さけるチーズの日はどんな日?
✅ 「さく」の語呂で3月9日
✅ 1980年発売の楽しいチーズ
✅ 雪印メグミルクが制定
「さけるチーズの日」は、3月9日を「さく」と読む語呂合わせから生まれた記念日です。
制定したのは、乳製品や食品を手がける雪印メグミルク株式会社。手でさいて食べる「雪印北海道100 さけるチーズ」のおいしさと、さいて食べる楽しさをより多くの人に知ってもらうため、2024年に一般社団法人日本記念日協会から正式に認定されました。
「チーズを食べる」という行為に、手でさくワクワク感が加わるだけで、食卓やおやつの時間は少し明るくなります。
子どもが夢中で細くさいたり、大人がおつまみとしてゆっくり味わったり。さけるチーズの日は、そんな何気ない時間の中にある小さな楽しさを思い出させてくれる日です。
さけるチーズの日の由来は「さく」と読む3月9日の語呂合わせ
さけるチーズの日が3月9日になった理由は、とても覚えやすい語呂合わせにあります。
3を「さ」、9を「く」と読み、チーズを手で「さく」動作に重ねたことが由来です。
この日を制定した雪印メグミルク株式会社は、1980年に発売された「雪印北海道100 さけるチーズ」を、毎年3月9日に思い出してもらいたいという願いを込めました。おつまみやおやつなど、いろいろな場面で手軽に楽しめる商品だからこそ、記念日にも「食べる楽しさ」が込められています。
「雪印北海道100 さけるチーズ」は、もともと1980年に「ストリングチーズ」という商品名で発売されました。ストリングとは、糸やひもを意味する英語です。細くさいた姿が糸のように見えることから、その特徴を表す名前として使われていました。
発売当初は、地域限定の手作りチーズとして売り出されていました。
ところが、さいたときにサキイカのようにほぐれる見た目や、「シコシコ」「キュッキュ」とした独特の食感が評判を呼び、地域の珍しい商品から全国で知られる存在へと広がっていきました。発売当初の味は「しお味」と「スモーク味」でした。
1995年には商品名が「さけるチーズ」に変更され、特徴がより伝わりやすい名前になりました。さらに、1995年には「レッドペッパー味」が発売され、後の「とうがらし味」につながっていきます。
この流れを見ると、さけるチーズの日は急に作られた販売促進の日ではなく、40年以上愛されてきた商品の歩みを背景に持つ記念日だとわかります。
3月9日という日付には、覚えやすさがあります。
けれど、それ以上に大切なのは「さく」という動きそのものです。袋を開け、指で少しずつさいて、細くなったチーズを口に運ぶ。食べる前のひと手間が、さけるチーズならではの楽しさを生んでいます。
さけるチーズの日を楽しく知るなら製法と食感に注目
さけるチーズの日を味わううえで知っておきたい魅力は、「なぜチーズがさけるのか」という仕組みにあります。
「雪印北海道100 さけるチーズ」は、熟成させないタイプのナチュラルチーズです。温めたチーズを細く伸ばして冷やすことで、チーズの中のたんぱく質が糸のような方向を持ち、手でさいたときに細くほぐれる性質が生まれます。あの「シコシコ」「キュッキュ」とした口あたりも、この作り方と深く関係しています。
さけるチーズは、食べ方にも個性が出ます。
太めに大胆にさいて食べる人もいれば、糸のように細くさいてから少しずつ食べる人もいます。子どものころ、どこまで細くさけるか試した記憶がある人も多いのではないでしょうか。
この「つい遊びたくなる感じ」が、さけるチーズの強さです。
チーズは本来、味や栄養で選ばれる食品です。けれど、さけるチーズはそこに手を動かす楽しさが加わります。食べる前の数十秒に小さな盛り上がりがあり、家族や友人との会話も生まれやすくなります。
公式の商品紹介では、ラインナップは全6種類とされています。プレーンを中心に、スモーク味、とうがらし味、ローストガーリック味、バター醤油味、コンソメ味など、気分や食べる場面に合わせて選べる幅があります。
プレーンは、北海道産生乳の風味を感じやすく、子どもから大人まで食べやすい定番です。
スモーク味は、おつまみらしい香ばしさがあります。
とうがらし味は、ピリッとしたアクセントがあり、甘くないおやつや軽い晩酌のおともに向いています。
ローストガーリック味やバター醤油味、コンソメ味は、料理やスナック感覚でも楽しみやすい味わいです。
また、さけるチーズはそのまま食べるだけでなく、料理にも使いやすい商品です。スープに入れたり、春巻きの具にしたり、カレーうどんやマッシュポテトに合わせたりと、加熱したときのチーズらしい存在感も楽しめます。公式の商品ページでも、ごはんのトッピング、おやつ、おつまみとしてアレンジ料理が紹介されています。
3月9日にさけるチーズを食べるなら、ただ袋を開けるだけでなく、少し細くさいてみるのがおすすめです。
ひと口で食べるより、香りや弾力がゆっくり伝わり、いつものチーズが少し特別に感じられます。
さけるチーズの日と雪印メグミルクの歩みを知る
さけるチーズの日を語るうえで欠かせないのが、制定した雪印メグミルク株式会社です。
雪印メグミルク株式会社は、2009年10月1日に設立された総合乳業メーカーです。公表されている会社概要では、登記上本店は北海道札幌市東区苗穂町6丁目1番1号、本社は東京都港区虎ノ門二丁目2番3号 虎ノ門アルセアタワーに置かれています。資本金は200億円、代表取締役社長は佐藤雅俊氏、従業員数は連結で5751名です。従業員数は2025年3月末現在の数字です。
ユーザーが目にする情報の中には、本社所在地を東京都新宿区四谷本塩町とするものもあります。これは過去の所在地として使われていた情報で、現在公表されている会社概要では港区虎ノ門の所在地が示されています。日付や企業情報は変わることがあるため、記念日を紹介するときは、制定当時の情報と現在の会社概要を分けて見ることが大切です。
「雪印北海道100 さけるチーズ」が生まれた背景には、研究の積み重ねがあります。
発売前、山梨県の小淵沢にあるチーズ研究所で、ナチュラルチーズを作る途中に引っ張るとさける性質になることが知られていました。そこに「チーズがさけると楽しいかもしれない」という発想が加わり、商品化への試行錯誤が始まりました。
この話には、ロングセラー商品の本質が詰まっています。
おいしいだけなら、似た商品は生まれます。
けれど、さけるチーズには「どう食べるか」まで含めた魅力があります。開発した人たちが、チーズの性質を食品の楽しさに変えたことで、子どもも大人も覚えやすい商品になりました。
さけるチーズは、発売から長い時間がたっても、少しずつ変化してきました。
1980年に「ストリングチーズ」として始まり、1995年に「さけるチーズ」へ。2007年には「雪印北海道100 さけるチーズ」という現在につながるブランド名になりました。
商品名の変化には、伝え方の変化もあります。
「ストリングチーズ」は性質を表す名前でした。
「さけるチーズ」は、食べる人の行動がそのまま名前になっています。
この違いは大きいものです。店頭で見た瞬間に「これはさいて食べるチーズなんだ」とわかる。初めての人にも魅力が伝わる。名前そのものが、商品の体験を案内してくれます。
さけるチーズの日は、こうした商品づくりの歩みを思い出すきっかけにもなります。
さけるチーズの日に関するよくある質問
さけるチーズの日はいつですか?
さけるチーズの日は、毎年3月9日です。
日付は、3を「さ」、9を「く」と読む語呂合わせに由来します。チーズを手で「さく」動作と重ねて、3月9日が記念日になりました。雪印メグミルクが制定し、2024年に一般社団法人日本記念日協会から正式に認定されています。
さけるチーズはいつから販売されていますか?
「雪印北海道100 さけるチーズ」は、1980年に「ストリングチーズ」という商品名で発売されました。
発売当初は「しお味」と「スモーク味」があり、地域限定の手作りチーズとして売り出されました。その後、さいて食べる形状や独特の食感が評判となり、全国的に知られる商品へと広がりました。1995年には「さけるチーズ」へ商品名が変更されています。
さけるチーズはなぜ細くさけるのですか?
さけるチーズが細くさけるのは、チーズ中のたんぱく質が糸のような方向を持つように作られているためです。
熟成させないナチュラルチーズを温め、細く伸ばしてから冷やすことで、チーズの組織が糸状になります。そのため、手で引くと細くほぐれるようにさけます。この製法が、独特の弾力ある食感にもつながっています。
さけるチーズの日は食べる楽しさを思い出す3月9日の記念日
さけるチーズの日は、3月9日の「さく」という語呂合わせから生まれた、わかりやすく親しみやすい記念日です。
制定したのは雪印メグミルク株式会社。1980年に「ストリングチーズ」として発売された商品は、1995年に「さけるチーズ」へ名前を変え、長く愛されるロングセラーになりました。
この記念日の魅力は、チーズの味だけにとどまりません。
手でさいて食べる動き、細くほぐれる見た目、弾力のある食感、誰かと分け合う時間。そのすべてが、さけるチーズらしい楽しさです。
3月9日は、冷蔵庫にある一本をいつもより少しゆっくりさいてみるのもよい日です。
細くさいたチーズを口に運ぶだけで、子どものころの小さな遊び心や、家族で笑った食卓の空気がふっと戻ってくるかもしれません。
さけるチーズの日は、身近な食品に込められた工夫と楽しさを感じられる、やさしい記念日です。
