囲炉裏の日(1月16日)はどんな日?
✅ 「い(1)い(1)ろ(6)」の語呂合わせで囲炉裏の魅力を再確認する日
✅ 暖房や調理だけでなく、人とのつながりを生む伝統的な炉の存在を見つめ直す機会
✅ 囲炉裏を愛する人々の文化保存活動が制定の背景にある
「囲炉裏の日(1月16日)」を通して見える、日本人の暮らしの原点
寒さが一層深まる1月中旬。
ぬくもりが恋しくなる季節に、心と体を同時に温めてくれる存在――それが「囲炉裏」です。
囲炉裏の日は、そんな日本の伝統的な炉の魅力を再発見し、人と人とのつながりの価値を思い出すために作られた記念日です。日付の由来は、「い(1)い(1)ろ(6)」という語呂合わせ。
ただの言葉遊びに聞こえるかもしれませんが、そこには深い願いが込められています。
「いい炉」がもたらしてくれるのは、単なる暖房ではなく、心のぬくもりや会話の時間、そして一緒に笑い合える家族や仲間との絆です。
現代社会は便利で快適になった反面、どこか孤独を感じやすいとも言われています。だからこそ、囲炉裏のような“火を囲む文化”が今、静かに注目されているのです。
囲炉裏の日の由来とは?なぜ1月16日なのか
囲炉裏の日が制定された1月16日。
この日は、単なる語呂合わせだけで終わらない、囲炉裏という存在への感謝と文化継承の願いが込められた日です。
「い(1)い(1)ろ(6)」=「いい炉」。
この言葉が示すのは、「囲炉裏の良さを思い出してほしい」「火を囲む時間の価値をもう一度見つめてほしい」という想い。
囲炉裏は、昔の日本の家には当たり前のようにあった設備でした。
床を四角く切り抜いた部分に灰を敷き、そこに薪や炭をくべて、じんわりと家中を温めていたのです。
そして、その火の中心には「人」が集まりました。
祖父母の昔話を聞いたり、煮物がグツグツと音を立てたり、冬の空気の中でもどこか安心感がありました。
しかし、時代の流れとともに、囲炉裏のある家は急速に減少していきました。安全性や利便性の観点から、ストーブやエアコンへと移行していったのです。
そんな中、「囲炉裏を未来に残したい」と声を上げたのが、囲炉裏愛好家たちでした。彼らの呼びかけから誕生したのが、この「囲炉裏の日」。
1月16日は、ただの記念日ではありません。火を囲むという、日本人の生活の原風景を未来に伝える“文化遺産の保存宣言”でもあるのです。
囲炉裏の日にちなんで知っておきたい豆知識
囲炉裏には、驚くほど多くの役割があります。単なる「暖を取るための装置」ではなく、暮らしの中心を担っていた存在だったのです。
たとえば、以下のような用途があります。
・【調理】:鍋や鉄瓶を吊るして煮炊きを行う
・【暖房】:遠赤外線効果で体の芯まで温まる
・【乾燥】:洗濯物や木材を乾かすのに利用
・【火種保持】:炭火を絶やさず、次の調理にすぐ使える
・【照明】:暗闇を優しく照らす明かりとして
そして何より、囲炉裏は「家族の団らんの場」でした。その火を囲んで過ごす時間こそが、心の栄養でもあったのです。
豆知識として、囲炉裏を数えるときの単位は「基(き)」です。
たとえば「囲炉裏が一基ある古民家」などと表現されます。
また、囲炉裏の上に吊るされるフックは「自在鉤(じざいかぎ)」と呼ばれ、魚の形をした木彫りなど、意匠を凝らしたものが多く見られます。
これは「火の神に魚を捧げる」「火除けのお守り」といった意味もあり、日本人の自然への畏敬の念が表れているのです。
囲炉裏の日と関係の深い人々や団体
囲炉裏の日は、公式な国家制定の記念日ではありません。
それでも確かに存在し、多くの人に支持されている理由は、囲炉裏に魅了された人々の熱意があるからです。
囲炉裏愛好家、古民家再生団体、伝統文化保護を目指すNPO法人、そして囲炉裏のある宿泊施設を経営する人たち。
こうした方々が、地道に囲炉裏の価値を発信し続けてきたからこそ、今も「囲炉裏の日」は広がりを見せています。
実際に、岐阜県の白川郷や長野県の妻籠宿など、囲炉裏が現役で使われている観光地では、訪れる人たちの間で「囲炉裏体験」が人気を集めています。
また、囲炉裏を取り入れた古民家カフェや囲炉裏ダイニングといった新しい業態も増加中。古さを懐かしむだけではなく、「囲炉裏のある暮らし」が再評価されているのです。
囲炉裏の日を通じて伝わってくるのは、火を囲むだけで人は自然と語り合うようになる、という真実です。それを信じて活動している人々の存在こそが、この記念日を支えています。
囲炉裏の日に関するよくある質問
Q1. 囲炉裏は今でも使えるの?
A1. はい。耐火構造を整えた住宅や旅館、古民家では今も囲炉裏が現役です。
Q2. 囲炉裏はなぜ姿を消したの?
A2. 安全性や住宅事情、利便性の変化により、ストーブやエアコンに置き換わっていきました。
Q3. 囲炉裏はどこで体験できるの?
A3. 白川郷(岐阜)、妻籠宿(長野)、五箇山(富山)などの合掌造りの宿や、囲炉裏カフェなどで体験できます。
囲炉裏の日(1月16日)に伝えたい、本当に大切なこと
囲炉裏は、もはや「使う道具」ではなくなったのかもしれません。けれど、その存在が教えてくれることは、今も色あせていません。
それは、火のある暮らしのぬくもり。家族が自然と集まる空間。静かに炭がはぜる音を聞きながら、会話が生まれる時間。
囲炉裏の日は、そうした“かけがえのない瞬間”を思い出させてくれる記念日です。もし少しでも囲炉裏に触れる機会があったなら、ぜひ体験してみてください。
あなたの心にも、あたたかな火が灯るはずです。
今日は何の日(1月16日は何の日)
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