MENU

ふとんの日(10月10日 記念日)|由来と意味は?誰が決めたかもわかる睡眠と寝具の日

0月10日のふとんの日は日本寝具寝装品協会が制定。由来となった語呂合わせや健康な睡眠 GFマーク 2月10日との違いを解説
Index

ふとんの日はどんな日?

✅ 10が2つで「ふ2と10ん」の語呂合わせ

✅ 2010年に8158通の応募企画を実施

✅ 日本寝具寝装品協会が制定

10月10日の「ふとんの日」は、毎晩使う寝具と睡眠を見直す記念日です。制定したのは、寝具業界の団体である一般社団法人・日本寝具寝装品協会、通称JBAです。JBAは、この日を一般社団法人・日本記念日協会に登録制定したと案内しています。

日付の理由には、少し変わった語呂合わせがあります。「10」が2つ並ぶため、「2つの10」を「ふ(2)と(10)ん」と読む発想です。目的は商品を売ることだけではなく、ふとんの知識を広め、健康な睡眠について考える機会をつくることにあります。

寝具は、掛けふとん、敷きふとん、羽毛、綿など種類が豊富です。見た目だけでは、中身や表示の違いを判断しにくい商品でもあります。10月10日は、毎日触れているふとんを「眠るための道具」として改めて見直すきっかけになる日です。

ふとんの日の由来|なぜ10月10日なの?

10月10日が「ふとんの日」になった最大の理由は、「10」が2つ並ぶ日付にあります。日本寝具寝装品協会の公式資料では、「10と10で10が2つ」になることから、「ふ(2)と(10)ん」と読む語呂合わせだと説明されています。

少しひねりのある語呂合わせです。「ふ」に当たる数字の2が日付に直接入っているわけではありません。10が「2つ」あることを2と捉え、残った10を「とん」に結び付けています。

制定の目的も、公式資料には明確に記されています。人の健康維持を支える睡眠に注目し、ふとんの正しい知識を普及させること。そして、ふとんを通して健康な睡眠を考えてもらうことです。

では、いつ頃から10月10日の活動が行われているのでしょうか。現在の日本寝具寝装品協会は2014年12月11日に設立されました。任意団体だった全日本寝具寝装品協会を発展させた組織で、2015年4月から品質表示やGFラベルなどの主要事業を引き継いでいます。

一方、「ふとんの日」の活動そのものは、それ以前から確認できます。JBAが公開する活動記録には、2010年に全日本寝具寝装品協会が「10月10日はふとんの日!」のキャッチフレーズを募集した記録があります。

2010年の応募総数は8158通でした。その中から10作品が入賞作品として選ばれ、10万円相当の羽毛ふとんが賞品として用意されています。翌2011年には「10月10日は何の日?」というクイズ企画も行われ、応募は11944通に達しました。

この記録から、少なくとも2010年には10月10日を「ふとんの日」とする普及活動が進められていたことが分かります。現在はJBAがその活動を引き継ぎ、日本記念日協会に登録された記念日として紹介しています。

ふとんの日にまつわる興味深い背景

10月10日は寝具を意識しやすい季節でもある

「ふとんの日」は語呂合わせだけでなく、季節とも相性のよい日です。JBAの案内では、10月8日ごろの二十四節気「寒露」に触れています。寒露は、草木につく露が冷たさを増していく頃を表す節気です。

10月上旬は、夏用の薄い寝具から秋冬向けの掛けふとんへ替える家庭も出てくる時期です。夜間の気温が下がれば、「去年の羽毛ふとんを出そう」と考える場面も増えます。

JBAも、ふとんが必要になる季節に合わせて10月10日の啓発活動を行っています。日付の面白さに加え、寝具を確認する季節的なタイミングも重なっているわけです。

「GFマーク」はふとん選びの判断材料

ふとん売り場には、羽毛、羊毛、綿、合成繊維などの商品が並びます。中身を直接確かめにくいため、表示は購入時の大きな判断材料になります。

そこで日本寝具寝装品協会が発行しているのが「GFマーク」です。GFは「グッドふとん」を意味します。協会が定めた規程に沿った表示が正しく行われているふとんに付けられるマークです。

現在の制度では、GFマークの申請対象はJBAの加盟企業です。使用許諾を受けた事業者がラベルを発注し、JBAから発給を受ける仕組みになっています。使用状況については半年ごとの報告も求められています。

つまりGFマークは、「高級なふとん」という意味の印ではありません。JBAが定める品質表示の仕組みに沿っているかを見るための目安です。10月10日にふとんを確認するなら、側生地に付いた表示も見てみると理解が深まります。

ふとんの先にあるテーマは「睡眠」

「ふとんの日」が扱うテーマは、寝具だけにとどまりません。その先にある健康な睡眠まで含まれています。

厚生労働省の「健康づくりのための睡眠ガイド2023」でも、睡眠は、こども、成人、高齢者の健康増進や維持に欠かせない休養活動と位置付けられています。成人については、個人差を踏まえながら6時間以上を目安に必要な睡眠時間を確保することが示されています。

同ガイドでは、寝室の環境を見直して睡眠休養感を高めることにも触れています。寝具だけを替えれば睡眠の悩みがすべて解決するわけではありません。それでも、温度や明るさと並び、眠る環境を整える視点は欠かせません。

毎晩使う掛けふとんや敷きふとんは、その睡眠環境を構成する道具の1つです。10月10日は「ふとんを買う日」というより、眠る環境そのものを点検する機会として見ると意味が分かりやすくなります。

ふとんの日と関係の深い人物・団体・組織

「ふとんの日」と最も関係が深いのは、一般社団法人・日本寝具寝装品協会です。英語名はJapan Bedding Goods Associationで、略称はJBA。寝具・寝装品業界の健全な発展と国民生活の向上を目的とする業界団体です。

現在のJBAは2014年12月11日に設立されました。母体となったのは、任意団体の全日本寝具寝装品協会です。設立時には法人企業26社と、日本羽毛製品協同組合、日本ふとん製造協同組合の2団体が参加しました。

この「前身となる団体」の存在は、ふとんの日の歴史を理解するうえで欠かせません。2010年のキャッチフレーズ募集の資料には、主催者として「全日本寝具寝装品協会」の名称が残っています。

つまり、10月10日の活動は、現在のJBAが誕生する前から続いていたものです。組織が一般社団法人へ移行した後も、寝具の品質表示や普及啓発とともに受け継がれてきました。

日本記念日協会も、「ふとんの日」と関係する組織です。JBAは公式資料で、10月10日の「ふとんの日」を日本記念日協会に登録制定したと説明しています。

さらに、日本ふとん製造協同組合も10月10日との接点があります。同組合は事業内容の中に「10月10日はふとんの日」に関する事業を掲げ、国産ふとんの需要振興などに取り組んでいます。

JBAの活動には、ふとんの記念日以外にも品質表示や人材育成があります。「睡眠環境・寝具指導士」という資格制度もその1つです。睡眠生理、寝室環境、寝具という3つの要素から睡眠を捉え、正しい知識を持つ人材を育成しています。

2015年の「ふとんの日」には、睡眠環境・寝具指導士による電話相談も実施されました。JBAの記録では、相談対象は羽毛ふとん50%、敷きふとん30%、羊毛ふとん20%となっています。

こうした活動を見ると、10月10日は寝具メーカーだけの業界行事ではないことが分かります。ふとんの選び方や扱い方を消費者へ伝える日として、長く活用されてきました。

ふとんの日に関するよくある質問

Q1.ふとんの日は、なぜ10月10日なの?

10月10日は「10」が2つ並ぶためです。この2つの10を使い、「ふ(2)と(10)ん」と読む語呂合わせから決められました。JBAの公式資料でも、この説明が記載されています。

10月上旬は、二十四節気の「寒露」の時期とも重なります。気温が下がり始め、秋冬用の寝具を意識しやすい季節です。語呂合わせと季節の両面から、ふとんに目を向けやすい日になっています。

Q2.ふとんの日は誰が決めたの?

10月10日の「ふとんの日」を制定したのは、一般社団法人・日本寝具寝装品協会です。JBAは、日本記念日協会に登録制定した記念日として案内しています。

ただし、現在のJBAが設立されたのは2014年です。それ以前の2010年には、前身の全日本寝具寝装品協会が「10月10日はふとんの日」のキャッチフレーズ募集を実施していました。

そのため、歴史をたどる際は「現在のJBA」と「前身の全日本寝具寝装品協会」を分けて理解すると整理しやすくなります。

Q3.2月10日にも「ふとんの日」があるの?

2月10日も「ふ(2)と(10)ん」という直接的な語呂合わせから、「ふとんの日」として紹介されることがあります。記念日資料では、1997年に設けられた日として紹介される例があります。

一方、10月10日の「ふとんの日」は、「10が2つ」で「ふ(2)と(10)ん」と読む別の作り方です。現在の日本寝具寝装品協会が公式に案内し、日本記念日協会への登録制定を明記しているのはこちらの10月10日です。

同じ名前でも、日付の組み立て方や紹介されてきた経緯が異なります。10月10日について調べる場合は、JBAの「健康な睡眠を考える」という目的まで押さえておくと違いが分かりやすくなります。

ふとんの日は「毎晩の眠り」を見直す10月10日

10月10日の「ふとんの日」は、「10が2つ」で「ふ(2)と(10)ん」と読む語呂合わせから生まれた記念日です。現在は一般社団法人・日本寝具寝装品協会が、寝具の知識と健康な睡眠を広める日として案内しています。

その歩みをたどると、2010年の8158通に及ぶキャッチフレーズ応募や、GFマークによる品質表示、睡眠環境・寝具指導士による相談活動などが見えてきます。ふとんは、毎晩使う身近な生活用品でありながら、意外と知らないことの多い道具です。

10月10日を迎えたら、掛けふとんの表示や敷き寝具の状態を一度確認するのもよいでしょう。いつもの寝床を見直す小さなきっかけが、「ふとんの日」という名前に込められた役割です。

0月10日のふとんの日は日本寝具寝装品協会が制定。由来となった語呂合わせや健康な睡眠 GFマーク 2月10日との違いを解説

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
Index