今日は何の日(10月5日は何の日)
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10月5日は何の日?10月5日の主な記念日をご紹介!
10月5日は、教育、まちづくり、環境、鉄道、文学まで、幅広いテーマの記念日が重なる日です。
代表的なのが、世界各国の教師に光を当てる「世界教師デー」です。さらに、2026年の10月5日は国連の「世界ハビタット・デー」にも当たり、教育と住環境という社会の基盤を考える国際的な日が重なります。
日本では「レジ袋ゼロデー」「時刻表記念日」「レモンの日」もよく知られています。1894年に刊行された月刊時刻表から、1938年に亡くなった高村智恵子と『レモン哀歌』まで、由来をたどると日本の暮らしや文化の変化も見えてきます。
ほかにも「達磨忌」「世界宇宙週間」「古紙リサイクル週間」などがあり、10月5日は身近な生活から世界規模の課題まで目を向けられる日です。それぞれの由来を知ると、カレンダーに並ぶ記念日の奥にある歴史も身近に感じられます。
世界教師デー
「世界教師デー」は、世界中の教師の役割に目を向け、教育を支える人々について考えるための国際的な記念日です。英語では「World Teachers’ Day」と呼ばれ、毎年10月5日に行われています。
日付の由来は1966年10月5日です。この日、国際労働機関(ILO)と国連教育科学文化機関(UNESCO)による「教師の地位に関する勧告」が採択されました。教師の権利と責任、養成、採用、雇用、教育環境などについて国際的な基準を示したものです。世界教師デーそのものは1994年から実施されています。
UNESCOだけでなく、ILO、UNICEF、Education Internationalも協力して取り組んでいます。先生への感謝を伝えるだけではなく、質の高い教育を続けるために、教師がどのような環境や支援を必要としているのかを考える意味も持っています。
日本には同じ10月5日に「教師の日」もあります。Teach For Japanが2015年に制定したもので、日本の学校現場で子どもたちと向き合う教師へ感謝とエールを届ける取り組みです。世界規模の「世界教師デー」と、日本国内の「教師の日」が重なることで、教育を支える人々に改めて目を向ける機会になっています。
世界ハビタット・デー
「世界ハビタット・デー」は、都市や住まいの現状を見つめ、すべての人が適切な住居を得る権利について考える国連の国際デーです。毎年10月第1月曜日に設定されているため、10月5日に固定された記念日ではありません。2026年は10月5日が第1月曜日に当たります。
国連総会は1985年、決議40/202によって毎年10月第1月曜日を世界ハビタット・デーと定めました。最初の実施は1986年で、ケニアのナイロビが開催地となり、「Shelter is My Right」をテーマに掲げました。都市化が進む中で、住宅、交通、衛生、公共空間など、人が暮らす環境を幅広く考える日として続いています。
2026年の世界ハビタット・デーは「Adequate Housing for All」を掲げ、すべての人に適切な住宅を確保することが焦点です。UN-Habitatは住宅不足や不十分な住環境を世界的な課題として取り上げています。
「ハビタット」は、人や生物の「居住地」「生息環境」を意味する言葉です。住宅そのものだけを見るのではなく、安全なまち、持続可能な都市、災害への備えなどを含めて暮らしを考える点に、この日の大きな特徴があります。
レジ袋ゼロデー
「レジ袋ゼロデー」は、買い物の際にマイバッグを持参し、ごみを減らす意識を広げることを目的とした記念日です。2002年に日本チェーンストア協会が制定したとされ、毎年10月5日に設けられています。
制定当時から呼びかけられていたのが、必要のないレジ袋を受け取らず、自分の買い物袋を利用することです。現在ではエコバッグを持ってスーパーやコンビニへ行く光景は珍しくありません。その背景には、資源やごみの問題を日常の買い物から見直そうという長年の取り組みがあります。
日本では2020年7月1日から、全国でプラスチック製買物袋の有料化が始まりました。対象となるのは、商品を持ち運ぶために使われる持ち手付きのプラスチック製買物袋です。制度には、レジ袋が本当に必要かを考え、使い捨てプラスチックへの向き合い方を見直す狙いがあります。
レジ袋ゼロデーが生まれた2002年から、全国一律の有料化が始まった2020年までは18年あります。1枚の袋を受け取るかどうかという身近な選択から、資源循環や海洋プラスチックごみといった大きな環境課題を考えられる記念日です。
時刻表記念日
「時刻表記念日」は、1894年10月5日に『汽車汽船旅行案内』が発刊されたことにちなむ記念日です。同書は、日本初の本格的な月刊時刻表として知られ、明治時代の鉄道や船による移動を支える情報源となりました。
『汽車汽船旅行案内』を手がけたのは手塚猛昌です。東京の庚寅新誌社から刊行され、全国の汽車や汽船に関する時刻をまとめました。国立国会図書館の書誌情報にも、1894年に東京の庚寅新誌社から出版された資料として記録されています。
当時は鉄道網や汽船の航路が広がり、複数の交通機関を乗り継ぐ機会も増えていました。手塚は、全国の汽車と汽船をまとめた正確な時間表が必要だと感じていたとされています。英国で刊行されていた「ブラッドショウ」と呼ばれる鉄道案内も発想の参考になりました。
スマートフォンで乗換案内を数秒で検索できる時代から見ると、紙の時刻表は手間のかかる道具に映るかもしれません。しかし、列車の時刻や運賃を1冊にまとめた『汽車汽船旅行案内』は、1894年の旅行者にとって画期的な存在でした。10月5日は、日本の移動と情報提供の歴史を振り返る日でもあります。
レモンの日
「レモンの日」は、詩人・彫刻家の高村光太郎と、その妻で芸術家の高村智恵子にまつわる記念日です。1938年10月5日に智恵子が亡くなったことから、この日がレモンの日として知られるようになりました。国立国会図書館にも、智恵子の生没年は1886年5月20日から1938年10月5日と記録されています。
由来を知るうえで欠かせない作品が、高村光太郎の「レモン哀歌」です。病床の智恵子とレモンをめぐる最期の場面を詠んだ詩で、のちに詩集『智恵子抄』にも収められました。智恵子の命日とレモンの印象が強く結び付いたことから、10月5日とレモンの関係が広く語り継がれています。
智恵子は福島県出身の芸術家で、油絵を学び、女性による文芸誌「青鞜」の創刊号表紙も手がけました。療養生活に入ってからは紙絵を制作しており、光太郎の作品の中だけで語られる存在ではありません。自身も創作活動を続けた芸術家です。
故郷の福島県二本松市では、10月5日の命日に合わせて智恵子をしのぶ催しも行われています。文学作品に残された1個のレモンを入口に、高村智恵子の生涯や作品、高村光太郎との歩みに触れられる点が、この記念日の味わい深いところです。
10月5日その他の記念日
折り紙供養の日 | 社内報の日 | デコの日 | シスターストリート記念日 | 教師の日 | みそおでんの日 | トリコの日 | カナダ・メープルの日 | 巖手屋の日 | to suitの髪リフトの日 | ひろの童謡の日 | エルトン・ジョンの日 | 人生105年の日 | 品質カチ取る!テストの日 | みたらしだんごの日 | 長城清心丸の日 | 達磨忌 | 世界宇宙週間 | 古紙リサイクル週間 | 受信環境クリーン月間
10月5日は何の日 まとめ
10月5日は、教育や都市、環境、交通、文学など、異なる分野の歴史が重なる日です。世界教師デーは1966年のILO・UNESCO勧告に由来し、教師の役割と教育環境を考える機会になっています。2026年は世界ハビタット・デーも10月5日に当たり、住まいや持続可能な都市について考える国際的な日でもあります。
日本の暮らしに目を向けると、レジ袋ゼロデーは買い物と環境問題、時刻表記念日は1894年の交通情報、レモンの日は1938年に亡くなった高村智恵子と文学作品につながっています。身近なエコバッグや列車の時刻、1個のレモンにも、それぞれ長い歴史があります。
さらに、達磨忌や世界宇宙週間、古紙リサイクル週間なども重なります。10月5日の記念日をきっかけに、普段使う道具や身近な文化がどこから生まれたのかを調べてみると、いつものカレンダーにも新しい見方が加わります。


