赤ちゃんの日はどんな日?
✅ 十月十日にちなみ10月10日に制定
✅ 赤いくつしたで健やかな成長を願う
✅ 制定したのは株式会社赤ちゃん本舗
10月10日の「赤ちゃんの日」は、赤ちゃんの誕生と成長を喜び、感謝を伝えるための記念日です。制定したのは、ベビー・マタニティ用品を扱う株式会社赤ちゃん本舗。赤ちゃんが元気に育つことを願い、「生まれてきてくれてありがとう」という気持ちを伝える日として位置づけられています。
10月10日になった理由は、昔から妊娠期間を表す言葉として使われてきた「十月十日(とつきとおか)」です。10という数字が2つ並ぶ日付と、この言葉を重ねて「赤ちゃんの日」が生まれました。
制定者である赤ちゃん本舗は、2010年に10月10日を「赤ちゃんの日」として制定しました。日本記念日協会による認定も受けています。つまり、日を決めたのは赤ちゃん本舗で、記念日として認定したのが日本記念日協会という関係です。
赤ちゃんがいる家庭だけに向けた日ではありません。祖父母やきょうだい、友人なども含めて、小さな命や子育てについて考えるきっかけになります。10月10日に赤いものを身につけたり、成長の記録を残したりする楽しみ方も広がっています。
赤ちゃんの日の由来は?なぜ10月10日なの?
赤ちゃんの日の由来は、「十月十日」という昔ながらの表現にあります。赤ちゃん本舗は、この「とつきとおか」にちなみ、10月10日を記念日に選びました。2010年に制定され、日本記念日協会に登録されたことが同社の沿革でも確認できます。
「十月十日」は、10か月と10日という文字から成る言葉です。国語辞典でも、人の妊娠期間を表す言葉として説明されています。古くから日本では、妊娠から出産までの長い時間を表現するときに使われてきました。
ただし、「妊娠すると必ず10か月と10日後に生まれる」という意味ではありません。現代の産科では、妊娠週数を最終月経開始日の第1日から数えます。厚生労働省の資料では、出産予定日は妊娠40週の開始日です。
日数にすると、40週は280日に当たります。一方で出産日は1人ずつ異なり、予定日ぴったりになるとは限りません。厚生労働省では、妊娠満37週から満42週未満を「正期」と区分しています。
そのため「十月十日」は、医学的な予定日を厳密に示す言葉というより、妊娠期間を昔から表してきた言葉として捉えるとわかりやすくなります。10月10日の赤ちゃんの日も、その親しみやすい言葉を記念日の由来として生かしたものです。
記念日の目的も、妊娠期間を数字で説明することだけではありません。赤ちゃん本舗が掲げている中心的な意味は、赤ちゃんの健やかな成長を願うこと。そして、誕生してくれた命へ感謝を伝えることです。
赤ちゃんは自分の誕生をまだ言葉で理解できないかもしれません。それでも10月10日に写真を1枚残したり、家族から言葉をかけたりすれば、その記録は将来まで残ります。「あなたが生まれたことを家族みんなで喜んだ」という記憶を形にできる日でもあります。
赤ちゃんの日にまつわる興味深い背景
赤ちゃんの日には、10月10日という日付以外にも特徴的な取り組みがあります。なかでも知られているのが、赤ちゃんに「赤いくつした」をはかせて成長を願う活動です。
赤いくつしたに込められた願い
赤ちゃん本舗は、赤を「幸せの色・健康を願う色」と位置づけています。そこで10月10日に赤いくつしたをはかせ、感謝の気持ちと健やかな成長への願いを表す取り組みを展開してきました。
同社の90周年記念サイトでは、2017年の歩みの中に「赤ちゃんの日に赤いくつしたを。」という活動が掲載されています。赤ちゃんの日の考え方を伝えるため、赤いくつしたをプレゼントしてはかせるイベントが行われました。
赤ちゃんの足は成長とともにすぐ大きくなります。だからこそ、小さな赤いくつしたは、その時期ならではの姿を残すアイテムにもなります。10月10日に撮影した1枚が、数年後には成長を実感できる家族の記録になるかもしれません。
2019年にはキッズデザイン賞を受賞
赤ちゃんの日を広める活動は、2019年に第13回キッズデザイン賞を受賞しました。受賞作品名は「10/10トツキトオカは赤ちゃんの日、赤ちゃんへの感謝の気持ちをあらわそう」です。
キッズデザイン賞の受賞作品一覧には、応募団体として株式会社赤ちゃん本舗が記載されています。商品そのものだけではなく、赤ちゃんへの感謝を社会へ伝える活動がデザインとして評価された点が特徴です。
記念日はカレンダーの1日ですが、活動が続けば家族の習慣にもつながります。誕生日とは別に、毎年10月10日に成長写真を撮る。赤いものを身につける。そんな家族独自の過ごし方も生まれています。
ハイハイレースなど赤ちゃんが主役の催しも
赤ちゃん本舗では、赤ちゃんの日に合わせて親子向けイベントも展開してきました。過去には「ハイハイレース」や「赤ちゃんすもう」、カレンダー撮影会などが行われています。
2026年にも、ハイハイレースや「親子でてがたすたんぷ」などが企画されています。赤ちゃん自身が競技の勝敗を理解して参加するというより、成長の一瞬を家族で楽しみ、記録に残す性格の強い催しです。
手形も赤ちゃんらしい成長記録の1つです。生後数か月の小さな手を紙に残しておけば、1歳や2歳になったときに大きさを比べられます。10月10日を毎年の成長記録日にするのも、記念日の意味に合った過ごし方です。
「家族だけ」から「社会全体」へ広がる考え方
近年の赤ちゃんの日では、赤ちゃん本舗が「社会全体」で赤ちゃんの誕生に感謝する考え方を打ち出しています。2026年の公式発表でも、子育て世代だけでなく、すべての人が赤ちゃんについて考える機会にする方針が示されています。
赤ちゃんを育てている家庭には、親以外にもさまざまな人が関わります。祖父母、保育に携わる人、医療関係者、地域で親子を見守る人などです。10月10日は、そうしたつながりにも目を向けられる日になっています。
赤ちゃん本人へ「ありがとう」と伝えるだけで終わらず、育児をする人にも目を向ける。赤ちゃんの日が持つ意味は、2010年の制定から活動を重ねる中で、少しずつ社会へ広がってきました。
赤ちゃんの日と関係が深い株式会社赤ちゃん本舗
赤ちゃんの日と最も関係が深い企業は、制定者である株式会社赤ちゃん本舗です。同社は1932年4月1日に大阪で創業しました。2026年5月末時点では、FCを含め国内に130店舗を展開しています。
本社は大阪府大阪市中央区南本町にあります。マタニティ用品やベビー用品、キッズ用品などを扱い、現在は「子育て総合支援企業」を掲げています。商品販売だけでなく、出産や育児に関する情報やサービスにも活動範囲を広げてきました。
その歩みの中で2010年に誕生したのが「赤ちゃんの日」です。同社の沿革には、10月10日を赤ちゃんの日として制定し、2010年に日本記念日協会へ登録したことが記されています。
ここで覚えておきたいのは、「誰が決めたのか」という点です。10月10日の赤ちゃんの日を制定した主体は株式会社赤ちゃん本舗。日本記念日協会は、その記念日を認定する立場になります。
制定後も、赤ちゃんの日は名前だけ残されたわけではありません。赤いくつした、ハイハイレース、手形イベントなど、10月10日の意味を伝える活動が続けられています。
2018年には「赤ちゃんの日」に関するキーワード検索数が76万9千件となり、赤ちゃん本舗は2017年から340%伸びたと発表しました。当時からSNSを通じた広がりも見られ、記念日の認知を高める活動が進められていたことがわかります。
さらに2019年には、赤ちゃんの日に関する取り組みが第13回キッズデザイン賞を受賞しました。2010年の制定後も継続して育てられてきた記念日であることを示す出来事の1つです。
10月10日を迎える家庭で、特別な商品を用意する必要はありません。赤ちゃんへ声をかける。家族写真を1枚撮る。小さな手形や足形を残す。そんな身近な方法でも、赤ちゃんの日の趣旨を十分に形にできます。
赤ちゃんの日に関するよくある質問
Q1.赤ちゃんの日はなぜ10月10日なの?
10月10日になった理由は、妊娠期間を表す昔ながらの言葉「十月十日(とつきとおか)」です。株式会社赤ちゃん本舗が、この言葉にちなみ10月10日を赤ちゃんの日としました。
ただし、妊娠期間が必ず「暦の10か月と10日」になるわけではありません。現代の妊娠週数は最終月経開始日から数え、出産予定日は妊娠40週の開始日となります。40週は280日です。
「十月十日」は、人の妊娠期間を表してきた日本語として辞書にも掲載されています。医学的な日数を断定する表現ではなく、妊娠から出産までの期間を象徴する言葉として記念日の由来になりました。
Q2.赤ちゃんの日は誰が制定したの?いつから始まった?
赤ちゃんの日を制定したのは株式会社赤ちゃん本舗です。10月10日を記念日としたのは2010年で、日本記念日協会にも登録されました。
赤ちゃん本舗は1932年に大阪で創業した企業です。赤ちゃんの日については、赤ちゃんの健やかな成長を願い、誕生への感謝を伝える日として活動を続けています。
制定から15年となった2025年にも「赤ちゃんの日フェア」が行われました。2026年にも関連イベントが企画されており、10月10日の恒例行事として発信が続いています。
Q3.赤ちゃんの日には何をするの?
決められた儀式はありません。赤ちゃん本舗では、赤いくつしたをはかせて成長を願う活動や、ハイハイレース、手形を残す企画などを実施してきました。
家庭なら、10月10日に赤ちゃんの写真を撮るだけでも記念になります。生後3か月なら寝返り前の姿、10か月ならハイハイする姿など、その時期だけの成長を残せます。
家族みんなで赤い服や小物を身につける方法もあります。「生まれてきてくれてありがとう」と声に出して伝え、写真や手形を1つ残す。そんな小さな習慣なら、毎年続けやすい赤ちゃんの日の過ごし方になります。
赤ちゃんの日は10月10日に小さな命へ感謝を伝える日
10月10日の赤ちゃんの日は、「十月十日」という妊娠期間を表す言葉から生まれました。株式会社赤ちゃん本舗が2010年に制定し、日本記念日協会の認定を受けた記念日です。
制定後には、赤いくつしたをはかせる活動やハイハイレースなどが行われてきました。2019年には第13回キッズデザイン賞も受賞し、赤ちゃんへの感謝を社会へ広げる取り組みへ発展しています。
10月10日に必要なのは、豪華なお祝いではありません。写真を1枚撮るだけでも、手形を残すだけでも十分です。家族で小さな成長を振り返り、「生まれてきてくれてありがとう」と伝える日にしてみてはいかがでしょうか。
