2024年8月14日、日本サッカー協会はU-20女子ワールドカップ（W杯）コロンビア大会に出場する日本代表21選手を発表しました。この発表に際し、サッカーファンの間では早くも大きな話題となっています。
注目のメンバーには、土方麻椰（日テレ東京V）、天野紗（ハンマルビー）、林愛花（サンタクララ大）などが名を連ねています。これらの選手は、前回の大会に引き続き出場する2大会連続出場の経験者です。特に土方麻椰は、これまでの成長ぶりから注目度が高く、今回の大会でも活躍が期待されています。
しかし、今回の発表で驚きをもたらしたのは、藤野あおば（マンチェスターC）や浜野まいか（チェルシー）、谷川萌々子（ローゼンゴート）、古賀塔子（フェイエノールト）といった、パリ五輪でもプレーした若手選手たちがメンバー外となったことです。彼女たちは、なでしこジャパンの未来を担う存在として期待されていましたが、今回の大会ではメンバーに選ばれませんでした。
なぜ、これらの選手が外れたのか。これは、多くのサッカーファンが抱く疑問でしょう。メンバー選考に関して日本サッカー協会や監督の狩野倫久氏から具体的なコメントはありませんが、選手のコンディションや戦術的な判断が影響した可能性があります。また、今回の大会において、将来性を重視した新たな選手の起用や戦術に対する適応力が求められている可能性もあります。
U-20女子W杯は、未来のなでしこジャパンの基盤を築く重要な大会です。2018年のフランス大会では、日本は決勝でスペインを3-1で下し、初優勝を果たしました。現在のなでしこジャパンの主力選手である植木理子や宮沢ひなたなども、この大会を通じて成長を遂げました。
その後、2022年のコスタリカ大会でも日本は決勝に進出しましたが、再びスペインに1-3で敗れ、準優勝に終わりました。スペインは、日本にとって最大のライバルといえる存在であり、今回の大会でもその対戦が注目されています。
今大会で日本は、狩野倫久監督の指揮のもと、1次リーグでニュージーランド、ガーナ、オーストリアと対戦します。日本のグループは、どのチームも一筋縄ではいかない相手であり、厳しい戦いが予想されます。
大会は8月31日に開幕し、決勝トーナメントは16チームで争われます。日本代表がどのような戦いを見せるのか、そしてどの選手がスター選手として飛躍するのか、ファンの期待は高まっています。
ニュースの要点
- 日本サッカー協会がU-20女子W杯コロンビア大会の日本代表21選手を発表。
- 土方麻椰を含む6選手が2大会連続で出場。
- 藤野あおば、浜野まいか、谷川萌々子、古賀塔子といった五輪組4選手がメンバー外。
- 1次リーグでニュージーランド、ガーナ、オーストリアと対戦。
- 決勝は9月22日に開催。