MENU

初大師・初弘法(1月21日 年中行事)はどんな日?弘法大師との関係や全国の行事をわかりやすく解説

1月21日の初大師・初弘法に関する縁日や弘法大師との関係を解説した伝統行事の紹介記事
目次

初大師・初弘法〈1月21日 年中行事〉はどんな日?

✅ 弘法大師の月命日「21日」の中でも、新年最初の縁日を特に尊ぶ特別な日です。
✅ 弘法大師(空海)の命日である3月21日に由来し、厄除けや開運祈願の参拝が多く行われます。
✅ 川崎大師(神奈川県)や東寺(京都府)など、真言宗の名刹で大規模な行事が開催されます。


空気が澄み切った冬の朝、境内に立ち上る焚き火の煙。

数珠を手に静かに祈る人々。その姿は、どこか懐かしく、そして心を洗うような静けさを帯びています。

1月21日に行われる「初大師」または「初弘法」は、そんな日本の冬の風物詩とも言える伝統行事です。真言宗を開いた弘法大師・空海のご縁日にあたる“毎月21日”のうち、新年最初のものがこの日で、特に重んじられています。

初詣が終わって少し落ち着いたころ、もう一度静かに自分と向き合う。そんな新年の再スタートのような意味も込められているのが「初大師」なのです。

この記事では、「初大師・初弘法」とは何か、その意味や由来、全国の寺院でどのように行われているのか、知られざる魅力をたっぷりご紹介します。

参拝のヒントや楽しみ方もあわせて、心に響く1月21日をお届けします。

初大師・初弘法の由来とは?弘法大師との結びつきに迫る

「初大師」「初弘法」は、いずれも弘法大師・空海に由来する行事です。

空海は平安時代の僧侶で、日本に真言密教をもたらし、高野山を開き、多くの社会事業を行ったことで知られています。

彼の命日は3月21日とされており、この日は「御影供(みえいく)」と呼ばれる法要が全国の真言宗寺院で行われます。
その命日になぞらえて、真言宗では“毎月21日”を「ご縁日」とし、特別な祈りの日と定めているのです。

そして、年が明けて最初の21日——つまり1月21日が、「初大師」「初弘法」として最も重んじられる日になります。この日にお参りすることで、その年の無病息災、家内安全、商売繁盛、交通安全など、さまざまなご利益があるとされ、多くの人々が寺院に足を運びます。

日本には、「初詣」「初夢」「初日の出」など、“初”のつく行事が多くあります。そこには、「その年をどう過ごすか」の指針を得ようとする日本人らしい感覚が表れているとも言えるでしょう。

初大師もまた、その一つ。
お大師さまに新年のあいさつをし、今年も見守ってください——
そんな気持ちを胸に、多くの人が祈りをささげます。

初大師・初弘法の豆知識|縁日文化と日本人の信仰心

初大師は、ただ静かに祈るだけの行事ではありません。むしろ境内は、まるでお祭りのようににぎわいます。

初大師の日には、多くの寺院で縁日(えんにち)が立ち並び、だるま市や縁起物の屋台、甘酒のふるまいなどが行われ、老若男女問わず楽しめるイベントが満載です。

このにぎわいの源泉には、「仏と縁を結ぶ日」という日本人独特の信仰心があります。
仏教では、縁日とはその仏様と特に強くつながることができる日とされ、参拝による功徳(くどく)が何倍にもなると信じられてきました。

また、“縁日には願いが叶いやすい”という言い伝えもあり、普段は仏教に馴染みがない人でもこの日だけはお寺に足を運ぶ、という人も少なくありません。

特に初大師の日は、「だるま」や「福箸」「開運絵馬」など、その年にしか授与されない限定の授与品を目当てに訪れる人も多く、
「初大師ダルマ」は毎年コレクションしているというファンもいるほどです。

また、護摩祈祷(ごまきとう)と呼ばれる独特の炎の儀式も、多くの参拝者を魅了します。
護摩木に自分の願いごとを書き、それを僧侶が火にくべて供養するその様子は、まさに“祈りの炎”と言える迫力と荘厳さがあります。

焚き火の匂い、読経の響き、人々の真剣な眼差し——
そのすべてが、現代人の心にも染み入る特別な体験となるのです。

初大師・初弘法と深い関係のある寺院と人物

この行事と最も深く関係しているのは、もちろん弘法大師・空海その人です。

空海は774年に讃岐国(現在の香川県)に生まれ、若くして唐へ留学し、密教を学んで帰国。その後、高野山を開き、真言密教の教義を日本に定着させた偉人として知られています。

没後も「入定(にゅうじょう)」という特殊な形で今なお生き続けていると信じられており、信者にとっては“永遠の導師”とも言える存在です。

空海を祀る全国の大師堂の中でも、特に有名なのが次の3か所です。

川崎大師(かわさきだいし)

正式名称は「金剛山金乗院平間寺(へいけんじ)」。

神奈川県川崎市にある真言宗智山派の大本山で、「厄除け大師」として日本全国にその名を知られています。初詣でも有名で、1月21日には厄除け護摩祈願を受ける人々で境内が埋め尽くされます。

東寺(とうじ)

正式には「教王護国寺(きょうおうごこくじ)」。

京都市南区に位置する、真言宗の総本山です。弘法大師が国家鎮護の寺として任された由緒ある寺院で、五重塔は京都のシンボルとしても有名です。

毎月21日には「弘法市」という縁日が開催され、特に1月21日は多くの人でにぎわいます。

高野山金剛峯寺(こうやさん こんごうぶじ)

和歌山県にある真言宗の総本山で、弘法大師が開いた聖地。その奥の院には空海が今も瞑想を続けているとされ、多くの巡礼者が訪れる場所です。

これらの寺院はどれも、初大師の日に参拝すれば格別のご利益があるとされ、全国から信仰を集めています。

初大師・初弘法に関するよくある質問

Q1. 初大師と初弘法は、どちらが正式な呼び名なのですか?
どちらも正しい呼び名です。
「大師」は弘法大師の敬称、「弘法」はその名を直接表すもので、意味に大きな違いはありません。
地域や寺院によって呼び方が異なるだけで、本質的には同じ行事です。

Q2. 初大師にはどのような服装で行けばよいのでしょうか?
特別な服装の決まりはありません。
防寒対策をしっかりした、歩きやすい服装で大丈夫です。
寺院によっては境内が広く、石畳や階段が多い場所もあるため、靴は歩きやすいものがおすすめです。

Q3. 初大師には何を持っていけばいいですか?
基本的には手ぶらでも大丈夫です。
ただし、護摩祈祷やお守り授与を希望する場合は、財布や小銭を用意しておくとスムーズです。
また、お願いごとを書くための筆記具や、冷え対策としてカイロや飲み物を持参する人も多いです。

Q4. 子どもや高齢者と一緒でも参拝できますか?
もちろん可能です。
初大師の行事は家族連れも多く、バリアフリー対応の寺院も増えています。
混雑する時間帯(午前中や昼前後)を避けると、ゆっくり参拝できます。

Q5. 弘法市は誰でも参加できますか?
はい、誰でも自由に訪れることができます。
骨董市として有名な弘法市(特に京都・東寺)は、観光客や地元の人にも人気で、掘り出し物を見つける楽しみもあります。
食べ歩きやクラフト作品なども豊富なので、ふらりと訪れるだけでも楽しめます。

初大師・初弘法(1月21日)まとめ|心を整える新年のご縁日

初大師・初弘法は、新しい年の始まりに、弘法大師とのご縁を深める大切な一日です。

1月21日は、真言宗の信仰にとって特別な意味を持つ「ご縁日」であり、弘法大師の教えに触れる絶好の機会でもあります。

川崎大師や東寺をはじめとする名刹では、この日を祝う盛大な行事や縁日が開催され、祈りとにぎわいが共存する独特の雰囲気を味わえます。

護摩祈祷、だるま市、福箸、弘法市など、伝統と文化を感じられる楽しみも多く、初詣とはまた違った心の満足を得られることでしょう。

新年のリセットに、もう一度祈りを。
静かで温かい初大師の空気に包まれて、自分と向き合う時間を持ってみてはいかがでしょうか。

「また1年、無事に過ごせますように」
そんな願いを込めて、多くの人が手を合わせる日——
それが、1月21日の初大師・初弘法です。

今日は何の日(1月21日は何の日)

料理番組の日 | 初大師・初弘法 | ライバルが手を結ぶ日 | ユニベアシティの日 | スイートピーの日 | Spartyのパーソナライズ記念日 | 瞳の黄金比率の日(1月21日・12月1日) | マリルージュの日(毎月21日) | myDIYの日(毎月21日) | ゼクシオの日(XXIOの日)(毎月21日) | 漬物の日(毎月21日) | 木挽BLUEの日(毎月21日・3月21日) | 久女忌 | 大寒忌

あわせて読みたい
1月21日は何の日?料理番組の日や初大師など主な記念日を解説 今日は何の日(1月21日は何の日) 料理番組の日 | 初大師・初弘法 | ライバルが手を結ぶ日 | ユニベアシティの日 | スイートピーの日 | Spartyのパーソナライズ記念日 |...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次