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カニカマの日(6月を除く毎月22日 記念日)|由来は「二二」のカニのハサミ!誰が決めた?

カニカマの日は6月を除く毎月22日。スギヨが制定した由来や22の二二とカニのハサミの関係、香り箱の歴史を紹介。
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カニカマの日はどんな日?

✅ 22の二二がカニのハサミ
✅ 6月22日は本物のかにに譲る
✅ 制定したのは石川県七尾市のスギヨ

「カニカマの日」は、6月を除く毎月22日に設けられた記念日です。制定したのは、石川県七尾市に本社を置く株式会社スギヨ。かに風味かまぼこ「カニカマ」の魅力や、おいしい食べ方を広く知ってもらう目的があります。

なぜ22日なのかというと、数字の「22」を漢数字で書いた「二二」がヒントです。2つの「二」を並べた姿を、かにの左右のハサミに見立てています。毎月やって来る22日を使った、カニカマらしい遊び心のある由来です。

ところが、1年に12回ある22日のうち、6月22日だけは「カニカマの日」になりません。この日は本物のかにをテーマにした「かにの日」だからです。カニの味や姿を追求してきたスギヨは、本物のかにへの敬意から6月を外しました。つまり「カニカマの日」は、1年間に11回ある記念日です。

身近な食品のカニカマと、漢字の「二二」、さらに本物のかにへの敬意。この3つが重なって生まれた点に、「カニカマの日」ならではの面白さがあります。

カニカマの日の由来は?なぜ毎月22日で6月だけ違う?

カニカマの日の由来は、「22」を漢数字にした「二二」が、かにのハサミを思わせることです。株式会社スギヨが制定し、2017年11月16日には日本記念日協会から認定を受けたと発表しています。

スギヨが記念日を設けた背景には、カニカマを「かにの代用品」だけで終わらせたくないという考えがあります。サラダに入れたり、そのまま食べたりするだけでなく、幅広い料理に使える食材として魅力を伝える狙いがありました。

日付を毎月22日とした理由は、語呂合わせではありません。「22」を漢数字に直すと「二二」になります。この2つの「二」が、左右に開いたかにのハサミのように見えるという発想です。

毎月22日なら年12回になるはずですが、カニカマの日は6月を除きます。理由は、6月22日が「かにの日」だからです。スギヨは本物のかにに敬意を表し、この1日をカニカマの日から外しています。

この「かにの日」は、かに料理専門店を展開する株式会社かに道楽が1990年に制定しました。かに道楽によると、6月22日は占星術で「かに座」が始まる日とされます。さらに五十音順で「か」が6番目、「に」が22番目であることも理由です。

つまり、2つの記念日は偶然22日になったわけではありません。「カニカマの日」は漢字の「二二」から、「かにの日」は「か」と「に」の位置などから生まれました。6月22日だけ本物のかにに席を譲る仕組みには、制定したスギヨらしいユーモアも感じられます。

2017年の制定発表に合わせ、スギヨは「カニカマスマイルフォトコンテスト」と連動した企画も実施しました。「ベスト・オブ・カニカマスマイル賞」を設け、カニカマと笑顔を結び付けたPRを行っています。

記念日の目的は、毎月22日に商品を思い出してもらうことだけではありません。スギヨはカニカマの調理法や可能性を広げる機会として、この記念日を位置づけています。毎月やって来るからこそ、11回にわたって食卓との接点を作れる仕掛けになっています。

カニカマの日に知りたい誕生の背景と進化

カニカマの日を深く知るうえで欠かせないのが、1972年に発売されたスギヨの「かにあし」です。スギヨは、この商品を世界初のカニ風味かまぼこと位置づけています。

カニカマの始まりには「人工クラゲ」の研究があった

スギヨが紹介する開発史では、カニカマ誕生の出発点は意外にもクラゲでした。1960年代後半、中国産クラゲの輸入量が減ったことを背景に、人工クラゲの開発依頼を受けたと説明されています。

研究を進める中で生まれた試作品を魚肉のかまぼこに応用すると、カニの身を思わせる味や口当たりになりました。そこから商品化が進み、1972年にフレーク状の「かにあし」が登場します。

スギヨの沿革には、1972年7月に「かにあし」を開発した記録があります。当時の製品は、現在スーパーでよく見る棒状タイプとは形が違いました。カニ脚肉のようにほぐれるフレーク状のかまぼこです。

1974年には棒状のカニカマが登場

現在なじみ深い棒状カニカマの歴史には、広島県の株式会社大崎水産も深く関係しています。大崎水産は1974年に「フィッシュスチック」を発売し、自社商品を「元祖棒状かに風味かまぼこ」と位置づけています。

このため「カニカマの元祖」を語る際には、形状を分けて見ると理解しやすくなります。スギヨは1972年のフレーク状「かにあし」を世界初と説明しています。一方、大崎水産は1974年の商品を棒状カニカマの元祖としています。

スギヨ自身のカニカマ史でも、1974年に大崎水産から棒状の「カニスティック」が発売された経緯を紹介しています。現在のカニカマは、1970年代から複数のメーカーが技術を発展させた結果として形づくられてきました。

カニカマは魚のすり身から作られる

カニカマは、魚肉を原料にした練り製品です。スギヨの製造工程では、スケトウダラの冷凍すり身を原料として使用し、蒸す工程や細断する工程を経て独特の繊維感を作っています。

赤い部分もカニの殻そのものではありません。スギヨではトマトやパプリカ由来の色素を使い、カニらしい色合いに仕上げています。魚肉を細い繊維に加工する技術が、カニの脚肉に近い見た目とほぐれ方につながります。

ただし、「カニカマにはカニが一切使われていない」と一律に考えるのは正確ではありません。商品によって原材料は異なります。スギヨの「香り箱」には魚肉のほか、かにエキスが使われており、アレルギー表示にも「かに」が含まれます。

日本生まれのカニカマは世界の料理にも広がった

カニカマは日本の食卓だけにとどまりません。スギヨは1976年に「ゴールデンかにあし」のサンプルをアメリカへ輸出し、海外展開への一歩を踏み出しました。

海外では「SURIMI」などの名称でも親しまれています。スギヨが紹介する海外事情では、アメリカのカリフォルニアロール、フランスのサラダやキッシュ、スペインのアヒージョなどに使われています。

日本ではマヨネーズと合わせたサラダが定番ですが、国が変われば料理も変わります。魚肉練り製品だったカニカマが、1970年代から半世紀以上をかけて各地の食文化へ入り込んだ点も興味深い歴史です。

カニカマの日と「香り箱」から見るスギヨの技術

カニカマの日と最も結び付きが深い商品を1つ挙げるなら、スギヨの「香り箱」です。2004年に発売され、ズワイガニの脚肉を思わせる形や食感を追求したカニカマとして開発されました。

「香り箱」はズワイガニの脚肉を追求

「香り箱」は、ズワイガニの脚肉をイメージした商品です。形状だけでなく、味、色合い、ジューシーさまでカニに近づける設計になっています。刺身感覚で食べたり、ちらし寿司や巻き寿司に使ったりする楽しみ方もあります。

食感を生む秘密の1つが繊維の細さです。スギヨによると、「香り箱」では約0.6mmの繊維を作り、それを葉脈状に束ねています。細い繊維が口の中でほぐれることで、ズワイガニらしい感覚を目指しています。

「香り箱」という名称にも北陸とのつながりがあります。北陸では雌のズワイガニを「香箱ガニ」と呼びます。石川県七尾市を拠点とするスギヨにとって、地域の冬の味覚を連想させる名前です。

2006年の農林水産祭で天皇杯を受賞

「香り箱」は、スギヨの評価を大きく高めた商品でもあります。2006年の第45回農林水産祭では、「香り箱」の開発などを通じた技術力や業界への貢献が評価され、スギヨが天皇杯を受賞しました。

ここは「香り箱という商品そのものが天皇杯を取った」とだけ覚えるより、少し丁寧に理解したい部分です。スギヨの公式説明では、「香り箱」をきっかけとした商品開発力や練り製品業界への貢献が評価され、スギヨが受賞したとされています。

2005年には「香り箱」が全国蒲鉾品評会で農林水産大臣賞を受賞した記録もあります。その翌年の2006年に農林水産祭の天皇杯へつながりました。カニカマが日常的な練り製品から、技術を競う食品へ進化した流れが見えてきます。

カニカマは「代用品」から料理の素材へ

スギヨがカニカマの日を制定した理由には、この食品の使い方を広げたいという思いがあります。「香り箱」は鮮魚コーナーで扱われるなど、従来の練り製品とは違う売り方も試みられました。

例えば「大人のカニカマ」を使えば、アボカドと組み合わせたカリフォルニアロールにもできます。スギヨの公式レシピでは、4人前に「大人のカニカマ」6本を使う作り方が紹介されています。

こうした料理を見ると、カニカマは「本物のカニがないときだけ使う食品」という枠から広がっていることが分かります。毎月22日の記念日も、新しい食べ方を考えるきっかけとして設計されています。

カニカマの日に関係の深い株式会社スギヨとカニカマ文化

カニカマの日に最も関係が深い組織は、制定者である株式会社スギヨです。現在の本社事務所と北陸工場は石川県七尾市西三階町にあり、水産練製品や加工品などを製造・販売しています。

スギヨの歴史はカニカマだけではありません。1952年には「ビタミンちくわ」を発売し、1972年には「かにあし」を開発しました。2004年の「香り箱」へ続く商品史を見ると、魚肉練り製品の改良を重ねてきた企業だと分かります。

1972年の「かにあし」から数えると、2022年には50周年を迎えました。スギヨは50周年企画でも、自社を世界で初めてカニカマを生み出した企業と紹介しています。

一方、1974年には広島の大崎水産が棒状の「フィッシュスチック」を発売しました。棒状タイプはサラダや巻き寿司にも使いやすく、その後のカニカマ普及につながる形の1つになりました。

つまり、カニカマ文化を1社だけの歴史として見るより、形や製法の進化で捉えると分かりやすくなります。1972年のフレーク状、1974年のスティック状、1990年代以降のカニ脚肉風、2004年の「香り箱」という流れです。

スギヨでは近年も「カニカマまつり」などを通じ、石川県内外の飲食店や企業と組んだ企画を行っています。ピザやキッシュ、いなり寿司など、カニカマを使う料理も従来のサラダから大きく広がっています。

カニカマの日が毎月22日に設定されている意味も、ここにつながります。11回ある記念日を入口にすれば、「今月は巻き寿司」「次はキッシュ」のように違う料理を試せます。記念日そのものが、カニカマの用途を広げる仕掛けになっているわけです。

カニカマの日に関するよくある質問

カニカマの日はなぜ毎月22日なのですか?

数字の「22」を漢数字にすると「二二」となり、その形がかにの2つのハサミを思わせるためです。株式会社スギヨが、この見立てから毎月22日をカニカマの日としました。

ただし、6月22日だけは対象外です。この日は株式会社かに道楽が制定した「かにの日」に当たります。スギヨは本物のかにへの敬意を込め、6月だけカニカマの日を設けていません。

カニカマの日は誰が制定したのですか?

制定したのは、石川県七尾市に本社を置く株式会社スギヨです。同社は1972年にカニ風味かまぼこ「かにあし」を発売し、自社を世界初のカニカマメーカーと位置づけています。

スギヨは2017年11月16日、「カニカマの日」が日本記念日協会から認定されたことを発表しました。目的は、カニカマの魅力をさらに広く知ってもらうことです。

カニカマの日はいつから始まったのですか?

カニカマの日は2017年に制定されました。スギヨが認定を公表したのは2017年11月16日です。この発表に合わせ、「カニカマスマイルフォトコンテスト」と連動した企画も行われました。

カニカマ自体の歴史は、記念日より45年ほど前までさかのぼります。スギヨは1972年に「かにあし」を発売しました。その後、1974年の棒状タイプや2004年の「香り箱」など、半世紀を超えて形や食感が進化しています。

カニカマの日は「二二」と本物のかにへの敬意から生まれた記念日

カニカマの日は、6月を除く毎月22日の記念日です。「22」を漢数字にした「二二」をかにのハサミに見立て、株式会社スギヨが2017年に制定しました。6月22日を外した理由には、本物のかにへの敬意が込められています。

その背景には、1972年の「かにあし」から始まるスギヨの開発史があります。2004年には「香り箱」が登場し、その開発力などが評価されて2006年の第45回農林水産祭でスギヨは天皇杯を受賞しました。

22日の「二二」がハサミに見え、6月22日だけは本物のかにに譲る。理由を知れば、スーパーで見慣れたカニカマの印象も少し変わります。次の22日には、サラダだけでなく巻き寿司やちらし寿司など、いつもと違う1皿で楽しむのも面白そうです。

カニカマの日は6月を除く毎月22日。スギヨが制定した由来や22の二二とカニのハサミの関係、香り箱の歴史を紹介。

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