐるみ」という手法によって、そば粉の色は黒く、香りは格段に強くなります。一口すすると、芳ばしさが口いっぱいに広がり、鼻から抜ける香りに思わず「うまい…」と唸るはずです。
そして、出雲そばのもう一つの特徴が“食べ方”にあります。特に有名なのが「割子そば」。
丸い漆器を3段重ねにして提供されるスタイルで、それぞれの器にそばと具材が入り、上から順に食べ進めていきます。この時、食べ終わった一段目のつゆを次の段にかけて味わうという“リレー方式”が面白い。
また、「釜揚げそば」も出雲独特の食べ方。茹でたてのそばを、そのまま茹で湯と一緒に丼で出し、濃いつゆでいただきます。
体の芯から温まる冬にぴったりのメニューです。さらに、薬味も個性派揃い。
辛味大根やもみじおろしを使うことで、そばの風味がぐっと引き立ちます。一口ごとに「出雲の四季」を感じられる、そんな食体験がここにはあるのです。
出雲そばの日(2月11日 記念日)を支える人たち
この記念日が誕生したのは、2022年。
島根県出雲市の「出雲そば商組合」と、松江市の「松江そば組合」が手を取り合い、「出雲そばの日記念日登録実行委員会」を結成しました。
目的は明確です。
出雲そばの歴史、魅力、文化を全国へ発信し、多くの人に知ってもらうこと。そして、出雲地方への観光客を増やし、地域の活性化につなげること。
その活動の一環として、毎年2月11日には、各地でそばイベントや試食会が開催されます。地元の小学生がそば打ち体験に挑戦したり、観光客がスタンプラリーで出雲そば店を巡ったり。
まさに「味わいながら学べる記念日」なのです。こうした動きは、地域の食文化を守り、次世代へと継承する大きな力になっています。
出雲そばの日(2月11日 記念日)に関するよくある質問
Q1:出雲そばは普通のそばと何が違うの?
A1:そばの実を皮ごと挽く「挽きぐるみ」で作られるため、色が濃く、香りが強いのが特徴です。さらに、「割子そば」や「釜揚げそば」といった独自の食べ方も魅力です。
Q2:出雲そばの日には何かイベントがあるの?
A2:地元では、そばの振る舞いや体験教室、食べ歩き企画などが開催されます。観光客にも人気で、SNS投稿キャンペーンなども実施されています。
Q3:記念日は全国的に知られているの?
A3:2022年に登録された比較的新しい記念日ですが、日本三大そばの一つとして注目され、そばファンの間で認知が広がっています。
出雲そばの日(2月11日 記念日)に思いを込めて
出雲そばの日は、単なる「そばの日」ではありません。
それは、400年もの歴史と、地元の人々の情熱が詰まった“文化記念日”なのです。そばの香りに包まれながら、歴史を感じる。
そして、出雲という土地に惹かれて、何度でも足を運びたくなる。そんな力が、この記念日には宿っています。
2月11日――少し肌寒いその日には、ぜひ一杯の出雲そばを。きっと、その香りと味が、あなたの記憶に深く刻まれることでしょう。
出雲そばの日(2月11日 記念日)まとめ
出雲そばの日は、400年の歴史を受け継ぐ記念すべき日。
出雲そばという食文化を次世代へ伝え、地域活性化のシンボルとして多くの人に親しまれています。「割子そば」「釜揚げそば」「挽きぐるみ」など、奥深い魅力にあふれた出雲そば。
今年の2月11日は、そんな出雲そばを一杯、味わってみてはいかがでしょうか。
今日は何の日(2月11日は何の日)
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