「ディック・ブルーナの日(8月23日)」はどんな日?
✅ ディック・ブルーナの誕生日で、彼の絵本やミッフィーの魅力を再認識する日。
✅ 1955年にブルーナがミッフィーを発表し、その後世界中で愛され続けている。
✅ 株式会社ディック・ブルーナ・ジャパンがこの記念日を制定。
世界中で愛されるうさぎのキャラクター「ミッフィー」の生みの親、ディック・ブルーナの誕生日を祝う特別な日、それが「ディック・ブルーナの日」です。
この日が制定された背景には、ブルーナの素晴らしい作品をもっと多くの人に知ってもらおうという思いが込められています。
ディック・ブルーナは1927年8月23日にオランダのユトレヒトで生まれ、絵本作家として、またグラフィックデザイナーとして世界に名を馳せました。
中でも彼の代表作である「ミッフィー」は、60年以上も多くの世代に親しまれてきました。
ディック・ブルーナと「ミッフィー」の誕生
ブルーナの絵本作家としての歩みは、1953年に発表した絵本『de appel(りんごぼうや)』から始まります。
しかし、彼が世界的に有名になったのは、1955年に登場した小さなうさぎのキャラクター「ミッフィー」です。
ミッフィーはオランダ語で「nijntje(ちいさなうさこちゃん)」と呼ばれ、そのシンプルで愛らしいデザインが特徴です。
ブルーナが描く線や鮮やかな色使いは、どこか温かみを感じさせ、シンプルながらも深い魅力を持っています。
見ているだけで、心が和むような存在のミッフィーは、見る人の心を自然に惹きつけます。
8月23日が特別な理由
「ディック・ブルーナの日」は、ブルーナの誕生日である8月23日に制定されました。
この日は、彼の偉大な業績を再認識し、彼が遺した絵本の魅力に触れる貴重な機会となります。
実は、ブルーナが絵本作家として活躍する前から、彼はグラフィックデザイナーとしても名を馳せていました。
父親の出版社でデザイナーとして働き、2000冊以上のペーパーバック(文庫本)の表紙デザインを手がけた経験があり、そのデザインの腕前も非常に高く評価されています。
その後、絵本作家として独自のスタイルを確立したブルーナは、シンプルでありながらも強い印象を与える作品を世に送り出し、世界中の読者に愛され続けています。
ミッフィー・ミュージアム:ブルーナの世界を体験
ブルーナの故郷、オランダ・ユトレヒトには「ミッフィー・ミュージアム」があります。
ここでは、ブルーナがどのように創作活動を行っていたかを知ることができるだけでなく、彼の原画やアトリエも展示されています。
ブルーナがどんな環境で創作をしていたのかを感じることができ、彼の作品に対する愛情をより深く理解することができる場所です。
さらに、ミッフィー・ミュージアムは2016年にオープンし、ブルーナの作品がどれほど多くの人々に影響を与えてきたかを実感できる場所となっています。
ミッフィーの愛らしい姿やブルーナが描いた世界を目の前で体験できるので、オランダを訪れる際にはぜひ足を運んでみてください。
日本における「ミッフィー」
日本でも、ディック・ブルーナの「ミッフィー」は非常に親しまれています。
1964年に福音館書店から『ちいさなうさこちゃん』が出版されて以来、ミッフィーの絵本は5000万部以上が発行され、長年にわたって日本の子どもたちに愛されてきました。
ミッフィーは、単なるキャラクターにとどまらず、初めて触れる絵本として親子で楽しむことができる存在です。
シンプルでありながら、温かみのあるストーリーが込められており、読むたびに新たな発見があります。
絵本に込められたブルーナの温かな思いを感じながら、家族で読んでみてはいかがでしょうか。
ディック・ブルーナの日まとめ
「ディック・ブルーナの日」は、単なる誕生日のお祝いではなく、ディック・ブルーナが生み出した数々の絵本を再評価し、その深い魅力に触れる大切な機会です。
ブルーナの作品は、シンプルなデザインでありながら深いメッセージを込め、多くの人々に愛され続けています。
8月23日という特別な日に、改めてディック・ブルーナの絵本を手に取ってみてください。お子さまと一緒に、あるいは大人になった今だからこそ感じられるミッフィーとの素敵な時間が広がることでしょう。
今後も、「ディック・ブルーナの日」をきっかけに、彼の絵本の魅力がますます広まり、彼の作品が引き続き語り継がれていくことを願っています。
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